« December 2004 | トップページ | February 2005 »

どうなる社会保険

社会保険庁の解体が始まる。

先日のニュースで社保庁解体とあった。

また、社会保険制度に加入すべき新規法人約9万6000のうち約18%が未加入と調査結果がでた。
そのため、加入している企業名を06年度から同省のホームページ上で公表する事で、保険料の事業主負担を逃れるため、義務があるのに加入を逃れている悪質事業所をあぶり出し、加入を促す狙いだという。

ミナロでは去年の6月にそろそろ2期目を終えるので社会保険にも入ろうと思い社会保険事務所出向いたときこんな経験をした。
メルマガ2004/06/29より抜粋

社会保険事務所の職員が聞いてきた。
「保険料は毎月口座引き落としに出来ますが、キチンと払えますか?」
「滞納すると最悪は差押えになりますよ」と言う。

「そこまで言うなら、払わないと言う選択も有りなのですか?」
とこちらから聞いてみた。

「原則は強制加入ですが、払えないものは仕方ありません」と。
ならば「もう少し考えます」とその日は加入せずに帰ってきた。

基本的に、一度加入すると途中で止めることが出来ない。
特に年金は問題が山積みだ、もう少し様子を見てから判断しようと思う。

後日聞いた話だが、強制加入のはずの社会保険に「入らなくても良い」と言ったのは、
現状でも未納者が多く、その回収にえらく手間が掛かるらしい、
そのため、未納になりそうな新規加入者は遠慮してもらっている様なのだ。
加入していなければ回収する責任がうまれない、手間をかけないでくれっ!て事だ。

厚生労働省では悪質事業所をあぶりだすとか言ってるが、現場の社会保険事務所の職員達は、面倒を増やさないでくれっ!と言う。
そして管理元の社会保険庁は数々の不祥事で壊滅状態。 いずれ解体されると言っている。

誰がどうまとめるンでしょ?

もう一度メルマガから

ミナロはちゃんとした会社にしたいから、ちゃんとした制度を選ばせてくれ!!
もうすでに破綻しているのと同じでは無いのか? この仕組みは・・・


国があてにならないとすれば自分たちでヤルしかないのか。

社労士の情熱大陸プロジェクト【しゃろつく】さんへTB

| | コメント (2) | トラックバック (1)

ガッカリしたこと

カラーレーザー LP-7000C を使っているのだが、トラブった。
CMで柴咲コウが「おけちゃう!」と言ってる機種だ。

カラーレーザーで両面印刷、省スペース型が気に入って去年の5月に買ったのだが、今年に入って両面印刷が出来なくなった。
裏面が斜めにずれてしまうのだ。

内部のローラーを掃除してもいっこうに改善されないので、メーカーへ電話してみたところ、「サポート部隊は別なのでそちらへ電話してください」とのこと。

早速そちらへ電話を書けると録音された声で「ナビダイアル 90秒10円かかります」と言ってきた、まぁ細かいことは気にせずオペレーターに替わったところで不具合の症状を伝えると「サービスマンを向かわせますので3万5千円+@のご請求は御社宛でもよろしいですか?」と言ってきた。

ちょっとまて。いきなり請求ってどういう事だ?

これは細かい事ではすまされないぞと話を聞くとこんな感じだった。


●保証期間が半年ついているが、2ヶ月前に切れている。

カラーレーザーの保証期間は通常半年だそうだ。半年って非常に短くないか?
それだけ故障が多いと言うことなのだろうか、この機も8ヶ月目でトラブル発生を考えるとちょうど良い保証期間ですこと。


●故障の原因を問わず出張した時点で請求する。

一方的すぎないか?
保証期間が過ぎればトラブルのすべてがこちらの責任なのか?
せめて「プリンターをこちらへ送ることはできますか?送料は負担して頂きますが、動作確認は無料でやります」とぐらいは言って欲しかった。


●部品の交換があれば別途請求。

血も涙もないのか。
半年で壊れる部品を作らせている下請けはさぞ儲かるだろう。


●保証期間が切れたら年3万円の保守に入ることをオススメする。

定価15万円程の機器に年3万円ですと。
ひと桁多いような気がしますが・・・
もちろんノートラブルでもお金は返ってきません、掛捨保険のようなモノですが、高すぎるだろう。

ちなみにミナロで使っている1000万円の設備の保守料は年10万円です、毎月のレポート付きで。


●両面印刷ユニットが原因だと電話でサポートは出来ない。

「高すぎるから自分で直したい、どの部分を確認するか教えて」と言っても、それは出来ませんて。
電話オペレーターとしての仕事しか出来ないか、メカニックは電話に出ない事にしているのかはわからない。


●こちらからは何も言えません、判断はお任せします。
●特別扱いはできません。

ユーザーの視点に立ってサポートする気は無いのですか?
今までそちら製品を何台も使ってきたのに?
誠意は無いのですね?
御社の言葉ととって良いのですね?

との問いに返ってきた言葉だ。


ガッカリだ~

柴咲コウも好きだし「おけちゃう!」も好きだった。買った当時は「おけちゃう!」が口癖になっていた、子供達にまた言ってる~と冷やかされたもんだ。
はじめて買ったデジカメもこのメーカー、プリンターだって片手では足りないほど買い換えている。

が、1ユーザーの気持ちなんて大手メーカーには伝わらない。

大手に勤める人だって、家に帰れば1ユーザーだ。
社長だろうがパートだろうが皆と同じように気に入って買った商品がちょっとしたトラブルで困ったとき、長くつき合いたいから質問をするだろう、車や家電、食品だって衣料だってそうだ。

自分の買った商品にこんな対応されたら残念だろう、今まで気に入っていた気持ちが一気にさめるどころか、気持ちは離れる。
1ユーザーとは自分の事でもある、その事はどこにいても忘れないでいて欲しい。

会社としての利益はお金だけではないはずだから。


もうここの製品はゴメンって感じ


切込隊長殿の柴咲コウエントリーへTB

| | コメント (9) | トラックバック (0)

ニセ札鑑定いたしましょう

スキミングといいニセ札といい、最近お金に関する犯罪が多発している。

そこで今回紹介するのは「偽札判定ペン・ジャッジマン」だ。

「暗くて、お札の確認がしにくい時間帯・場所」「お客様をお待たせしてはイケナイ、速やかにつり銭のお返しを」等、店舗側の気持ちを逆手に取った悪質な犯罪に対抗するために開発されたインクを使ったペン・ジャッジマン。

お札に一筆書くだけで、インクの色が変わるかどうかで、本物かニセ物かがわかるというすごいペンなのだ。
本物のお札に書いた場合は自然とインクが消えていくからあら大丈夫。

小ぶりなサイズで胸ポケットに入れても邪魔にならない、あやしいお札と思ったらサッとひと書きするだけで判定可能。
このすごいペンが1本¥525(税込み)で買えるサイトがあった!
しょうりゅうのデザイン工房


って妙なアフリエイトだと思いましたか?

いや実は、販売している方が知り合いで、先日の新年会で盛り上がっているときに携帯に「明日テレビ出るからヨロシク!」って言われていたのをすっかり忘れて見過ごしちゃったのです。
そのお詫びも込めてここで紹介させて頂いてます。

でも、このペン・ジャッジマン、数年前はそんなに売れる商品ではありませんでした、当時一本もらって置いてあったのですが、使う機会もなくペン立てにささっていました。
それが今じゃヒット商品になっているのですから、うれしいじゃありませんか。

これを開発したオーナーは”こだわりのモノづくり”をモットーに色々なものを考えています。
その点でミナロと波長が合い、今でもお付き合いをさせてもらっているのです。

どんなところからヒット商品が出るかは想像出来ませんね。

MLFlaserも飛ぶように売れないかな~


ニセ札は経済を破綻させます、国家破綻研究さんへトラックバック。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

それぞれの見積書

見積書へ期待するもの」へコメント、トラックバックを頂いた。

KTDさんの「見積段階を提出したと同時に値引要請にカチン」の気持ちはよく分かる。
じゃあ一体今書いた見積書はなんなのさと言いたくなる。

見積を書くのにだって時間は掛かる。
その対価は仕事になって始めてもらえるのだが、仕事にならない場合も多い。
「ただ働きになってしまった」とは言わないまでも、ある程度図面やCADデータを解読してから出す見積もりには少なからず時間が掛かっている。

また、相見積でよそに仕事が流れてしまった場合でも、見積書を作ってくれた人へのお礼と報告はするべきだろう。
仕事が決まらなかったら報告無しと言う悪しき風潮が染みついているところもある。


フロム・フューチャーさんのブログでは、
稼働率維持のためにどうしても仕事が欲しかった時の見積価格が一人あるきし「前の会社では、この値段でした」と言われてしまう現実を書いておられる。

こうなった場合、稼働率維持のために勝負価格で見積を書いてくる会社がある限り、値段は下がる一方だ。
そういった会社が経営出来ずに無くなり、適正価格を守ってきた会社の見積価格に、いまさら発注者側が戻せるのだろうか。


りょうまさんはこう言っている、

私がもし「この価格が適正です」と言われたら、内容の説明を求める。その説明で納得がいった場合は、価格の交渉は極力しないように心がけている。但しこちらも工法等ものづくりにはそれなりの知識がある為、滅多に一発では納得はしないが・・・。ただ困るのは、協力会社の皆さんから提示された見積の基づいて価格を決定する担当者と、所謂予算を決定する人間は異なっているケースが通常である事。実際市場価格から逆算したターゲットなんて提示されると、協力会社の皆さんよりも社内的な交渉に心血を注ぐケースもある。無意味な話のようだが、協力会社の担当者と決定した話を覆すわけにも行かず、それこそミナロさんの言葉ではないが、男に二言はない為である。
協力会社との関係を築いていく為にも社内的な交渉に心血を注ぐという姿勢はとてもうれしい。
元請けにこの様な考えの人が増える事を期待する。
さらには、
発注側のメーカーにも大きな閉塞感が漂っており、今まさに変革のときです。電気、機械の製品メーカーのHPを参照してみてください。殆ど所謂下請けでなく、対等な立場でのパートナーシップを求めています。これが言葉倒れか、魂を入れて実践するかが、今後の生き残りに大きく左右すると判断しています。発注側から言えば、QCDTのいずれかで何か光るものを持つメーカーとはどんどんその付き合いを広げて行きたい。お互いがモチベーションを落とすことなく、それこそ気分よくやって、良品を納めてもらうほうが・・・私はハヤリも踏まえてwin-win関係なんて言ってますが、そんな関係を一つでも多く構築したいと思っているわけである
国内企業の中で勝ち組、負け組と言う表現が流行っているが、世界の中で日本国としてはどうなんだろうか。
日本の発展を考えるとすれば、大手企業と中小企業が手を組み、それぞれが発展しない限りは国としての発展も無いだろう。
りょうまさんの言う通りWin-Winの関係が良い。

さらには、たとえ相見積で負けたとしても、お互いが思いやる気持ちを忘れてはいけない、一生のうち何人の人と仕事ができると言うのだろう、数少ない出会いの中で敵味方を分けるのは非常に無駄な事だと感じてならない。

人との繋がりはブログから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

スキミング団一網打尽

以前に記事にした最近あちこちで被害が出ているスキミング犯罪だが、とうとう窃盗団が全国で初めて摘発された。

スキミング・ギャング団一網打尽
超名門ゴルフコースの支配人が関係していたこの窃盗団は、ロッカーからキャッシュカードを抜き出しスキミングした後もう一度ロッカーへ戻す事で発覚を遅らせていた。

しかしカードの複製が作れたとしても、暗証番号は分からない。なぜ窃盗団はキャッシュカードを使えたのだろうか?
そのトリックはゴルフ場にある。

ゴルフ場のロッカーは4桁の暗証番号を入力して鍵をする、その暗証番号とキャッシュカードの暗証番号を同じ番号にする利用者が居るからだ。

防犯用監視カメラや、隠しカメラで暗証番号を入力しているところを盗み見れば、ロッカーを開くのは簡単だ、その中にキャッシュカード又はクレジットカードが入っていれば、スキミングをして戻す。

スキミング装置で盗られた情報を元に、偽カードへ上書きをし、ATMへ出向きロッカーで使われた暗証番号を入力しする。
ATMに付けられた監視カメラの映像を見ると、暗証番号は一発で通っているという。

仮に違う暗証番号だった場合、2回まで試してあきらめれば、なんの異常もなく被害者が出ないため、スキミング犯罪のターゲットになっていた事さえも気がつかない。
コピーはされたが使われなかったカード少はなくはないだろう。


問題はこれだけではない。
スキミング窃盗団が今回初めて摘発されたのだが、この窃盗団以外の犯行にも、今まで被害に遭った利用者は身に覚えのないキャッシュカードによる引き落としを銀行と警察に届け出ている。
しかし、銀行と警察の対応が利用者にとって信じられない事になっている。

財布からではなく、ATMの機械から現金を盗まれたワケだから銀行が被害者だ。と警察が言う。

正規なカードと暗証番号で引き落とされたのだから被害届は出せません。と銀行が言う。

だが実際は利用者の口座から現金が消えている。被害者はどう考えても利用者だろうが、犯人が居なく今まではそのような対応がされていた。

そして犯人が捕まり、犯行が明らかになって行く上で、利用者の預けた現金が返ってくるのか、スキミング犯罪に対する法改正はされるのか、スキミングと言う行為が出来ないシステムを作っていくのかを見ていきたい。

あなたのカードは大丈夫?


ある女性銀行員の日記さんへトラックバック。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

啓愛社見学@小出塾

今年初の魁☆小出塾は(株)啓愛社への会社見学、参加人数20名、回を重ねるごとにメンバーが増えている。

昭和9年創業の啓愛社のなかで比較的新しい事業部であるリサイクル工場を見せて頂いた。

自動車を解体する工場なのだが、そのすべてをリサイクルし、ゴミは一切出さない。
中古パーツとして売れる物は取り外し、オイルやガソリンは精製して再利用する。
それらはゴミではなく資源としてすべてお金を貰って売っているそうだ。
「すてる」を「つかう」に変える会社というキャッチフレーズがピッタリだ。

しかし景気による影響もある、現在は中古車市場がタマ数不足のため、廃車がオークションに並ぶそうだ、
そうなると啓愛社の様なリサイクル工場へ入ってくる廃車が少なくるため、廃車の価格が上がっているという。
廃車がなければ資源が取れない、つまり売るモノが無くなってしまうため、廃車を高値で仕入れるという現象が起きているという。

金沢産業団地にも不法投棄された車が何台もある。
車体番号をわざわざ消して、人目のつかない時間にやってきて捨てていく、これは犯罪だ。
しかし啓愛社のようなリサイクル工場へ持っていけば、犯罪者になるどころかお金をもらえる場合がある。

一度不法投棄された車は警察の監視の元、持ち主が現れるかもしれないと何ヶ月か監視する。
監視と言っても警告シールを貼るだけなのだが、この数ヶ月の放置の間に他の廃車やゴミが周囲を埋める。
警察の監視付きでは、リサイクル工場が勝手に持っていくわけに行かない、たとえその場所を綺麗にするのが目的であってもだ。
所謂行政サービスと言うものは、現実を理解していない場合が多い。

行政批判はさておき、
啓愛社でのこぼれ話で、廃車で入ってくる車のカーペットをはがすと、小銭がじゃらじゃらと出てくると言う。
「従業員がお尻だけ出してシートの奥の方を覗いているときは大抵小銭拾いをしている」と、笑って教えてくれた。

また、加工屋からでる鉄、アルミ、ステンの混在キリコも買ってくれるそうだ。
今後はゴミと環境を考えて、リサイクル工場とのつき合いを積極的に行っていきたい。

続きの前に・・・

▼会社見学の後は新年会へとくり出した。

塾生の一人に、これから独立するかしないかを悩んでいる家内制の加工屋さんが居る。
その方がよそで「独立しようかな」と相談すると「やめた方が良い」と言われることばかりなのに、この塾では「独立しろ!」と言う人ばかりなのはナゼだ。と言っていた。

他の塾生からは「今年中に独立しないと、塾から除名するぞ!」というきびしい発言も出ていた。
飲んだ席の事ですからね。
ただ、塾長は普段から「親は早く殺せ」と言ってますから、本気で考えた方が言いかも。

みなさんお疲れさまでした。

励みになります、クリックお願いします

隊長のブログへトラックバック!!


| | コメント (2) | トラックバック (1)

看板屋が書くブログ

右欄の「がんばる製造業」リンクへ看板屋さんのブログを追加した。横濱サイン&ディスプレイ

会社名を知ったのはもう17年も前なのだが、一昨年前までほとんど会社の事情などは知らなかった。
一昨年前にふとした事でその会社の二代目社長がミナロへやってくる事になったのが始まりで、今も繋がっている。

当時のミナロへ来るキッカケとなったメールには等身写真が添付されており「僕を知ってますか?」と書いてあった。
だが肝心の写真は、鏡に映った自分を撮った様で、カメラで顔が見えない・・・

面白い人だなと思い、早速「ミナロへ来てください」と返信した。

丁度その日は塾長が来ていた、好奇心旺盛な塾長とみどりかわは、一体どんな人なのかな?と期待をして待っていた。
そこへ現れた東野こうじ似の看板屋二代目社長は一見おとなしそうで紳士的な人。
まんまと塾長のマシンガントークの餌食となりました。

一年経った今でも塾長の会話の50%は理解出来ないそうです。

会社を親父さんから継いで一年半、客層の変化のなか、歴史のある会社をどう盛り立てていくかを真剣に考えています。
看板屋さんの書くブログ、みなさん注目ですよ。

ここにも注目!

| | コメント (1) | トラックバック (0)

金と証

すでに先週の話題だが、みかん太郎さん友重さんのブログで「青色LED訴訟和解について」を書いておられるので、ここでも少し書いてみる。

200億円から6億円(遅延金を含め約8億4400万円)になった事について、それぞれの立場で捉え方が変わってくるのは仕方がない。

相次ぐ特許訴訟は、今後も続くのだろうか。
いっそのこと、開発もトムクルーズのように歩合制に出来ないものか。

映画界の事はさておき、不景気が長引くと、固定費を抑えるために、年俸プラス出来高払いや、売り上げ次第の歩合制と言った制度で契約する事が必要になってくる。

古い体質の組織の場合、年功序列、終身雇用の考えが染みついているだけに、平時はうまく行く仕組みでも非常時には労働者側と経営者側は真っ向から対立する。
この場合の非常時とは、プラスでは予想外の利益や発明、マイナスではリストラの事だ。

これから生まれてくる会社には、常に非常時というタイプの会社が増えるのではないだろうか。
資金がないため、一発当たるまでは低空を飛ぶしかないが、希望とアイデアにあふれていたり。
そういった場合新しい契約のしかたが必要になるだろう。

ただそこで、人にとって必要なのは金なのか証(あかし)なのか

40年間仕事をして平均年収500万円だとすると生涯賃金は2億円、いってみれば2億円あれば人並みの生活は出来る。
今回の特許権譲渡の対価は8億以上、4人分の生涯賃金だ。
と同時に、発明者は全世界から注目され、今後地球に人がいる限り、青色LEDの発明者として名を残す事になる。
つまりは、この時代に生きた証が残るのだ。

みどりかわだったらお腹一杯、言う事無しだ。


映画A.I.でこんなシーンがある。
セクサロイドのジゴロ・ジョーが人間の策略にはまり警察ヘリに捕まる時(=破壊されるという事だ)、「俺は存在した」と言うセリフがある。物語ではロボットが言うセリフなのだが「この時俺は生きていたんだ」という証を訴える心打たれる一言だった。


中村教授も不満あるようだが最後に良い事を言っている。
「和解内容には納得していないが、代理人の意見を受け入れた。発明対価問題については、後続の技術者一人ひとりにバトンを渡し、私は本来の研究開発の世界に戻ります」

・・・・私は本来の研究開発の世界に戻ります」実に格好良い、生きているうちに一度は使ってみたいセリフだ。


「・・・私は昼飯喰ったら戻ります」

| | コメント (2) | トラックバック (1)

経産省でも役人らしからず

経済産業省の方が来社された。
思っていたほど役所的な人ではなかった。

ミナロに来社された理由は、経済産業省が計画している産業クラスター(産業集積)を進める上で、地域のキーマンとなりえる人をピックアップする事がその理由。

特に関東経済産業局では、京浜工業地帯の潜在的な技術力に目を向け、世界的にも通じる技術開発をここから作り出したいと考えているそうだ。

今回は横浜市経済局からの紹介を受け、膝を交える事になったのたが、ひと通りミナロのおいたちと会社説明をした後に、じゃあ具体的に何をしてくれるのですか?と聞いてみた。
回答は「見込みのある企業や人物には、人、金、情報の面倒をみるから役所も仲間に入れて」と言う感じだった。

この事は決して悪いことではない、むしろ歓迎だ。
役所は手柄を、企業は技術を得られる。
逆にミナロが、みどりかわがその対象として役に立つかどうかは疑問だが。

興味深いのは、話より人物だった。
女性の課長さんなのだが、初対面だろうが相手が誰だろうが、言いたいこと聞きたいことはズバズバ言うタイプ。
横浜市経済局のY氏みたいに。(今回もY氏に紹介して頂き実現した事、過去の記事やメルマガでも活躍ぶりを書かせて頂いています)
どうやらこの二人は馬が合うらしい、初対面のはずなのに十年来の仲のように話している。

でも、こういう人のほうが話をしやすい。
役所的、事務的な対応されると虫唾が走る。
なので当然みどりかわのトークにも力がこもる(笑

時間的には2時間弱の話し合いだったのだが、あっという間に感じた。
それだけ面白かったと言うことだ。

そしてこの先、ミナロがやりたいこと、今町工場が感じていること伝えて、経済産業省ではどの様なサポートを提供してくれるのかを宿題として持って帰ってもらった。
近いうちに回答を頂けるだろう、そのときにまた記事にしたいと思う。

このブログも読んでいただけると言うことなので、コメントを頂けるのを楽しみにしている。


切込隊長殿へトラックバック

ミナログが経済産業省公認ブログ??

| | コメント (0) | トラックバック (0)

見積書に期待するもの

見積もりの依頼主に「予算はどのくらいですか?」と聞くと、決まっていないので見積が欲しいと言われる。
しかし見積書を提出した時点で「高いな、予算越えちゃうよ」と言われる事は無いだろうか?

どういうワケだか、発注担当者は予算を言いたがらない。
予算が決まっているのは分かっていても、「とりあえず見積出して」と言ってくる場合がある。

何に期待しているのだろうか。
予算より安く出てきた場合には余分を何に使おうか考えているとは思わないが、ほとんどの場合予算を超えた見積が出てくる事になる。

売り手と買い手の相反する相場感のなかで、買い手が希望する金額より安く売りたがる人は間違っても居ない。
(すこし前に間違って0の数を減らして見積もりした業者が入札禁止になったという話がありましたが・・・)
昔々、見積自体にもお金を払っていた時代ならいざ知らず、今の経済はそう言う状況なのは言うまでもなく分かっているだろうに、それでも何かを期待して見積を出してと言ってくる。

発注者側がまったく知らない、経験無い世界に注文をするなら仕方のない話だが、毎度毎度同じようなモノの見積を出し「高いね~、安くしてよ」と言われるのにはうんざりする。


見積というのはあくまでもこちらの希望であって、ネゴ出来ないモノでもない。
しかしだ、下請に向かって「安くしろ~」と言うのと同じに、元請けに向かっても「この値段が適正です」と言って欲しい。
と言うより、金の流れで言えば上流に向かって提出するのが見積書、せっかく作った見積書をさらなる逆流で洗い流すような振る舞いはして欲しくないし、本来の見積書の使い方では無い。

ミナロでも見積を取る事があるが、ほとんどの場合予算を先に伝え、出来るか出来ないかの判断をして貰う。
満面の笑みで「出来ます」と言われても、もっとマケてなんて事は言わない。
「出来ない」と言われたら、幾らなら出来るかを聞き、上流と交渉しその金額をもらえるまでは仕事にしない。
昔風に言えば「男に二言はない」という事だろうか。

製造業のほとんどが下請なのはどうする事も出来ない現実。
その中で少しでもイヤな思いをする事、させる事は減らしたい、気分が良い方が出来上がる製品も良品ですから。


製造業のブログは少ないですね。

| | コメント (3) | トラックバック (2)

おすすめ製造業ブログ

フラぶろさんのブログに注目している。

製造業がインターネットに期待して、HPを作り、試行錯誤し、結果が出てきた。
このプロセスをブログで書かれています。

なぜHPを作ったのか、どういうところに苦労したのか、始めてHPで注文が来たときの対応は、等々・・・
これからも精力的に書かれていくとの事なので、とても楽しみにしています。


そうだ、ミナロ版も書こうっと。


一日一回お願いします。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

やっぱりゲーマー

製造業の間で流行っているゲームは、ドラクエ8ではなくグランツーリスモ4らしい。

ものづくりの本音ブログさん赤い彗星さんもやっている。
みなさんかなりマニアックな部分まで追求している様子。

元々製造業に関わる人は乗り物大好きという人が多いです、みどりかわも以前は車の改造のために給料を稼いでいたときもあります。

子供と行くおもちゃ売り場でグランツーリスモ4のデモが流れているとつい立ち止まって見てしまいます、映像のクオリティーの高さには驚きです。

普通の状態だったら速攻買ってしまいそうです。 ん?

そうなんです普通じゃないんです、最近は。
実はスターウォーズとガンダムが大好きなみどりかわが今はまっているモノは、スターウォーズ・バトルフロントというゲーム。

このゲームが一般的なゲームと違うところは、ユーザーが必ず主人公になるのではなく、一人の兵士、まったくの一兵卒になり最前線に立つというところだ。

撃たれたくなければ、最後尾でこっそりさぼる事もできる、もちろんそれではプレイする意味がないので、先陣を切って飛び込むと、敵軍勢の銃口が一斉にこららを向き火を噴く。

しかも、物語に出てくる乗り物のほとんどに乗る事が出来る。
AT-ATやスピーダー・バイク、Xウイング、タイファイター等々すべてが操縦可能なのだ。

森林衛星エンドアをスピーダー・バイクで疾走すると、脇ではAT-STが丸太に挟まれて爆破している。
惑星ホスの雪原ではAT-ATの脚にワイヤーを引っかけてぐるぐる旋回しているスノースピーダーが出てくる、さまに映画のワンシーンの中で戦っている様だ。

さらにこのゲームのインターネット対戦が可能だと言うところに見事にハマってしまった。
最大50人での壮絶なバトル、目の前のキャラクターがどこぞの国からやってきているのかさえ知らないが、こちらと同じく画面を睨みつけプレイしているのは間違いない。

その中でトップアタッカーの勲章を貰おうモノなら、もう止められない。

おかげで年末年始の休暇中にブログの更新が出来なかった(笑


まだしばらくマイブームは続きそうなんです、
地雷で吹っ飛ぶトルパー共が脳裏に焼き付いて離れんとです。


今度はどこまであがるかな~

| | コメント (3) | トラックバック (1)

製造業はITを見直す必要有り

昨日より仕事再開、すっかり正月気分も抜けてこれからの事業展開を話し合った。

年始早々、ありがたいことにケミカルウッドの注文が好調だ。
早い時期にこの分野を充実させ、人を雇える程の規模にしたいと思う。

また、様々なところから(といっても皆製造業だが)ホームページやチラシ、パンフレットと言った広報媒体の制作依頼が来ている。
上記のケミカルウッド販売もそうだが、ホームページが無ければ成り立たない仕事が多くなってきている。
ことについては、「友重のインターネット力がビジネスを変える」さんが言われている、

来年(今年)はもっとインターネットが中小企業に受け入れられていきます。
中小企業の方に早めに参入するしかないのです。
ITを使ったビジネスが当たり前になってしまう前にです。
まだ躊躇している企業があります。
そこがチャンスなのです。

たとえば。インターネットを利用したサービスを始める、もしくはホームページでも顧客からの注文が受けられるようにしておくことが必要です。
他社が始めることも時間の問題です。それがどんな業界であってもです。

に全く同意見だ。

ミナロには物づくりの声づくり応援し隊【隊長 】というすばらしいワードクリエイターが居る御陰で、このブログやケミカルウッド壱番店といったITツールが機能している。

新しい年が始まり、それぞれが決意をし実行する、売り上げアップとか顧客増などと、毎年同じ目標を掲げて数ヶ月後には忘れている事を繰り返すよりは、ITをもう一度見直してみる事だ。
ITで売る方法、ITで集客する方法を考えたほうが年末の結果は明らかに良くなると思っている。

すぐに売り上げに繋がらない事はやりたがらないのが中小零細製造業の悪い癖。
知らない、面倒だ、担当が居ないとか言っている間にも、売り上げにできるチャンスが素通りしている。
その分、損をしているという事に気がつかない。

もったいないと思いませんか?中小零細製造業の皆さん!


正月休みとは言え良くもまぁここまで落ちました(笑

| | コメント (5) | トラックバック (1)