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そりゃ普通じゃない工場

CADCAMを6台を使う試作屋さんへ会社見学へ行ってきた。

厚木にある試作屋さんは総勢3名でマシニング2台とCADCAMがなんと6台(正確には1台のPCに6種類のソフトが入っている)もあった。

6台のCADCAMをすべて使いこなし、どれひとつHDDの肥やしになることなく状況に応じて使い分けている。
社長自らがすべてのソフトを操り、CADベンダーへオペレーションの改善注文を出す。

1つのCADは支給データの修復のために使い、IGESという中間フォーマットの精度を上げる、そのCADから出されるIGESはどのCADへ渡されてもほぼ100%元形状のまま再現出来るという。

別のCADは紙図面からデータを製作するのに使い、他数台のCAMの部分も2次元用3次元用と使い分けている。

なぜこの様なオペレーション方法も違うCADCAMを6台も使い、わざわざ複雑な事をするのかと聞いてみると、「すべてはスピードの為」だという。
「お客さんから要望される納期に間に合わせるために、気がついたらこうなった」と言っていた。

しかしそれぞれのソフトだって安くはない、その点については、「一般的なCADでも時間をかければ大抵の事が出来るが、専門特化したCADだと、1日掛かっていた仕事が1時間で出来る、そう考えると設備投資しない手はない」と。

注文のメールが届いて1時間以内には、加工の要望を書いた図面をお客さんに返すそうだ、その後承認をもらいOKが出れば、その日の晩には加工を始めている。

大抵のモノは1日あれば形になっている。
あるメーカーは量産が始まり、成形が間に合わないときは、ここで作った試作品を組み込んで販売しているという。

社長は「初期製品は買わない方が良いですよ」と言っていたが、量産品より精度は良いし、手作りに近い高級パーツが組み込まれているのだから、それを買った人はラッキーだ、中の部品代だけでその商品の本体価格より高いかもしれない。

3名の会社ではあるが月商1000万円を超える事があると言う。
製造業の平均的な売り上げは一人当たり70万円程だ、それが部品加工だけで月に1000万円稼ぐ事がどんなに大変かは想像を絶する。
この6台のCADCAMがあって始めて出来る芸当だろう。

また近いうちに時間を取って話をしに行きたいと思った。


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■第二、第三の声をもつこと。

仕事や私生活の中で、セカンド&サードオピニオンをもつ。
あることについて、自分の知りたい企業やお店について、多くの人はどんな判断や
評価を下しているのだろう? そういう場合もありますね。
ちょっと古いのですが、こんな情報に出会いました。

「日経メディカル「良い病院ランキング」
 ベスト3経営者に聞く、機能と質の向上の秘訣 」

生活圏において、体験や口コミなどで「この症状にはこの病院」と、
マイ・ランキングしている人もいるのではないでしょうか。
上記のランキング情報自体は、専門誌での特集のようですが、
現在、サイト上でも同様に「第三者評価」情報を見かけるようになりました。

建築・不動産や食分野など、いろいろあるのでしょうが、個々の企業の
情報だけでは、不勉強の怠慢さを差し引いても、言葉一つむずかしく、
なかなか自分だけでは判断を下しにくいこともあります。
そうしたことを咀嚼してくれ、評価情報を手軽に入手できるようになったことは、
インターネットが普及して良かったかな、と思えることの一つでもあります。

併せて、こうした情報の最大の利点だと思うのは、
「判断のための評価軸を多く得る」。そのための情報として活かせる。
ということです。
つまり、そこにある評価情報を鵜呑みにするのではなく、
その評価を下すために、どういう視点や考え方がそこにあるのかを知ること
それを得ることの方が、自分にとっての価値・評価の基準、選択肢の優劣を
決めていく上で大いに参考になります。

「確かに。今まで気づかなかったけど、そういう見方はあるな」
「へぇ、みんなそれをそんなに評価するんだ。でも私には不要なことだ」
「不要だが、なぜ人がそこに惹かれるのか? それは知りたい」とか。

人が評価した物事には、同意できるものと、そうでないものがあります。
自分が利用したいものだから、それぞれの都合・事情もあるはずだし、
「第三者評価」がママの「本人評価」とせず、考えてみる習慣はつけておきたいですね。
「自分は、どんなことに対してプライオリティを付けているのか」
その辺りを再考・整理するのにも、上手く活用できるのでないかと。

情報の窓口・切り口を広くもち、新しいアイデアや価値判断につなげる。
一概には言えませんが、情報は多いに越したことはないと思います。


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モビルスーツ工場

G5.JPG
完成予定 全長1800mmのガンダム上半身

暇を見つけては趣味で作っているガンダムがここまで出来た。
CADデータをマシニングで加工し素材はケミカルウッドだ。

関節はフル稼働、指先1本まで自由にポージングできる、ビームライフルももちろん脱着可能である。

この後、脚部を完成させ社内展示物とするが、残念ながら駆動はしない。


次なる計画では、筐体に3D薄肉アルミ鋳物を使い、関節をサーボと反重力マニピュレーターで駆動させる。

このくらい動く様になれば良いのだが。
(3.6MB)


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災害時に必要となるモノ

火山噴火、台風、地震、このところ立て続けに自然災害が起きています。

自然災害をくい止める事は不可能ですが、備えがあればその後の復旧に役立ちます。

災害発生後、電気ガス水道等のライフラインが停止してから数日間では、食料飲料よりもトイレの数が不足するようです。
また季節によっては、毛布などの体温を維持できるモノも必要です。


せめて電気だけでも使えれば不自由の解消には役立つでしょう。
家庭用ソーラー、風力、熱といった発電装置を出来るだけ多く配備し、普段からバッテリーに貯めておく事により、万が一のとには電力の必要となるところへ持っていけます、その電力はトイレの温風乾燥や、照明、TVラジオの電源に使えます。

街灯タイプの複合発電装置では、ソーラー、風力で発電し土台の中に仕込まれた大型バッテリーに電気を貯めていて、その土台に100Vコンセントを差せるようになっています。

このような街灯が多く採用されれば、災害復旧に大いに役に立つと思います。

この街灯タイプの複合発電装置はいずれまた詳しく紹介します。

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芸術版「モノつくりの逆襲」

ミナロのメルマガ「物作りの逆襲!」と同じ名前の展示会が開催される。

ヨコハマ経済新聞Bolg版より

神奈川県民ホールギャラリーは、10月16日から11月27日まで、現代彫刻の歩みIV「モノつくりの逆襲」展を開催する。同展は、アート(彫刻)、フィギュア(食玩、カプセルトイ)、人形、彫刻「大魔神」の四部門で構成される。彫刻では、故・細川宗英の「地獄」「風神・雷神」をテーマにした作品など18点のほか、籔内佐斗司、太郎千恵藏など日本彫刻界の代表的作家の作品や人形作家である平田郷陽と野口園生の作品が出展される。

以前にも「日本製造業の逆襲」というサブタイトルでNCネットワークさんがイベントを開催したと記事にした。
どちらもミナロのメルマガとはなにも関係ないが、「逆襲」という思考が同じなのだろうか、とても気になる存在だ。

芸術はトランクなかにし の本業、ヨコハマに招いてご一緒してもらおうか。

海洋堂の食玩約1,600個も展示されるというのでみなさんもいかがですか?


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魁☆小出塾その伍

今回の魁☆小出塾は、かねてより樹脂技研社長 畑田さんの念願だった、昭和精工株式会社様へ工場見学を行った。

以前にヨコハマ技術連携コンソーシアムで昭和精工の営業部長 木田さんと一緒になったときに、工場見学をさせて欲しいと申し出たところ快く受け入れてくださり実現した。

参加者は16名。

まずは会議室で会社創立から現在までの社歴と、設備や新技術をスライドを使って説明して頂いた。
今年でちょうど設立50周年を迎えたのだが、時代の流れと共に得意とする精密プレス金型の設計・製作だけでは会社はまわらないと、新技術の開発に積極的に取り組んでおられる。

中でも最近の注目は、アルミのボトル缶を製罐屋との協同で開発した事だ。
ここ数年このタイプの飲料缶が増えている事に気がついている方も多いと思う。


会議室を出て、展示室のサンプル品をみせて頂き、工場内をひと通り案内して頂いた。
塾生には製造業者が多く、行く先々で食い入るように興味津々で見ているため、巻きが入った。
限られた時間では全部を見るのが大変な程の設備と製品の多さだ、そして工場内の整理整頓が徹底されている。

今回の昭和精工会社見学は、技術的なこともさることながら、経営的な事でも、とても良い刺激になったと思う。

機会を作ってくださった木田様にはとても感謝しています。


その後の2次会は場所を変えて焼肉屋へ、木田さんを含め15名の参加者。

2次会へは魁☆小出塾初参加となる、坪倉興業の社長 坪倉さんに来て頂けた。
金沢産業団地のリーダー的存在の方で、今後の製造業のありかたを真剣に考えている。
塾に集まる一回り下の若い連中の行動にとても関心を示して、これからは共にやっていこうと言って頂けました。


最後に、台風の中に集まって頂いたみなさまにも感謝しています。
みなさん無事に帰れましたか?


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世界最高級のゴミ

先日ゴミは金なりと記事を書いたが、早速ある方達と会って話を聞いてみた。

ひとりは車の中古部品を買い付け、海外に売るのが本業のペルー人。
もうひとりはその友人でミャンマー人、中古家電を日本で買い母国へ届けるのを本業としている。

ふたりに「日本のゴミはそれぞれの母国で資源として使えないか?」と聞いてみたところ、ペルーまで40フィートコンテナ1つ運ぶのに4500ドルかかるので無理だろうと言うことだったが、ミャンマーではアスファルト、電気ケーブル、ブレーカーといったインフラ整備に欠かせないモノが必要だという。

ミャンマーへは毎月中古家電を積んだコンテナを送っているので、その一角にこれらの資源ゴミを積んで現地でどのくらいの値が付くのか試してみようと言うことになった。

補足だが現在ミャンマーではTV、カーステレオ、ピアノ、エアコン、ミシン、MD、DVD、PS2がよく売れているらしい。また普通の自転車はダメだがマウンテンバイクなら売れるとも言っていた、道路事情が悪いためだろうか。
家電は多少壊れていても、電源が100Vでも現地で直してしまうそうだ。

日本人が出すゴミは世界最高級、品質も良いし新しい。
しかし、捨てている日本人達はお金を払って捨てている。
このことに非常に違和感を感じると思うのだがみなさんはいかがだろうか?


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パソコン修理

Y2HDD.JPG

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パソコンって相変わらず人に優しくないですよね。

写真のノートパソコンが「動かなくなったから直して!」との依頼がありました。
原因はFDDに異物が入っていた事と、HDDがお釈迦になっていた事です。
わかってしまえば簡単な事なのですが、そこにたどり着くまでの手間暇がバカになりません。


もう一台デスクトップがネットトラブルでミナロへ入院となりました。
パソコンが1台しかないお宅では原因の特定がさらにむずかしくなります、ネットワークカードなのかルーターなのか、もしかしてマザーボードもイカれたか?等と考えると時間ばかり掛かります。

そんなときにもう一台正常に動くパソコンがあれば原因の割り出しがラクになります。
ネットに繋いで問題なければ原因はネットワークカードか本体、ネットに繋がらなければ原因はルーターと、割り出しが非常にスピーディーに進みます。

しかしパワーユーザーでなければ自宅に複数台まともに動くパソコンを持っている事は無いでしょうし、あったとしてもトラブルの原因を探し出すまでは出来ないかもしれません。

パソコンを使って数年経っている決して初心者で無い方でさえ、「昨日まで動いていたのになんで?」という質問をされます、ウン十万も出して買ったパソコンがそう簡単に壊れるはずがないと言う方も居ます。
気持ちはわかりますが、ハードもソフトもいずれ壊れる、早いか遅いか、または運悪くめちゃくちゃ早いかなんです。

いくら大金を貢いでも人には優しくならないのがパソコンです。


産業団地限定、ミナロパソコンサポート(MPS)事業としてはじめてみようかな(笑


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ナノテクとは?

世界の中で日本が誇れる産業にナノテクノロジー(ナノテク)がある。
ヨコハマ技術連携コンソーシアムの部会で、(有)フロンティアマテリアル代表の中村恭之先生が講師をされたナノ材料の話を元に記事にする。

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ナノとは1メートルの10億分の1の単位。
仮に地球の大きさを1メールとすると、1ナノはビー玉程度、それほど小さい世界の話だ。

この小さな世界でなにが起こっているのだろう。

モノを作る場合、小さければ小さいほど良いとされることがある。
ナノテクは一般的に、デバイス、メカトロ、材料、医療の分野で期待されると言われており、
例えばノートパソコンや携帯電話の中身、宇宙へ持っていく機器類は運搬のため、体内で働くカメラや人工臓器もそうだ。

日本のナノテクノ市場は2005年には2兆3500億円程度だが、2010年には27兆3300億円にまで跳ね上ると予想されている。

1ナノの大きさには鉄原子7個分の厚みがあるものの、加工すると言う考えでナノオーダーを扱おうとするととても大変だ、しかし従来よりある表面処理の技術に薄膜処理というものがあり、その薄さはナノオーダーである。

また、鉄原子7個分あると言うことは、0.1ナノの世界では鉄原子のほうが大きい、0.1ナノの世界をコントロール出来たら原子の格子配列を再構築し今までにない鉄を作ることが可能となる。

今後ナノオーダーで材料が作れるようになれば、電気を通さない金属、逆に電気を通すセラミック、燃えない紙や錆びない鉄などが自由に作れるようになる。
古典物理学の常識が通用しない何でもアリの世界になる。

しかしながら人の目には見えない小さな世界のため、扱うのが非常に困難だ。
ひょっとすると見ようとするから大変なのかもしれない、トランクなかにしの言う波動バイブレーションがナノテクを普及させる道なのかもしれないとも思っている。

ジョージ・ガモフはこんな事を言っていた。
「人は、人類が認識できる範囲の上限と下限の中央にいる。」
例えば7800万キロメートル離れた火星に人の手がはいるときが来れば、ミクロな世界では0.78ナノのがコントロールできているだろうと言うことだ。

量子テレポーテーションに成功の記事は以前に書いた、日本のモノづくりが向かう先にはどんなことが待っているのだろうか。


参考
関東学院大学工学部
文部科学省


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週末はちょっと息抜き

単純なゲームでもいかがです?

アンドロイドは電気コタツの夢を見るか?さんのブログで見つけました。
このゲームは1~15の数字を順番にクリックするだけ、とても単純。
しかし単純な方がハマリ度は高いですね、息抜きにはならないかも。
popoint

ちにみにみどりかわの最高タイムは5.814秒でした。(早いのだか遅いのだか?)

せっかくなんでこのタイム以上が出せた人にはミナロステッカーをプレゼントします。
先着3名様まで。
(そんなのいらないって?まぁそういわずに現役CADオペレータマウスさばきにチャレンジ!!)
証拠のプリントスクリーンを忘れずに。

それと以前紹介したスターウォーズな少年、ギラン君がなんと今度はゲームに登場したらしい。
ひろぶろさんに載っていた、すごいなギラン君。

人気ランキング。感謝!


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週間!木村剛

ニュース、新聞はダイエー再建話で持ちきりだ、
そんな中、木村剛氏が報道ステーションに出ていた。

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言いかたは悪いが、ダイエー再建には興味がない、さんざん引っぱといて結局は産業再生機構に支援要請という結末だったが、どっちに転ぼうが日常の仕事に影響は無い。あるかもしれないが、どっちが良かったかは我々には判断できない。

ただ、普段はあまり観ない報道ステーションだが、たまたまチャンネルをあわせていたときに、週間!木村剛でおなじみの木村剛氏が出ていた。

その中でダイエー再建の解説者として、非常にわかりやすく、偏りもせず、とても前向きに事実を述べていた。
概要はこちら、つげちゃんのNEW気ま日記

この解説を聞いて、今まではブログでしか知らなかった木村剛氏に非常に好感を持った。
人前で意見を述べる際のお手本のように感じた。

木村剛氏の言動は要チェックだ。

(個人的には産連協のひげ部長に似てると思うのだが・・・)

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ゴミは金なり

今週の「ガイアの夜明け」はみどりかわにとって衝撃的だった。

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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 ゴミは金なり ~世界が奪い合う日本の廃棄物~

内容は大きく分けて二つ、日本では家電ゴミだったモノがアフガニスタンをはじめ中近東、東アジア、中南米では商品として売られているという事。
それと日本では産業廃棄物だったモノが、資源ゴミとして中国で買われているしかも高騰しているという事だ。

ここ数年でミナロの周辺にも産廃業者が多く進出してきた。
家電ゴミや廃車が海外で再利用されている事実はよく知っていたが、産廃が資源として買われていたのにはショックを受けた。

日本では埋めることしかできない産業廃棄物が、中国人の手によって仕分けされ、クリーニングされ、溶かされて資源となる。
安い人件費だから出来る事ではある、が、同時に材料代も安いという事だ。
この安い材料と安い労働力で出来上がってくる品物に値段で勝てるワケがない。

現状日本の製造業者がゴミを捨てる場合のほとんどが、お金を払って持っていってもらう。
純度の高いアルミや銅、ステンレスはお金を頂けるときもあるが、少しでも混ざってしまったら産廃だ、捨てるのに有料となる。

モノづくりには必ずゴミが出る、それを捨てるのにはお金がかかる事だと、なかばあきらめていた。
だが、中国の買い付け業者は「もっと日本のゴミが欲しい!」と言っているではないか、ものすごく衝撃的な事だ。

もしミナロが所属する日本最大級の工業団地がひとつにまとまり産廃を管理出来たら、お金を払うどころか資源として売る事だって出来るだろうに・・・

ゴミ屋の経験がある中田市長はこの事実を知っているのか?
未だに分別しても意味のない事業所系のゴミ収集方法を棚に上げ、横浜G30プランを進めようとする行政には期待しても無駄なのだろうか。

機会があれば、最近倒産してしまった産廃業者が残していったゴミの山を、中国の買い付け業者に値踏みしてもらいたいと思う。

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NCネットワーク

製造業にたずさわる方であれば、NCネットワーク(挑戦する製造業のために)はご存じだろう。
以前ミナログでも記事にしたことがある

以前の記事を読まれたわけではないようだが、NCネットワークの営業の方からメールが届いた。
(許可をもらったので転載する)

今回、緑川様のブログを、サーチエンジンで発見して御連絡 させていただきました。緑川様はブログを活用した非常に面白 い営業活動を展開されているな、と感心いたしました。
-中略-
 つきましては、お忙しいところまことに恐縮ですが、来週中でお時間のあるときに、訪問させていただき、弊社のツール群を御紹介させていただければとおもいまして、メールをさせていただいたしだいです。

体の良い売り込みだろうと思ったので、「御社の売り込みの為に来社されるのであればお断りいたします。
そうではなく情報交換等、有意義なものであれば是非ご来社下さい。」
と返信してみた、すると。

正直に申し上げますと、弊社の商品のご紹介(営業)でお伺いさせていただければと考えておりました。
ただ、わたくしが思うに、弊社のツール群は御社が今後ネットを積極的にご活用されて営業もしくは発注を行うために、自信を持って貢献できるものでありますので、一度面談の上ご紹介をさせていただければと思いました。
弊社は今後、ブログを製造業の方に広く使っていただくようなツールとして提供して行く予定で、緑川様のように実際に実践されている方のお声もお聞かせいただければと考えた次第です。
そのお話の中で、同時に情報交換等もさせていただければと考えておりますが、いかがでしょうか?

と返信頂いた。
つまりは情報交換もするけど売り込みもしますって事だ、こちらには特に拒否する理由もないし、実はNCネットワークには聞いておきたいことがあったので、来社して頂いた。

来社された営業の方は著者と同年代、個人でブログやGREEをやっておられるそうで、今後ブログを製造業のツールとして使えないかを模索していると言われた。(GREEでは早速リンク申請しました)
今はまだ数が少ない製造業向けブログを書いているミナロへ何かヒントは無いかを探し出す事と、
NCネットワークの有料会員であるエミダスパートナーになって欲しいとの事での訪問だ。

正直、有料会員には興味は無い。(これはその場で伝えてある)
理由は、現状HPを使っての集客に特に不足はない事と、NCネットワークが中国生産に力を入れていることだ。

著者にとっての本題は、この中国生産の実情と今後を聞く事だった。
普通に考えれば国内の製造業にとって中国の生産現場は強敵だ。
NCネットワークが国内の中小零細の製造業の為にサービスを提供するという組織であれば、なぜ先頭を切って中国生産を勧めるのか?
そこを聞きたかった。

大企業がコストを気にして中国生産に移行するなら仕方がない、だが中小零細が中国へ生産を依頼すると言うことは、自虐的では無いだろうか。
今まで協力関係でやって来た製造業者たちをコストパフォーマンスで見る事になる、高ければ当然仕事は出せない。
行き着くところは日本国内に現場不要の考えに繋がらないだろうか。

元々NCネットワークは製造業者の横の繋がりを重点に置いていると思っていた、今でもそうだと思っている。
しかし、NCネットワークから送られてくるパンフレットやチラシには中国の案内が半分近くもはいっている。
赤字部門だとも言っていた、なのにそれだけ力を入れるには、将来の利益に繋がると考えているのだろう。

来社された営業の方の部署は毎日のように各地の製造現場に出入りしている、するとやはり対中国生産を良く思っていない意見も多いと言われた。
国内の製造業が中国生産を敵視するのは当然だ、自分の生活と首がかかっているのだから。

これから先何十年も製造現場の流出が続いたら日本の製造業には何が残るのだろう。

NCネットワークの経営陣が今後、中国をはじめとするアジア各地にまでネットワークを広げた場合、その時国内の製造業にたずさわる人はなにをすべきなのかを聞いてみたい。

追記 2005/5/27
NCネットワークがブログを始めた。
コメント、トラックバックOKだと言うことなので、思いっきり遅だしだがトラックバックをしてみる。
回答はあるだろうか・・・

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スキミング犯罪

スキミングという言葉をご存知だろうか。
すでに十年以上前からその危険性が訴えられてきたが、最近になってニュースの話題にあがる事が多くなった。

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スキミングを簡単に説明すると、キャッシュカードやクレジットカードの磁気データを読みとり複製を作るという事。

最近こんなニュースが流れた。「ATM入り口に偽識別機、1千万円引き出される

主婦がATMを利用する際「防犯のため、この機械にカードを通してください」と書かれた張り紙があり、なにも疑わずにその装置を通したところスキミングされてしまった。
その後知らぬ間に何者かによって1000万円の現金を引き出されてしまったというのだ。

可哀想だがまんまと罠に掛かってしまった。
だが、主婦に落ち度は無い。
「防犯のため、この機械にカードを通してください」と書かれた張り紙を見たら、誰も疑わずにカードを通してしまうだろう。それに暗証番号を教えたわけではない。

ここでひとつ疑問が残るのは、カードの複製が出来たところで暗証番号が判らない限り現金は下ろせないだろうと言う事だ。
だがそれを可能とするセキュリティーホールをついた方法があるのだ。

キャッシュカードのフォーマットが作られたのが約40年前、磁気データとして書き込める量はわずか72文字。
しかも18年前までは、暗証番号がアスキーコード(誰でも読める形式)で書き込まれていた。

この様な古いフォーマットを利用し、セキュリティーホールを埋めないでいる事が犯罪を呼んでいるのではないだろうか。

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暗証番号を不要にするセキュリティーホールとはどんなモノかは、日を改めて書こうと思う。

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ライブドアの株は買いか?

最近のライブドア株の低迷ぶりには目を覆ってしまいたくなる。
この低迷は何が原因なのか、自分なりに考えてみた。

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前回、ライブドア株の値が高騰したときが6月の後半。
このときニュースでは「ライブドア近鉄買収!」の話題で持ちきりだった。
しかし高騰の原因は近鉄買収話ではなくて、その少し前に発表になった株式分割が最大の要因だ。

この時期に買収話を真に受けて買った提灯も多いはず。
だがいつまでたっても決まらないプロ野球参戦にしびれを切らし投げに転じ、その結果株価はだらだらと下降線をたどっている。

以前プロ野球参戦には無理だと書いたが、後出しの楽天に比べたら分がある(あってほしい)。
しかしみどりかわが期待したいモノは、その先の「宇宙ビジネス」だ。
(「不老不死」についてはよくわからないのでゴーログ同様コメントしない)

東大阪のまいど1号をライブドアが後援するなんて事になったらとても面白いと思うし、決してあり得ない事では無い。
モノづくり魂とイケイケIT企業のコラボだ。
ただ青木社長がOKするかどうかは判らないが。(頑固そうだし)


もう一つ、ライブドアの売りであるブログがトラフィック集中のためあちこちで苦情が出ている。
もちろんこのままでほっておく事はないだろう、いずれトラフィックについては解消され、再びブログ開設にやってくる顧客は増える。


●結論。
プロ野球参戦への可否が出た時点で株価のトレンドは変わる。
トラフィックが解消すれば顧客はさらに増える。
宇宙ビジネスへの糸口が見えた時点で高騰する。

これがみどりかわの予測だ。
低迷する株価の中、買い増しをしてみようと思う。(株は自己責任で)

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テレポーテーションに成功

またDr浜田の興味深い記事を頂いた。
今度はテレポーテーションの実験に成功、実用化のメドがついた と言うのだ。


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概要



SF映画でおなじみのテレポーテーション(瞬間移動)に実用化のメドがたってきた。
オーストラリア国立大学の研究チームが2004年5月「量子物理学における奇跡」といわれるレーザー光線を駆使したテレポーテーションに成功したと大々的に発表したのである。

量子レベルでの物質の特性を把握することで。別の場所に同じ特性の物質を三次元で再生するという理論がベースになっている。

今のところ瞬間移動の実験に成功したのは「物質に関する情報」の段階にとどまっているが、人間の瞬間移動について聞かれたオーストラリアのラム博士は「人間の身体は数百兆の原子で構成されている。これを逐一解析し、同じ特性のものを再構築するのは容易ではない。結論として、人の瞬間移動はまだまだ先」と答えている。
この言葉の裏を返せば、将来的には決して不可能ではないということ。

量子テレポーテーションがすごいのは、情報にせよ物質にせよ、出発地点と到着地点の空間を移動することなく、瞬時に到着地点に現れるということにある。電子、イオン、原子などの量子粒子がまったく同じ特性を持っていれば、それは本質的に同じものといえる。

IBMのチャールズ・ベネット研究員は「テレポーテーション装置はファックスのようなものになる。違いは二次元の文章だけではなく三次元の物体も転送できることだ。しかもほぼそっりくという代物ではなく完全に同じコピーができあがるのである。ただ、元の物体はスキャンする過程で壊してしまうことになるだろう」という。


いかがだろう。
今はまだ量子レベルの話だが将来人間サイズの瞬間移動が可能となったら、どれだけ生活が変わるのか想像するだけでも大変だ。

日常のことであれば、通勤通学の混雑、渋滞に巻き込まれなくてすむようになり、宇宙スケールの事であれば、130億光年先の宇宙の果てが見られるかもしれない。

確実にその時は近づいている。

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ガイアの夜明け「職人誕生」

昨晩のガイアの夜明けは「職人誕生」~技術立国を支えろ!18歳の旅立ち~

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地方出身の高卒者をカーメーカー大手の日産自動車が採用し、職人として育成する事を紹介した番組だった。

新人教育期間中に、ヤスリ一本で丸棒からセンターポンチを削り出し、そのためのコスト、品質の重要性を徹底的に教え込まれていた。

日産は2001年度の高卒採用は0だったが、V字回復で基盤がしっかりしたため、来年度は300人もの高卒者を採用するそうだ。

将来のモノづくり職人としての金の卵をこれだけ確保し育てるならば、数年後~十数年後にはモノづくり大国としての地位が回復出来るかもしれない。

ただひとつ気がかりなのは、今30歳代後半からのバブル就職組がまともな教育も受けないまま管理職となり、これから押し寄せる更に若いパワーをコントロール出来るか、厳しさと優しさの使い分けがうまく出来ない世代がしっかりと指導出来るのか、そこが心配だ。


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失敗とは

もし失敗したときどうしますか?

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そんなときは、言い訳をして責任を逃れようとする。
またはシステムや他人の批判をし、こちらには落ち度がない事を説明する。

仕事をしている以上、必ずこういう状況を経験するだろう。

しかしもっともらしい事を言ってはみるが、実は現状の説明をしているだけ、なんの解決にもなっていない事が多い。


逆に失敗された場合はどうだろう。
立派な言い訳をもらう前に、依頼した通りの正しいモノが欲しいだろう。
極端な話、この1点さえクリアーすれば問題が大きくならずに済む事は多い。


失敗を認める事は非常に勇気のいる事だ、決して軽くは捉えず素直に「やり直させてください」と言う事が出来れば、理解してくれる人はいる。

「認めるまでは失敗ではない」とか「成功するまでは失敗じゃない」等の言葉は一人の世界で通用する事であって、相手がいる場合は違う。

どんな時でも、誠意をみてもらう気持ちがあれば、人は期待を寄せてくるし簡単には離れない。

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ホントに年金もらってるの?

先日のPIAフェスタでマラソンソフトボール大会に参加した。

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マラソンとつく理由は、PIAフェスタ初日の午後1時に開始し、終了は翌日の朝、約18時間もの間ソフトボールを延々とやっているからだ。

ひと試合は1時間で区切られ、大まかな対戦スケジュールは組まれているが、基本的に選手の出入りは自由、飛び入り参加もできる。

みどりかわは16:30開始の試合を最初に25:30終了の試合まで参加した。
途中休憩はあったものの(よせばいいの)4試合に出た。
(おかげで次の日はひどい筋肉痛に泣きが入っています)

このソフトボールの場合、勝ち負けはあまり重要ではない、打率だって20打席もまわって来れば覚えていない。
お祭りとして一緒に参加している事が重要なのだ。

しかし中には本気?の人も居る。ハイシニアと呼ばれる70歳以上の方達だ。
ユニホームを着て帽子を被ったら、とても70歳には見えない、
せいぜい50歳代? 下手したら40歳代といってもだまされる。

しかもこの人達は野球がウマイ。
スピードとパワーではさすがに若い者には負けるが、技術と知識ではまったくかなわない。
ソフトボールは趣味の世界ではあるが、職人と言っても良いだろう。

定年を過ぎ、年金生活をしている方がほとんどだが、余暇を十分楽しんでいると思う。
体力的にもまだまだ現役でも通用するほどの身体だ。

(それに比べ半分の歳で筋肉痛に泣いてる情けなさ・・・)

この先30余年経って、このハイシニアナインの様な動きが出来るだろうか?
年金はどうなるかわからないとしても、自分で出来る事はやっておかなくてはならないと強く感じた。

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断れない人たちへ

貸したお金が返ってこない、弁護士に相談しようかどうか迷ってる。
彼はまさか騙されないだろうと、うまいトークにのせられてお金を貸してしまったようです。


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友だちに「友だちが困ってるから貸してあげて」と持ちかけられ、話を聞いてあげたら断れなくなった。
弁護士うんぬんより、この時点でアウトです。

断ることが出来ない人ってよくいます。

断ることで相手を傷つけてしまうのでないか?喧嘩になってしまうのではないか?など考え、つい話を最後まで聞いてしまう、結局断ることが出来ずに自分に被害が及ぶことになる。

電話セールスもそのひとつですね。
最後までつきあっちゃう人は以外と多いと思います。
そんな方におすすめの良い方法が書いてあるサイトがありました。

マジメな☆電話セールス撃退法

相手が切ってくれるセールス電話撃退法

かかってきた電話が、セールス電話とわかったら、まずこう言うのです。
「お話を伺う前に、こちらから先にいくつか伺って宜しいですか?」
そうして、次の7つの質問を1つひとつ聞いていくのです。丁寧にメモを取ることもお忘れなく。

<話を聞く前に相手に聞くこと>
1-正式な会社名
2-会社所在地
3-代表者フルネーム
4-こちらから問い合わせる場合の電話番号
5-担当者フルネーム
6-責任者フルネーム
7-うちの電話番号はどうやって知ったのか?

どうです、ここまでやればまず相手が逃げていくでしょうね。
なかなか断ることが出来ない方は、印刷して電話のそばに貼っておいてはいかがでしょうか。


ミナロにかかってきたセールス電話は全く興味がなければ即切りです。
訪問セールスを含め、ごくまれに面白そうかな?と思ったら「お互い時間の無駄になるが良いか?」と言ってから話を聞いてみます、ですがほとんどクロージングにはあきらめて帰っていきます。

なぜか?
それはこっちから「そんなセールストークで買うと思ったのか?」「俺だったらこうするぞ」と説教するからです。
まぁ、この期に及んでその通りやって来たとしても買いませんがね。
買いたいモノはセールスを聞く前に決まっていますから。


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