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名将と呼ばれた人達

童門冬二氏の講演を聴いた。「変革期のトップリーダー像」という演題だった。

時代は変われど人の生き方は変わらない。童門氏の描く歴史上の人物の生き様は、現代の経営者の忘れがちな部分を思い出させてくれる。 小説家の追求する真実とは、そのまま読者が追求とようとするおのれの真実に成りうるのかもしれない。 歴史に材を求めながら”組織と人間”をテーマに童門冬二先生に大いに語っていただきます。

その講演の中で、トップリーダーに必要なモノは


  1. 先見

  2. 情報

  3. 判断

  4. 決断

  5. 実行


の6つだと言われていた。
それぞれの後に「力」という文字を加えてこんな事も言われていた。

「戦国時代の武将、武田信玄と上杉謙信、確かに名将ではあるが、二人とも同じ欠陥があった。それは6つ目の体力。
武田信玄は肺病で53歳に、上杉謙信は大酒が原因で49歳で命を落としている。
言ってみれば川中島の合戦は肺病とアル中のケンカだった」と。

落語好きの童門氏の話にはユーモアがある。
現在の経営者に置き換えて考えると確かに6つ目の体力には気を配る時間が割けないのが現実だ。
日々、判断、決断、実行を繰り返すのが精一杯といったところが多いだろう。

武田信玄と上杉謙信、共に部下達からの信頼は厚かった。
大将のためならば命をかけて戦う、足軽(従業員)と家臣(管理職)。
この信頼がどこから生まれてくるのか、それは人の風度(魅力という意味合い)と、分権と責任を徹底させていたことだと。
社長が決断し従業員に直に指示をしていては管理職が育たない、現場では社長の分身として権限を分け与え、判断、決断をする管理職に責任を持って実行させることが必要だと言うことだ。

ミナロの様な小さい企業では管理職と言う者は居ないが、ある意味全員が従業員であって管理職でもある。
この先多くの人を雇える会社に成らないとは言い切れない、「分権と責任」これを意識して日々の仕事に向かうように心がけたいと思う。

桶狭間の話も面白かったです。

童門冬二氏のプロフィール主な著書


TBしています。
ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘
[ゴーログ]逆境こそが経営者の資質を磨く!

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ふんづけられても

早速こちらをご覧下さい。

恐竜に踏んづけられています、ほっとくと永遠に・・・

その他にも、隕石、ミサイル、水、卵、コーヒー等々

あなたのサイトもめちゃくちゃになれますぜ。

何もかもぶち壊したい方はこちらからどうぞ。


泥んこ遊び大歓迎

面白いサイトを見つけたよ。さんに紹介されていました。

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ネコ型ロボット(ProjectD)

LEGOブロック約33000個を使い、実物大ドラえもんを作ってしまおうという企画があった。

レゴブロックのみを使って制作した実物大の「ドラえもん」は、
身長129.3cm
推定重量50kg

使ったLEGOブロックは、
青 16000個
赤 6000個
黄 6000個
白 5000個
計33000個(概算値)

制作期間は半年におよんだそうだ。
その見事な出来映えはこちら。純LEGOさん

すばらしい!
実物大の大きさをLEGOブロックで作ってしまおうと言う意気込みがすごい。
ドラえもんの他にも宇宙戦艦ヤマトやデススター、モナーなんかもある。

そのうちモビルスーツも作ってくれないかな。


楽しそうなものづくりっていいよね。

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週間検索ワード

3/21~3/27間に3件以上あった検索ワードの集計。

順位 検索ワード 件数
1 啓愛社 13
2 ブランディングとは 12
3 愛知万博 7
4 まいど1号 5
5 製造業 5
6 MLFlasher 4
7 ものづくり 4
8 ケミカルウッド 4
9 企業 4
10 北村浩子 4
11 横浜発 4
12 相見積 4
13 適正 4
14 2ch 3
15 cad 3
16 まいど1号 3
17 ガイアの夜明け 3
18 スターウォーズ 3
19 チャリラック 3
20 ミドリデンコー 3
21 横浜 3
22 樹脂技研 3
23 ICカードプロテクター 3

愛知万博がベスト3入り。ミナログでは走る看板@ヨコハマで愛知万博のPR用ホイールカバーを記事にしました。

ミナロ自社製品、MLFlasherが初のランク入り。
先日やっと売れた商品です、今後発展することを切に願う。

17位 ガイアの夜明けを先週ビデオで見ましたが、(株)五常さんがどこに出ていたかわかりませんでした、エンディングの背景が金沢産業団地だったのは確認できました。


今年は桜の花はまだ咲かぬのか・・・

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【ブログ討論会】
その設計じゃ高くつくよ

製造業者の悩みの一つに、設計者が現場や加工のことをわかっていないで図面を描いてくる場合がある。

このような場合みなさんはどうされているのだろうか?

ミナロでは、加工しやすいように変えて欲しいと交渉する場合が多い。
逆にミナロから出図する図面にも加工屋さんから「変えても良い?」と言ってこられる場合がある。

設計者と現場が近い(距離ではなく知識)場合は要望を伝えやすいが、設計と購買の部隊が違うとか、間にタチ悪商社が入っている場合などはそうも行かない。


  • 「ここの部位にこの精度が必要なの?」

  • 「精度出した後に溶接する事になってるけど?」

  • 「段取り替えが必要になると高くなるよ」

  • 「6フラいるの?素材肌のままでも良さそうでしょ」

などなど・・・

みなさんが普段ものづくりをされている中で設計図面に対する不満を聞かせて頂ければと思う。
業種は限定せず、図面をみる仕事であれば広く意見を伺いたい。(電機屋さんや看板屋さん等も)

頂いた意見の中から追加で意見を聞かせて頂く場合があります。
その内容は日刊工業新聞社「機械設計」8月号にて『加工しにくい設計、加工しやすい設計』というテーマで掲載されます。

まずはぶっちゃけたコメントを頂けるとうれしいです。

日本のものづくりがんばろう

このエントリはーがんばる製造業リンクのみなさまへTBしています。

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変わってゆく会社

税理士の方からLLP,LLCという新しい組織形態のの事を聞いた。

大西さんのエントリーにもLLC,LLPについて詳しく書かれている。

LLC(Limited Liability Company)とは、有限責任会社、
LLP(Limited Liability Partnership)とは、有限責任組合、の事だ。

言葉だけで判断すれば、現在の有限会社や株式会社も出資した分だけの有限責任であるので、どこが違うんだ?となるのだが、LLC,LLPの場合は現行の会社組織より柔軟で手軽に会社を起こせるようになるようだ。

メリットとして、

  • 最低資本金規制や株主総会、取締役会といった規制がない。

  • 出資比率による配当の決まりはなく、割合を自由に設定出来る。

  • 研究開発費などの出費は出資者(親会社等)の損金として計上出来る。

  • 利益が出た場合は構成員課税とする事により組織に対する課税は無く、出資者に直接課税される。
    (現行のように法人税と所得税の二重課税にならなくて済む)

  • この事を踏まえ現状を考えると、ミナロで唱える2.5次産業やトランクコンピュータワークスブログまたはレップと言ったやり方、考え方がもっと有利に出来そうな感じがする。

    例えば、2.5次産業の考えで出来上がったMLFlasherも、研究開発費はそれぞれの会社負担で外注請求は無し、利益が出たときに取り決めに従い分配している。
    このやり方がLLC,LLPと言った組織として運営出来ると言う事だ。
    (逆を言えばLLC,LLPで無くても出来ているといえるのだが・・・)

    何かモノを作りたいとき、資本は出せないけど時間と能力は出せる、と言った場合に有効だろう。
    資本の比率に関わることなく権限と分配は自由に決められる、法律で認められた組織形態としてカッコになれば信用度も増す。

    早ければ来年から採用されるというLLC,LLP、これから何かを起こそうとする人には要チェックです。


    企業のあり方も変わってゆくのでしょうね

    参考 渡邊佳奈子氏(経済産業省 経済産業政策局産業組織課)講演

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    なんてこった

    先々週に検査治具の大量注文という記事を書いたが、今週に入りまたまたえらい事になっている。

    一般的に検査治具が必要となるのは、金型が出来上がった時だ。
    金型で成形した製品を検査するために、検査治具が使われる。

    その金型生産台数が2年ほど前から徐々に増えてきて、この春先にピークに達している。

    金型が増えれば検査治具も増える、また以前にもまして精度の管理が重要になってきているため、従来は検査不要だった部品にでも検査治具が必要となってきている。

    だが、バブル崩壊後の金型屋と同じく、検査治具を作る工場も減っている。
    そこへ来ての大量受注だ、キャパがまったく足りていない。

    そんな時は、しかたなく順番待ちをして頂くしかないのだが、この業界特有の「ケツが決まっている」という言葉には抵抗むなしく説得する事が出来ない。
    裏を返せば「ケツが決まっている」ならもっと早く発注してよ!と言いたいのだが、これもままならない。

    今回受ける事になった、またはすでに作った検査治具の大半は、すでに金型が出来ていて製品が打たれている、明らかに手配が後回しになっていたツケだろう。

    このツケをだれが背負うのか。
    もちろんお金をもらい仕事にするのだが、対価はそれに見合っているかを考えると、非常に悩む。
    さらに一生このままなのか?と思うと、何処かでやり方を変えていかないと無駄に歳を重ねるだけになりそうだ。

    一般のものづくりは地味~な世界ですから

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    週間検索ワード

    3/14~3/20間に3件以上あった検索ワードの集計。

    順位 検索ワード 件数
    1 ブランディングとは 19
    2 啓愛社 13
    3 シンシア 7
    4 まいど1号 6
    5 ケミカルウッド 5
    6 製造業 5
    7 まいど1号 4
    8 カイライバンチ 4
    9 北村浩子 4
    10 横浜金沢シンシア 4
    11 ICカードプロテクター 4
    12 オオツカブラザースカンパニー 3
    13 ギラン君 3
    14 企業買収 3
    15 帆足由美 3
    16 検査治具 3
    17 横浜 3


    今週も8位に入っている、われらが(?)北村浩子さんの書かれている、ヒロコ★ラムNo.247 「いけない実験」は面白い。

    久しぶりにすごい店に入ってしまった。サラダ、コーヒー、パスタの順に食して思わず声が出た。すばらしい。みごとに、ぜんぶ、すべて…まずいのだ。(中略)
    ミニサラダの中身はレタスだけだった。ドレッシングの酢のにおいがかなり強いうえカット(ちぎり)が大きく、ひとくちではとても食べられない。デートには不向きかもと思いながらコーヒーに口をつけた。う、苦い。色は普通のコーヒーなのだが香りはなく、例えるなら煮つめたほうじ茶みたいな味。悪い予感を胸に明太子の和風パスタに取りかかった。こういうときの予感は予感ではなく既に確信なのだと、ふやけた麺にからまる明太子のきつい塩味を舌に感じながら確信した。

    そして、北村さんなんとこのまずいネタを使い女友達に実験を試みる、結果は・・・

    美人はやることも大胆です

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    コソーリ紹介

    我が家のブロガーです。

    下の娘、5歳のブログ
    ハッキリ言って内容はありませんが、適度に更新しているところに親ながら関心。

    上の娘、10歳のブログはチチ親には教えたくないそうな・・・
    そう言うわけでアドレスは分かりません。
    なに書いているんでしょうかね。


    幼稚園ブロガー目指せ!眞鍋かをり!!(笑

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    まんまと売り抜け成功

    ライブドアvsフジテレビによるニッポン放送の株争奪バトルの最中、中立を保ってきたトヨタが時間外取引で所有株全部を売っていたそうな。

    TOB後のニッポン放送株時間外取引、売り主はトヨタ 読売新聞

    ライブドアとフジテレビが大量にニッポン放送株を所有したため、ニッポン放送が上場廃止になる可能性が強まってきた、こりゃやばいと言う事で保有しているニッポン放送株全株の売却に踏み切った。
    また株価への影響を考えて時間外取引を使ったとみられている。
    どうやら売り先はライブドアらしい。

    • 上場廃止になれば株価が下がるのは目に見えている、そんな危ない株はもっておれん。
    • TOB価格より50円高く買ってくれるというので、トヨタの株主には言い訳がつくし。
    • 時間外取引を否定した覚えはないよ? 今はまだ法律では認められているんだから別に良いでしょ。
    • それにザラ場で売ったら株価は暴落だよ、株価の安定は保ったよ。
    • ライブドアにもフジテレビにもお客さんが居ますのでどちらか一方のひいきは出来ませんがね。

    さてこれは超巨大最優良企業として”あり”なのでしょうか?
    もちろん日本経団連会長の目の前で”なし”と言える会社や人は日本には居ませんが。

    損する事を回避する能力は大事です、ですが、みんな一緒に損しようぜ!と言える関係の方がもっと大事だと思います。
    もちろん儲けるときも一緒にね。


    タヌキおやじと呼ばれたい?

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    経営者ならずとも

    ゴーログのエントリー「経営者が果たすべき3つの職責」について思った事。

    経営者の責任は3つあるそうな。

    1. 方向性を決めること

    2. 日々判断すること

    3. 結果としての数字を残すこと
    の3つだ。

    ミナロのように小さい会社は、従業員といえどもひとり一人が3つの責任をもって日々仕事に向かわなければならない。
    いわゆる「報・連・相」が出来ていないとすべてがうまく行かない。

    木村氏の言われる3つに当てはめると、こんな感じになるだろう。

    • 結果としての数字を報告。

    • 方向性を決めたことを連絡。

    • 日々の判断するために相談。

    また、今日の経済ニュースでは「ボーナス増・満額相次ぐ 春闘一斉回答」と言っている。
    その反面、ベースアップ(ベア)の見送りは平成十四年以降から続いているという。

    大企業であれば経営側と労働者側はハッキリ区別出来るだろうが、中小零細の製造業ではどちらも一緒だ、経営者というより従業員代表という呼び方がもっともしっくり来る。

    中小零細の現場はスピードかものすごく早い、作業するのも判断するのもだ、そうでなければ生き残れない。
    現場的思考の経営には絶えず報連相が不可欠だ。


    助けてポパ~イ!

    ヤースのへんしんさんへお返しTB

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    いまごろCSS

    いまさら? という感じだがCSSにハマっている。

    CSSとはホームページをつくる際、HTMLで書かれたサイトの見てくれの部分を受け持つ書式と言う感じだ。
    スタイルシートと言えば聞いた事があると思う。

    今まではホームページ製作ソフトで1ページづつデザインしていたのが、多くのページを持つサイトを作るには苦痛だった。
    そこでCSSを使う事により、全ページのデザインを共通とし、テキストのみページごとに作るだけで済む様になった。

    キッカケは、このココログをカスタマイズするため、KatsuhitoWebさんおすすめの本を読んだ事だ。
    ココログの見え方もすべてCSSで管理されている、カスタマイズするにはCSSの知識が必要だと感じた。

    また、最近ホームページ制作依頼が続いて来たため、もっと手早くサイト構築する方法をマスターしたかった。

    そんなわけで、とりあえずミナロの本サイトをCSSで書き換えた。

    まだまだマスターしたわけではないので、文法的におかしいところもあるだろうが、今までの制作時間を考えると圧倒的に早くなった。
    そして、全ページにおよぶデザインの変更がすぐ出来る事に非常にメリットを感じている。

    いずれこのブログもCSSのカスタマイズをするつもりだ。
    本サイトと同一デザインでブログも見えるようにしたい。

    見栄えを良くして商売繁盛!!  するかな?


    TBしています。
    KatsuhitoWebさん、キッカケを与えてくれた侍です(笑
    Ryo's Roomさん、とても見やすいココログです。

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    週間検索ワード

    3/7~3/13間に3件以上あった検索ワードの集計。

    順位 検索ワード 件数
    1 ケミカルウッド 17
    2 啓愛社 13
    3 ブランディングとは 11
    4 まいど1号 9
    5 スキミング 7
    6 横浜・金沢シンシア 6
    7 オオツカブラザースカンパニー 5
    8 カイライバンチ 5
    9 ミドリデンコー 5
    10 横浜 5
    11 玉川製作所 5
    12 まいど1号 4
    13 ものづくり 4
    14 シンシア 4
    15 ミナロ 4
    16 企業買収 4
    17 北村浩子 4
    18 金沢 4
    19 駐輪スタンド 4
    20 ギラン君 3
    21 スキミング防止 3
    22 パスボード 3
    23 ブログ 3
    24 ライブドア 3
    25 就職 3
    26 帆足由美 3
    27 製造業 3

    先週の一位はケミカルウッドが返り咲き、上位5つまでは通常通りと言ったところだろう。
    その他、カイライバンチ はデッカーの記事。
    駐輪スタンドはSTEPさんの記事。
    北村浩子さんが4件、帆足由美さんも3件あった(笑

    この集計、何かの役に立っているのだろうか・・・

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    ヨコハマ発ものづくり

    yojinbo
    横浜市が推進する歴史的建造物を活用したBankART(バンカート)にて新横浜ITクラスター交流会【番外編】&第10回横浜都心部活性化研究会があった。


    会の内容は*編集日誌さんとすたそるさんを読まれて欲しい。

    みどりかわはここでスピーカーとして参加した。
    約10分間のスピーチをしたのだが、その内容を残そうと思う。



    「まず、僕がここでしゃべることになったきっかけは、杉浦さんからの招待があったからです。
    杉浦さんの事は以前よりヨコハマ経済新聞の編集長としては知っていたのですが、実は本職は舞台監督だったと最近知ったのです。

    舞台監督という言葉からイメージされるモノは、いわゆる劇場の舞台にプロの役者を使って演出するのがそれだと。
    しかし杉浦さんが行動されていることとFMヨコハマで毎週しゃべられている事から考えると、みどりかわが思っている杉浦さんとイコールで結びつかないのです。

    そこでたどり着いた僕なりの解釈は、杉浦さんが対象としている舞台というのは、ヨコハマ中心部、特にここみなとみらいのすべてを舞台ととらえているのではないか。
    また出演させる役者も、決して演劇のプロではなく、ヨコハマに関わる人すべてを役者として見ているのではないか。
    と言う答えにたどり着きました。

    (だとしたら非常に広いし、非常に高い。 凡人では想像も出来ない事をやっておられる。 我々の様な一般人が役者として参加させてもらえる事なんて、普段の生活の中では無い。 そう考えると内容はともかく参加したい。)

    そんなときに杉浦さんより、「3月10日にイベントがあるので、ミナロについてしゃべってください」とメールが来たのでイベントの内容を理解する前に、速攻で「わかりました、参加します。」と返事をしました。
    そしてここでしゃべっているわけです。

    ここから本題です、ミナロについて。
    ミナロは2年半前に出来たばかりの会社です、まだまだ若く小さい会社です。
    治具製作と、モデル製作を本業としています、モデルといってもイエローキャブの巨乳アイドルを育てているわけではありません。

    わかりやすく言うと、たとえばカーメーカーが新規車種の開発をしようと言うときに、まずはデザイナーが紙に絵として描きます。
    その後、CADで絵を描き立体のデータとなります。
    そのデータを元に、原寸の手で触る形を作るのがモデル製作の分野です。

    実は我々は2年半前にリストラされました。
    その時の社長から、「このままやっていても赤字続きだから来月しめるぞ」と言われました。
    人生最大のピンチです。

    当然悩みました、よそへ勤めようとおも思いましたが、当時まだ35歳、失敗しても取り返せるだろう。
    また、一緒にリストラされたメンバーが「みどりかわさん一緒にやりましょう」と言ってくれたことがきっかけで、起業の決意がつきました。
    猛スピードで会社の作り方を覚え、閉鎖と同時に新会社設立しました

    そして2年半立った今は、当時3社のお客さんしか居なかったのが20倍にもなりました。

    どうしてそうなったか。
    一番の違いは、情報発信を惜しみなくしたことです。
    情報を発信しているところには情報が集まる、仕事もお客さんも集まってくると言うことに気がついたことです。

    今から1年半前、起業してちょうど1年経ったときに、朝日新聞の政治記者から取材の依頼が来ました。
    ミナロのホームページには、リストラされた経験から、言いたいこと、感じたことを率直に書いてあります。
    このホームページをみて記者の方が連絡をくれたのです。

    こちらは政治の話なんて出来ませんよ、と言うと、「いや、ホームページでそこまで書いている人ならばなにか訴えるモノがあるはずだと」。
    まぁ特に断る理由はないので取材を受け、当時の新聞4面に顔写真付きでデカデカと載りました

    残り1分だそうなんで、ミナロの宣伝をさせてください。
    会社案内にあるガンダムの写真、これは立てると180cmにもなります。
    そしてこれの材料がケミカルウッドというのです。

    天然の木に代わる素材で、森林破壊は無くなり、木目による加工の制限もありません。
    今まではモデル製作の際、使ったケミカルウッドの残りを産業廃棄物として捨てていました。

    非常にもったいない事だと思い、ネットで売ってみたとろこ、これが売れるんですね!
    お金を払って捨てていたものが、逆にお金を貰える様になったと言う事です。

    是非ケミカルウッドをものづくりに活用してください。

    時間が来たようなので、ここまでにします。
    ありがとうございました。」



    だいたいこんな内容だった。
    ほぼ言いたいことは伝わったかな?と思う。

    またその後の交流会で、様々な人から話を聞けた。
    こういう場に居ると、前向きな建設的な人ばかりだ、話を聞いているとすごく世間が遅れているとさえ感じる。
    だがこういう場で集まる人とは、全体から見ればほんの一握りにすぎない。

    この一握りからどうやって広げていけるのか、ビジネスとしてものづくりが出来る様になるのか。
    その辺を真剣に考えていかなければならない。
    せっかく良い場所が提供されているのだから、ミナロは加工や造形といった分野から、2.5次産業という考えに基づいて何らかの答えは出していきたい。
    ヨコハマから発信するものづくりに関わって行けたとても面白いと思う。

    【Evolution Cafe 宣伝】
    明日遂にFlashまつり開催!
    「2ちゃんねる」を沸かせたあの漢も新作でやって来る。

    主催者の岡田さん、篠沢教授に似ているといわれませんか?教授に全部!

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    検査治具の大量注文

    k-jigu
    検査治具の製作依頼がものすごい事になっている。

    普段より仕事を頂いてるお客さんより、検査治具の製作40台以上の見積もり依頼が来た。
    そのお客さんは検査治具屋をミナロしか知らない。
    ミナロがその気になれば全部任せると言ってくれている。

    このお客さんと取引が始まったのが、ミナロ以前の元木型屋が工場をたたむ時だった。
    元々検査治具のことについては何も知らない状態でインターネットで検索し、元木型屋を見つけたわけだ。

    その元木型屋へたどり着く前に、何処かの加工屋さんへ検査治具の製作を依頼したのだが、とんでもないモノが出来上がってきた。
    これは困った言う事で元木型屋時代のミナロスタッフが手伝いましょうと言うまでは良かったのだが、その時すでに我々も工場閉鎖の窮地に立っていた。

    そこでものすごいスピードで新会社ミナロを立ち上げ、仕事を出来る環境を整えた。
    元木型屋も工場閉鎖はするモノの、すぐに設備のすべてが処分されるわけでは無かったので、オーナー(元木型屋の社長)に掛け合い、ミナロに設備が整うまでは貸して欲しいと頼み込んだ。

    このドタバタ状態の中で作り上げた検査治具なのだ。

    さらに、お客さんとしてみれば、治具として使えないとはいえ一度他の加工屋で作っている為、予算が出ない
    ミナロのほうも立ち上げ当初は仕事も薄いし、赤字もへっちゃらさ
    と言う事で、通常価格の半分でやる事にした。

    こんな事がキッカケで始まったつき合いだ。
    しばらく間があいた期間もあったが、昨今のカーメーカーの戦争状態に巻き込まれ、また検査治具の注文が去年末より両手でも足りないほど来ていた。

    そして今日、さらに40台以上の型式が入ったポンチ絵を持って来社されたのだ。

    仕事がある事はとてもうれしい。
    だがこなせないのは非常に苦しい。

    しかしこの状況で設備、人員を増やすのはまだ早い、そこで協力会社を広く募り対応するしかないと思っている。

    何とか乗り切れれば良いのだが、はたして結果はどうなるのか・・・


    手伝ってくれる方大募集!

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    むかつく事

    今日のブログは削除する可能性があります。
    だったら書くなとは言わないように。
    過激です。

    治具製作の依頼を商社から受けた。

    当初は治具が出来ればそれでよかったはずだったのだが、途中より図面が必要だと言う事になる。

    もちろん外注加工向けにある程度の図面や仕様図は書いているのだが、どうやらその様な中途半端な図面では気に入らないようで、きっちりした図面の提出を求められる。

    というのも、間に入っている商社が、今回新規で取ってきた大手メーカーと初取引なので検査治具と言うモノの勝手が分からなく、ミナロへ丸投げ状態で始めた仕事に途中から他部署の助っ人を呼んだためにこうなった

    その他部署の助っ人は今までのミナロと大手メーカーのとやりとりは理解しないで、まったく業種違いの図面の書き方を指示してくる。
    昔取った杵柄なのだろうか、図面屋魂に火がついているからやっかいだ。

    1. そこまで正式な図面を描く事は当初の約束には無かった。
    2. ミナロでは図面を描く手間のほうが治具を作る手間よりもかかる。
    3. 言われた通りの図面を描くにはタダではできない。
    4. せっかく3次元CADで設計してあるのだから、CADデータ承認をして欲しい。
    との訴えには一切無視だ。

    それどころか「担当者から言われた事と違いますが?」の問いに「私は知りません」と言い放つ。
    あまりにも一方的な言い分に先週ついに切れた。

    だが、全然分かってくれないようだ、早速今週も電話とFAXで攻めてくる。

    こちらから「そこまで言うなら元請けの責任で自分で書かれたらどうですか?」と言えば、「なんで私が描かなければならないのか?」と返ってくる。

    「最初から言うように、そこまでうるさい図面を描く約束はしてませんし、費用ももらっていませんから」というと、
    「私は知りません」・・・

    「知らないんだったら、担当者から話を持ってきてください」といえば
    「担当は休みです」・・・

    再び切れた。

    一体どういう考えで仕事をしているのか、理解できない。
    発注者側だから? お金を出す方だから? なに言っても良い?
    お客様は神様です、下請外注は奴隷です? 生かさず殺さずが基本です?

    あなた方とつき合っていたら会社潰れちゃいますから。

    担当も助っ人もどちらも定年を迎えて余生を会社に捧げているようなタイプ。
    自分の理解出来ないモノは排除するか逃げ出すか、間違っても受け入れ様なんて気はサラサラ無いのかも。

    今週はいきなり気分悪いっす。

    誕生日だっていうのにねぇ

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    週間検索ワード

    2/28~3/6間に3件以上あった検索ワードの集計。

    順位 検索ワード 件数
    1 ごくせん 49
    2 ケミカルウッド 13
    3 啓愛社 12
    4 ブランディングとは 10
    5 まいど1号 8
    6 シンシア 5
    7 ハマレンガ 5
    8 事故 5
    9 らくちんランプ 4
    10 タイムマシン 4
    11 三菱重工 4
    12 日産 4
    13 製造業 4
    14 青木豊彦 辞任 4
    15 ごくせん最終回 3
    16 まいど1号 3
    17 スキミング 3
    18 スキミング防止 3
    19 ミドリデンコー 3
    20 時間外取引 3
    21 最終回 3
    22 東京ビックサイト 3
    23 物づくり 3
    24 産廃 3
    25 EQテスト 3

    先週は「ごくせん」が検索トップでした。
    6位の「シンシア」というキーワードは「横浜市議会議員」の中で金沢産業団地の新事業「エネルギーセンター構想」について書いた記事にある。
    それ以外はいつも通り。


    今日は誕生日、年とりたくないけど・・・

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    FMヨコハマ

    平日は毎日聞いている。
    職場でも朝夕の通勤でも。

    そのFMヨコハマに関わる方々がミナロのまわりに増えてきた。

    ひとりはスタソル持田さん。
    今後FMヨコハマがブログの活用を検討するに当たって、お声が掛かった。
    そこでワークスブログの有効性をアピールされたようだ、FMヨコハマがワークスブログを採用する事になったらとても面白い事になるだろう。

    ランドマークタワー10階にあるFMヨコハマまで出向いた際に、アナウンサー北村浩子さんとツーショット写真を撮られたそうだ。
    ハッキリ言って羨ましい・・・
    ってかずるい。

    北村浩子さんは最近、独り者をネタとしてトークしていますが以前は結婚していましたよね?
    ラジオのアナウンサーは謎が多いところも興味をそそるのです。

    桑田まきさんは外人さんと結婚して海外で暮らしていると聞きましたが、本当ですか? >だれとなく


    もうひとりは、先の記事でも書いたが、ヨコハマ経済新聞の編集長、杉浦さん。
    毎週金曜日のAM7:30から、ハマケイアップデートに電話で出演している。

    3月10日の新横浜ITクラスター交流会【番外編】について電話をもらったのだが、声がラジオと一緒だった。
    毎週ラジオで聞いている声が直に電話で聞こえてくる。
    ラジオにも電話で出演されているので、まさに同じ変調で聞こえるから当たり前なんだけど、プチ感動した

    そのうちミナロも時報の合図を流してもらおうかな。

    住宅ジョウホウカン!

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    凶悪戦闘マシン「デッカー」

    K-Bunch_s
    なんかすごそうだ・・・

    杉浦編集長からメールをもらった。

    今、横浜の都心臨海部では様々なクリエイティブな動きが活発化しています。その核になっているのが、銀行や倉庫などの歴史的建築物を活かして、新しい形でアートを提供するBankARTです。
    現在、「新横浜ITクラスター交流会」メンバーにとって特に注目すべき展示会がBankART NYKで開催されています。Evolution Cafeには、センサーや発光ダイオードを活用した家具やこれまでの概念を覆すデジカメ、電話機などがアート作品として展示されています。http://coolstates.com/evolution/

    このイベントの交流会で「ミナロについて」スピーチしてくれないかとの事。

    もちろんOKのメールを返した。
    しかし、このイベントまだよく分かってないところがあったりもする。

    「新横浜ITクラスター交流会」という名前は色々なところで耳にする、是非逢って話してみたいと思っていたところである。
    そしてスピーチについてはまだ正式に決まったワケではないが、凶悪戦闘マシン「デッカー」を見てみたいので一度は会場へ行ってみるつもりだ。

    面白くなってきたぞ

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    怒りを金に

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    メルマガ第2号のテーマは
    ■奥義1の1:「怒りや憤り」から考える

    ・サラリーマンが上司に理不尽に叱られました。
    当然、腹が立ちます!
    ・細い道を歩いていたところ、車が猛スピードであなたの脇を通り過ぎました。
    腹が立ちます! 何だこのヤロー!!!
    ・歩きながらタバコを吸っている人の灰が目に入りました。
    腹が立ちます!
    ・空き缶をポイ捨てする人を見ました。
    なんだか腹が立ちます。

    この様な日常の怒りを癒しに変える発明してしまおうという。
    ・怒りや憤りの感情→ニーズの明確化→発明のテーマ→(解決する発明 orビジネス) 

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