« ナッちゃん16巻 | トップページ | 講義の感想-Ⅱ »

●神の造形美

126-2626_IMG
 仕事中ふと窓に目をやると網戸の上になにかが動いている。
  ん?
みると体長40mmほどのスズメバチ

おとなしくしているので逃がしてやろうかと網戸を開けようとしたが
ガラスとの隙間に入ってしまい外に出せない。飛ばれてもやっかいそうなので
手近なビンでしかたなく捕獲。
 どうしよう? 
逃がして素直に家に帰ってくれればいいのだが、その辺をうろつかれると困るし。
しかたないのでしばし観察することに。

126-2624_IMG
 しっかし良くできている。全体のバランスも絶妙でKOOLだし、ジョイント部分など
いったいどうゆう構造になっているのか?みればみるほど凄さに感心する。

 神様のDESIGNって凄すぎる!

 スズメバチを見ながら、どっかで聞いた話を思い出した。

 マルハナバチという小さなハチがいるそうだ。
そのマルハナバチの姿なのだが体のわりに非常に小さな羽しか持ち合わせていないという。
航空力学の観点から分析すると、飛行体として成立しないらしい。
早い話が「この設計ではこいつは飛ぶことが出来ない。」ということだ。
でも現実にはマルハナバチは飛んでいる。なぜ飛行体として成立しないのに飛べるのか?

 その答えは
「マルハナバチは航空力学を知らないから。」

 んーー。良くできた話だ。誰の脚本だ?

ライター: ダース=トリオムーン@ミナロ

近寄るモノすべてを暗黒面にいざなう。

タイトルの●印が目印。プロフィール

ブログランキングもよろしく!

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:

この記事へのトラックバック一覧です: ●神の造形美:

» Trash talk [Cool-Japan.com外伝から]
自然の造形美は偉大だと思います。  特に生物の造形は究極の機能美を感じます。 鳥の羽根の細部、甲殻類の脚、羽等などどれをとってもため息モノです。 10代の時にルイジコラーニに強い影響を受けましたが、今でもとても好きです。 折角なので私をDesignの世界へ引っ張り... 続きを読む

受信: Sep 20, 2005, 8:59:27 AM

コメント

ミナロ社長相変わらず厳しい指摘です。
学問の盲点を突いています。

このスズメバチ。
心理学から言うと心がないから表現できない。
哲学から言うと存在しているが既に意識のない存在に変貌を遂げてしまった現象。
量子力学から言うとスズメバチは半分死んでいる状態はあるのか。そしてそのはちは波なのか粒なのか。

>その答えは
「マルハナバチハは航空力学を知らないから。」

こうやって私が書けるのもそれぞれの学を知らないから書けるんでしょう。
いつもくだらんコメントすんません。

▲コメント投稿者: スーパー息子 (Sep 20, 2005, 7:49:47 AM)

今回の記事は、ダース=トリオムーンが書きました。

みどりかわ的には、このススメバチがここに存在している意味を、唯物論と唯心論の違いについて、エントロピーの高さを熱力学的に考えた場合の、解釈が知りたい。

スズメバチがやるべき事はなにか?
女王蜂の教室では「いい加減目を覚ましなさい!」とマーヤが言っているに違いない・・・


*このコメントはまじめに読まないでください。(汗

▲コメント投稿者: みどりかわ@ミナロ (Sep 20, 2005, 2:16:01 PM)