■スピードの向こう側に。
ライター:Y2-ENGIN
勢いのある会社や人に、特長的なことの一つ。
「スピード」があると思う。
よく言われることで、とくに目新しいことではないけれど、
自分の日常の言動に当てはめてみて、さていかがなものだろうか?
戦略や戦術、手法のどうのこうの言っている間に、結局何も動かず、
自然消滅を待つばかり。
小さな会社には、致命傷になることだってある。
思考することが悪いのではなく、あくまでも「サイバネティックス」で
考え動かなけばいけないのでしょう。
これを小さな会社のトップが、カラダでわかっていて動けるのとそうではないのと、
3ヵ月・半年の範囲で大きな差になるのだいうことを、ミナロを通してみていると
実感としてわかる。
横浜市金沢区の産業団地内で、なにかと話題のミナロ・緑川さんに
本プログをすすめたのが、先週の土曜日の夕方。
企業が「声」を発する、その基に、きちんとした技と想いがあるのなら、
ブログはこれからの声づくりによるつながりづくりに、大いに意味のあると思ったからだ。
ちょうど会社に遊びに来ていた、人なつこい元気な女のお子さんが
話しかけてくれる中で、「じゃぁ、やってみますか」と、相変わらず
わっははニコニコと聞いていた。
で、月曜日には立ち上がっていた。
実はここ一ヶ月の間に、こんなことがもう2つばかりあった。
一つは、ある集まりの場をつくったときのこと。
市単位の規模で集まっている製造業の集まりとは別に、
「地域の業種間を越えた、話し合いの場をも一つ作れたらいいですね」と
メールしたところ、その一時間半後に日付と場所(ミナロのロフト・・・にしておこう)
が関係者に配信され、一週間後には一回目の「塾」が開催された。
人がすぐ動き、知らぬ者同士が結びつく。
スピードのあるものには、在るもの(経験価値・人的情報価値など)を
どう組み合わせて、新しいものにできるか。人の想いが熱いだけに、
具体的な可能性を感じるのだ。
もう一つは、ミナロの商材の可能性について話をしたところ、
「面白いですね」。あくる日から、面白話をかたちにしてみようと
これまた動き出してしまった。
まず、試しに作ってみる・・・って、いくらモノづくりの会社だからって・・・
ムリになにかを好きになっているわけではないのだ。
ただ、本気で楽しんでいるだけだ。
どうやら仕事の神様は、そういう人を好むらしい。
考えたら、会社を起こしてまだ二年だ。
その二年の間にいろいろと注目を集めるようになったが、
いまのところリリースはかけていない。
技と想いをきちんと声にすることだけでも、まだまだ開ける道はある
ことを実証してくれている。
「より手を動かすために、口を動かせ」と言っていたのが印象的。
そんな想いのもとに、どんな人が集まるか、ちょいとこのメルマガを
読んでみるだけでも面白いですよ。
●物作りの逆襲!製造業限定!リストラからの成り上がり
http://www.mag2.com/m/0000116986.htm
会社設立当時、「保険が満期になったから、これを資金に使って」とポンと70万だったかな?
と差し出す人がいたり、「足りない電気工事代150万円は、出世払いでいい」なんて
言ってくれる人、さてあなたの回りにはいるでしょうか?
ちょっと話は反れましたが、「スピード」は、そんな大それたことを
必要としていないのだろう。小さなスピードの積み重ねこそ、その向こうにある
もっと大きくて速い流れに乗るために不可欠なもの。
そういうことなのでしょう。
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