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少人数私募債

少人数私募債とは中小企業が資金を調達する手段である。

前回、少人数私募債についてを書いてから一年近く経ってしまった。

その時点では来春、つまり今年の3月頃から少人数私募債(*注1)の公募を始めてみようと思っていたのだが、通常業務が多忙となり、後回しになっていた。

先日いいやまさんのブログに詳しく書かれているの見て、もう一度よく考えてみようと思った。


ミナロで考えている私募債の目的は、

1.利益の還元
2.大量購入によるコストの低減
3.宣伝効果

である。


私募債を買って頂いた方には5%程度の利子を付ける。
この利子は損金として扱われるため、税金を持って行かれるならミナロへ投資してくれた方へ還元した方が良いという判断だ。

現在ミナロではケミカルウッドの販売を行っている。
この素材を仕入れるためには現金が必要になる、一括で大量購入できれば一枚当たりの価格は当然安く仕入れることが出来る。

また、当初の目論見より利益が出た場合、約束の利率にプレミアをつけることを考えている。

以上の事を知って頂いた方がミナロへ投資してくれた場合、ケミカルウッド=ミナロという図式を覚えてもらえる。
その投資者がどこかでケミカルウッドや人工木材という言葉を聞いた時に、ミナロを宣伝してもらえるという事だ。


前期、ミナロにとってはおどろくほどの納税をしてしまった。
このお金が投資者へ還元されれば、みんな喜べるのに・・・とどれだけ思ったことか。


ケミカルウッドの売上も順調に伸びている。
公募額も一口十万円ほどのお小遣い程度から初めて見るつもりだ。

これだけ魅力がある少人数私募債をもう一度本格的に発行に向けて考えてみる。


ロックなコンサル、いいやまさんにまたまた感謝である

*注1、現在少人数私募債は株式会社でないと発行できませんが「社債」と言う言葉を使わなければ同様のことは出来るそうです。 Xミナロ社債  ○みどりかわ債
もっとも来年の5月以降は有限会社のあり方が変わるためその心配も無くなります。

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道なき橋を走る車

karakuri_01
だいぶ出来上がってきたコロコロからくり装置。

全体では5分以上の装置になるのだが、テスト中の動画を極々ほんの一部だけ見せましょう。

ネタバレがイヤな方はTV放送日まで見ない事。

道なき橋を走る車の画像

小さいお子さんをお持ちの方ならピタゴラスイッチを思い出すだろう。

また、最近流れている、JAの貯金魚というCMもからくり装置。
この手のからくりは今が流行なのだろうか。

また動画が出来たらこっそり、こだしにします。(笑


告知 本戦出場決定!
TVチャンピオン コロコロからくり装置王Ⅲ
放送日 平成18年1月12日(木)


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週間検索ワード

先週:検索ワードランキング( 3件以上のみ)
対象日: 2005年11月21日(月)~ 2005年11月27日(日)
合計数:1129

順位 検索ワード 件数
1 約束手形 43
2 ガンダム 27
3 製造業 25
4 スターウォーズ 22
5 ギラン君 21
6 ケミカルウッド 18
7 ナッちゃん 13
8 ブログ 12
9 企業買収 12
10 社長 11
11 年収 9
12 ミナログ 9
13 仙台 9
14 杉村太蔵 8
15 ガンダムショットバー 8
16 ランドウォーカー 8
17 スターウォーズな少年 7
18 まいど1号 7
19 一般交差 7
20 タイムマシン 6
21 高橋俊明 6
22 ミナロ 5
23 少年 5
24 中小企業 5
25 NCネットワーク 5
26 ガンダムバー 5
27 横浜 5
28 バー 5
29 党大会 5
30 フラッシュ 5
31 企業 5
32 動画 5
33 音響 4
34 再生できない 4
35 アストロリサーチ 4
36 機械設計 4
37 給料 4
38 ナノテクとは 4
39 アンドリュー・カールシン 4
40 機械加工 4
41 啓愛社 4
42 イナーシャ 4
43 ライトセイバー 4
44 替え歌 4
45 自民党 4
46 めっさくんねんギャラが 4
47 ヤフー 4
48 理論 4
49 設計 4
50 No.1ダック 4
51 ダック 4
52 DVD 4
53 ロケット 4
54 ジンギスカン 4
55 ZION 3
56 ランキング 3
57 平均年収 3
58 飯島夕雁 3
59 部品 3
60 NO 3
61 横浜金沢シンシア 3
62 なっちゃん 3
63 ETC 3
64 井上さくら 3
65 視聴覚室 3
66 社長の年収 3
67 とは 3
68 アルミ鋳物 3
69 町工場 3
70 榊原機械 3
71 宇宙 3
72 京都 3
73 実写 3
74 たなかじゅん 3
75 感想 3
76 木型屋 3
77 吉田和彦 3
78 http://minaro.cocolog-nifty.com/ 3
79 ギラン 3
80 1 3
81 ダウンロード 3
82 社会保険 3

今回の検索ワード1位は「約束手形」。
Googleもyahoo!も1ページ目にでている。

その他政治関連が目に付くが、昨日ニュースでは民主党の西村真悟議員が逮捕だ。
TVでは歯に衣着せぬ物言いで人気があった。
政治家としてロック魂がある人だと期待していた。

がしかし、当初事件への関与を否定した、その後容疑を認めたようだ。
弁護士の資格をもつ西村議員なら、はじめから犯罪だと分かっていたのだろうに・・・

結局TVでは大口を叩くただけのエセ議員だったのか。
裏切られたようでとても残念だ。


どこまで行ってもそんなに金が欲しいのか

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【掲載】ROCK STYLE 06

131-3108_IMG
来年3月にROCKSTYLE06と言うイベントがパシフィコ横浜で開かれる。

そのイベントに先立ち、フリーペーパーが今月下旬より配本される。

ごまかしはいらない。
ロック魂を継承する街。ROCKSTYLE06

凄いタイトルではあるが、このフリーペーパーにミナロが載っている。

主催者代表の伊勢田氏が後援の毎日新聞社に「横浜でロックな会社はどこか?」と聞いたところ、一番に「ミナロだ」と紹介してくれたという。

毎日新聞には以前ガンダム風モデルの記事を取り上げて頂いている。

今回取材に来社された伊勢田氏は、サラリーマンをやめこのイベントに全財産をなげうってまでナニかを伝え様としているのが感じられた。


だがミナロがロック魂を持っているのか疑問だった。

しかし伊勢田氏と同席した岡崎氏の答えはこうだった。
ロック魂とは、

正直に生きる。
一生懸命にやる。
ごまかしはしない。

これならミナロもやっている、
正直におかしいと思ったことはおかしいと言う。
会社を動かすためには、それぞれが一生懸命だ。
周りに対し、ごまかすことはしない。
こちらに非があれば言い訳せずに正す。

人間が生きていく上で当たり前の事がいつの間にかずれてきた、そのずれてきた事が日常で普通になってしまっている。
このずれをほっておけない気持ち、これがロック魂と言うことなのだ。


この日は結局3時間近く話をしていたと思う、取材と言うより建前抜きの本気の会話だった。


そのフリーペーパーが本日郵送で届いた。
冒頭から三人目で2ページを使って紹介されている。
ほとんどの人が1ページの掲載なのに。
女優中嶋朋子も載っているのだがそれと同列の扱いだ。


このフリーペーパーは横浜市を中心に商店街やイベント会場等で配本される。
見かけたら是非手にとって欲しい。


ロック魂、持っているか?



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●100年後

ライターはダース=トリオムーン@ミナロです。

[技者王国国立ものづくり博物館所蔵品] 〈ミナロ=コンツェルン寄贈品 2101年〉

番号  01−69−00376

品名   検査冶具

解説

昔はまだものを作る機械の精度が低く、工場で作った大量生産の品物が設計通りに出来上がらない事がたびたびありました。そのため出来上がった品物が設計通りに出来ているかを確認するために、わざわざ検査をする為の道具を別に作っていました。
それが<検査冶具>と呼ばれるものです。展示品は今から100年ほど前の西暦2000年頃に横浜市内で作られた物と言われていますがどの様な品物をどの様にして検査していたのか正確に判る人は今ではいません。



 100年後、あなたの会社、あなたが今している仕事、今作っている物はどの様になっているでしょうか?

我がミナロは世界最大の企業に成長していて世界経済はおろか政治から宗教まで世の中のすべてを牛耳っている予定ですが。(笑     ーわない)

 西暦1903年、アメリカではフォード社が誕生し、ハーレイダヴィドソン社が誕生しライト兄弟が[フライヤー]の初飛行に成功しています。今から100年ほど前の出来事です。
彼らの頭の中には100年後、即ち今現在の自動車、オートバイ、飛行機の姿が(正確ではなかったのでしょうが)既に在ったのだと思います。
「100年後の未来に夢を馳せる。」と言うよりは、「100年先を見通す。」といったニュアンスで未来を見据えていたのではないかと思うのです。

 大きな会社にはデザイン部門の中に[アドヴァンス]という名のセクションがあります。(勿論各社で異なるでしょうが。)
自社の製品の10年後50年後100年後の姿、在り方をリサーチするところです。会社の方向性を決定する意味では非常に重要な仕事です。
そんな先の事より目の前の問題を解決する事の方が重要な時もあります。しかし戦略の無いところにいい戦術はありえません。
<将来の方向>が決まっているからこそ、今ブレイクスルーしなければならない<向き>が決まるのです。

 以下は想像ですが、例えばダイムラー・クライスラー社(初めて自動車といわれるものを創った人の末裔ですね。)
では「100年後の未来社会のおいても自分たちの会社は自動車を製造しつづけている。」と確信しているでしょう。
そしてその事に少しの疑いも抱いていないはずです。100年前の創業者達がそうであったように。



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異性バトン?

なんでもかんでもバトンをつけりゃイイってもんじゃないだろう・・・

emiemi社長が酔っぱらってバトン投げてきたので、付き合いで書いておく。


男性は女性に。女性は男性になりきって。
今、この時点で自分が異性に生まれかわったものとして質問に答えるんだって。
という事だそうだ。

よって女性にへんし~ん。

1.朝起きて最初にすることは?
二度寝

2.あなたの職業(学校)はなんですか?それはどんな仕事?
専業主婦

3.どんな相手とつき合ってみたいですか?
芸能人、ジャニーズならなんでも可

4.自分の自慢できるところはどこですか?具体的に。
芸能通ブログでランキング上位

5.どんな格好してみたい?
ヒラヒラのお姫様衣装

6.どこにいってみたいですか?
露天風呂

7.もし、本当に自分が異性に生まれ変わったとしたらその異性となった自分とつき合ってみたいですか?
パラドックスがおきるので不可

8.このまま生まれ変わったままでいたいですか?
いられるものなら、このままいさせろ

9.バトンを回すひと
知るか!


「愛してるバトン」もあるそうな。
でも、見なかったことにしよう。


あさ○○は、知らないうちに、正常化

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自民党50年記念党大会

j_koizumi
11月22日、新高輪プリンスホテルにて行われた、自由民主党立党50年記念党大会に出席してきた。
どうやら以前のブログ懇談会に2回もと出席した人達を世耕氏が呼んでくれたらしい。

一体何人居たのだろうか?1000人か2000人か。
広い会場ではあるものの見渡す限りの人だった。

党を代表して総理総裁の演説。
さすがやはり説得力がある。

j_kanzaki公明党 神崎代表からの祝辞。
自公連立からすでに7年が経って、これから先も緊張感を持った連立を続けていきたいと述べられていた。


j_okuda経済界からは、経団連の奥田代表が50年間におよぶ政治と経済の両輪は自民党と我々が担ってきたと言うことについて述べられた。


j_miyamoto宮本亜門氏は自身が沖縄に住んでいる事から基地問題を上げ、「改革は大いに賛成だが、改革に着いていけない人たちや改革の外に居る人たちも含め、想像力を持って行って頂きたい」と希望を述べられた。


j_taizo2
j_taizoそして今回の党大会の主役と言っても良いだろう、杉村太蔵議員。

新議員83人を代表して、立党50年宣言を読み上げた。

司会者から紹介された時には会場から笑いと「がんばれ太蔵!」のヤジが、一瞬大丈夫かい?という思いとは裏腹に、堂々としたすばらしい演説だった。

どのくらいリハーサルしたのだろうか、斜に構えた姿勢で、読み上げるテンポといい、間といい、ひょっとしたら宮本亜門氏が指導したのかも知れない。

今大会で一番拍手を取ったのは間違いなく彼だと思う。
懇親会では、ディズニーランドのミッキーマウスのように写真を撮られていた。


j_2
今回集まったブロガーは、はなまるライターのあらがみさん
先に帰られてしまったが、写真だけは撮らせて頂いた。

左はみどりかわです、年に二回しかネクタイしないので、普段と雰囲気が違うのは勘弁してほしい・・・


j_all
懇親会後、五人並んで左から、吉田社長泉ぁぃさん俣野社長岡村社長、一番右で斜めになっているのが、みどりかわ@ミナロだ。


自民党50年の歴史、イコール政治の歴史と言っても良いほど与党として国を作ってきた。
しかしこれから先はぶっ壊す事も重要となるだろう、人工物を自然に返す、複雑なものを簡素化する、と言う意味でぶっ壊し、環境にも人にも優しい国になって欲しいと願っている。


しかしネクタイ似合ってない・・・orz

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週間検索ワード

先週:検索ワードランキング( 3件以上のみ)
対象日: 2005年11月14日(月)~ 2005年11月20日(日)
合計数:789

順位 検索ワード 件数
1 製造業 21
2 ブログ 15
3 スターウォーズ 14
4 ケミカルウッド 12
5 年収 11
6 企業買収 10
7 アストロリサーチ 10
8 イナーシャ 10
9 社長 10
10 ガンダムバー 9
11 約束手形 9
12 ガンダム 9
13 少年 8
14 仙台 8
15 桑田まき 8
16 ガンダムショットバー 8
17 ジンギスカン 7
18 機械設計 7
19 NCネットワーク 7
20 一般交差 6
21 モビルスーツ 6
22 タイムマシン 5
23 ギラン君 5
24 ホイールカバー広告 5
25 ミナログ 5
26 企業 5
27 ジオン 4
28 CATIA 4
29 日本 4
30 ナノテクとは 4
31 ブランディングとは 4
32 設計 4
33 世界のゴミ 4
34 社長の年収 4
35 コロコロからくり 4
36 ライトセイバー 4
37 パスボード 4
38 ナッちゃん 4
39 役員 4
40 cad 3
41 レンガ製造 3
42 連邦 3
43 約束手形サイト 3
44 北村浩子 3
45 横浜金沢シンシア 3
46 給料 3
47 実写版 3
48 cadcam 3
49 看板 3
50 PV 3
51 Fm横浜 3
52 砂型 3
53 塾 3
54 アールエフ 3
55 公差 3
56 販売 3
57 一般公差 3
58 めざせモスクワ 3


先週ミナログへ訪問されたワード一位は4週連続で「製造業」。
今まではスターウォーズとガンダムばかりだったが、やっと製造業ブログとして認知されてきたのかな。(遅っ

注目ワードは、35位に「コロコロからくり」がもう入ってきた。

今週来週の仕事はコロコロからくりにベッタリだろう。


売上大丈夫かな~(冷汗

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本戦出場決定

P1010024
先日書いた、コロコロからくり選手権第三回目は本戦出場が決定した。

本戦出場の経緯はネタバレにならないよう、ココでは書かないことにする。
12月8日に本戦を戦い、来年1月12日に放送されるので、そこでご覧頂きたい。

130-3058_IMG
普通なら喜ぶところだろうが、通常の仕事を考えるとあまりうれしくない。
というのが本音だったのだが。

色々ワケあって現在ミナロでは全社員総力でコロコロからくり装置を作っている。

赤字覚悟のイベント、通常業務以外の大仕事だ。

やると決めたら、全力で取り組む。


P1010036
土曜祭日でも出てきて夜までつくる。

三次元CADまで使って装置をつくる。

でもうまく動くかどうかは、やってみないと判らないモノばかりなんだげど・・・(汗


P1010018
今回は、港ヨコハマをイメージしたカラクリ装置となっている。

見た目はキレイにまとまるはず。

動きも面白そうなモノが出来る予感。

大きな声ではいえませんけど、今回のテーマ「巨大コロコロからくり」にピッタリの装置も協力会社で製作中。

番組史上に残る程になるかも。


12月8日に本戦&収録です。


みなさん応援よろしく

コロコロからくりのベテラン(毎回出場)で、対戦相手のろうそくおやじさんのブログはこちら

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講義の感想-Ⅴ

有限会社エミリアの代表取締役 岡崎さん(emiemi女社長と言った方が有名だ)から頂いた、横浜市立大講義の感想文を紹介する。

ミナロ訪問と横浜市立大学講義の感想

(有)ミナロ代表取締役 緑川社長様

先日の会社訪問、オフ会時には、たいへん暖かく迎えていただきまして本当にありがとうございました。
普段、異業種の会社とは横の繋がりなどほとんどなく、日常業務に翻弄されて、ややもすると井の中の蛙状態になりがちなのですが、ブログでのご縁をきっかけに、はるばる遠方まで出かけていった甲斐はものすごくあり、いろいろと勉強になり、とてもいい機会となったことを報告いたします。


 私は経営歴は11年目と長いのですが、なにせ流行の主婦起業家?ゆえ子育て等とともに、ただ無我夢中で、経営についてしっかり考えられるようになったのはここ2~3年です。それゆえ失敗数だけは人並み以上に積み上げられています(笑)

  
ブログランキングで以前1位を独走していた「ミナログ」に初めて訪問したときはまるで別業種ですが、その製造業を情報発信しながら、横でつなげてともに世の中をなんとかよりよきものにしていこうという姿勢や、その発想、当時先端のブログを使うという新しい試みと同時に、きっちりと自社の宣伝を兼ね備えたサイト構成広報活動、さらには端材の再利用をネットショップで販売して再利用するアイデア、そして、それらをブランディングしたロゴやグラフィック等、文章の内容等に、ものすごくヤラレタ感がありました。
そして、この会社と、社長自身にとても興味がわき、その後同学年と知りますます勝手にライバル心が芽生えたのであります(笑)


 細かな数値や業務内容等に少々違いはあると思いますが、やるべきこと、今後やらなければいけないことは似ていると思います。
そして、社長ならではの悩みや苦悩にもどう対処してみえるのかということとか、社内での采配ぶりなどは、私自身がつねに悩んでいることゆえ、実際の現場を見てものすごく参考になりました。


 Ⅰ金沢産業団地について

土曜日ではありましたが、実際徒歩にて周辺を歩いてみたところ、本当にミナロがどこにあるのかわからないほど多くの工場が並んでいました。造成から20年で問題等は山積みとのことですが、端から見るとものすごい武器だなと感じました。
そうしたところ。「技者王国」なるコミュニティを発足されたとのこと。これまたその発想と実行力に感服いたしました。思っていてもなかなかできないこと、緑川社長の実績の中でも価値ある1歩だと思います。
今後のご発展を期待しております。


 Ⅱミナロについて

リストラというマイナスからのスタートが、ミナロ独自のドラマを作り上げ、かかわる人との関係を強固にしているように思え、うらやましく思います。特に社員から、「給料はまだいりません」、などと言われたり、「どうしてもミナロで働きたい」と言わせるほどの社長や会社が日本に何社あるのかはわかりませんが、私も経営者としていったい会社とは、社長とは何なのか?と今回の訪問で深く考えさせられました。
その答えはこれからゆっくりと出していきたいと思います。


 Ⅲ経営者として

世の中の法則はたぶんとてもシンプルなもの、そして経営に法則があるとすれば、それもとてもシンプルなものだと思います。その単純明快なことをとても自然体で実行されてこられたように感じました。現状は日々戦いだと思いますが、なかなかできないことです。
暖かく大きな包容力で、気負い無く前向きに関わる人間関係を発展させ、抜群の求心力で自由にものづくりを、地域を、製造業を応援していく緑川社長の今後に期待しています。


褒めてばかりでは物足りない事と思いますので、1つ相違点を申し上げるとすれば

金より仕事、仕事より人が先にいる「金はあとからついてくる」という点では、業種の違いからか、販売業は後から全然ついてまいりません。
受注生産と、モノあまりの中、しかけて売っていく等の方法の違いからなのかもしれません。
人間関係だけでは買ってもらえないのが現状です。悲しいかな。


しかし、このモノがあふれた時代に、モノづくりを応援しているミナロと緑川社長にはとても勇気づけられます。
そして弊社も「好きなモノ作っていこうじゃないのっ」と励まされているのであります。


出会えたことを幸せに思います。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

幸服ライフスタイル通販会社エミエミマニア

    有限会社 エミリア

代表取締役 岡崎順子



先日オフ会でミナロに来て頂いた際の事を含め感想を書いてもらった。

このオフ会については「まさかミナロまでは来ないだろう~」とタカをくくっていたため、本当に来社された時はおどろいた。

当初は打合せが主たる目的だったのだが、折角遠方から来くるのと、emiemiさんをひと目見たいという希望が多そうだったので、オフ会形式にしてみた。

結果は大成功だった、その時の記事はこちら


そして横浜市大講義の感想は、非常によくDVDを見て頂いていると感じた。
まったく環境の違う職場と成り立ちの方にも話の内容が伝わったのは大変うれしいコトである。

しかし、最後に異論はもらいましたが全体的にほめすぎ(汗

女性にそこまでほめられるとホニャララな気持ちになる。
かと言ってなにも出るわけではないが・・・


最後に有限会社エミリアがemiemiさんの理想の会社となるコトを応援しています。
ありがとうございました。


「ヤラレタ感」ってだれかも言っていたな~

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●ルールの確認

ライターはダース=トリオムーン@ミナロです。

 図面を書くときには必ずXYZの方向と基準位置(原点)を決める。

 しかし基準の取り方は設計者やモノによって様々にある。
同じモノでもメーカーや設計者の違いによって、また図面の使用目的によっても
原点が変えられる。このときのルールが違っているとお互いの話が通じなくなる。

 たとえば自動車の原点の位置と軸方向の決め方(呼び方、正負方向など)は
メーカーごとの基準があるだけで業界統一のルールがあるわけではないらしい。

 あるメーカーの場合は左右の前輪の中心を結んだ線の中央に原点がくる。
そして乗車状態からみて前後方向をX軸と呼び、後に向かって正方向となる。
Y軸は左右方向で右が正方向、上下がZ軸で上が正方向となる。
 しかし他のメーカーでは軸の呼び方が違ったり、X軸とY軸が逆だったり正負方向が
逆だったりする事があるらしい。(さすがにZ軸は上が正方向なのは共通らしいけど、でも呼び方が違ったりする。)

 こうなると話し手が「前後」の話をしているつもりでも、聞き手は「左右」の話
と受け取っていたりしてとんだトラブルになる可能性がある。
事実(?)「メートル」と「インチ」の間違いが原因でスペースシャトルが…。(ウラがとれてないので。)

 自分の身の回りでもこの手のミスは結構ある。某フランス車のシリンダーの番号の振り方が
国産車と逆で、プラグコードを付け替えたらエンジンが掛からなかったとか、日付の書き方が
日/月/年(とある自動車メーカーの社内文書)になっていて日にちを間違えたとか。

 もちろん、すべてに於いて統一のルールを決めてしまうのが、この手のミスを防ぐ最良の方法である
と思うが現実には難しいだろう。自社が業界基準になろうと頑張ってる人が居たり(今だと次世代ディスクかな)
対抗意識から敢えてライバルの逆を選択したりする人がいるから。(個人的にはそういった選択をする人が好きだけど。
ハーレーvsインディアンとかコルトvsS&Wとか。)ユーザーにとっては迷惑な話だけど仕方がない事。

 話が少しそれた様な気もするけど、要するにルールの確認が大切だって事。
いつの間にか自分が基準になっていて(いるような気がして)独りよがりになっていないかを
時々確認した方がいいんじゃないかと。


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週間検索ワード

先週:検索ワードランキング( 3件以上のみ)
対象日: 2005年11月07日(月)~ 2005年11月13日(日)
合計数:746

順位 検索ワード 件数
1 製造業 26
2 企業買収 21
3 スターウォーズ 18
4 ブランディングとは 12
5 アストロリサーチ 11
6 ブログ 11
7 ギラン君 11
8 ケミカルウッド 10
9 ガンダムバー 7
10 企業 7
11 モビルスーツ 7
12 ミナログ 7
13 一般交差 6
14 少年 6
15 スキミング装置 6
16 めざせモスクワ 6
17 スターウォーズな少年 5
18 タイムマシン 5
19 ミナロ 5
20 横浜金沢シンシア 5
21 ガンダム 5
22 企業のブログ 5
23 社長の年収 5
24 イナーシャ 5
25 フラッシュ 5
26 ゼーベック素子 4
27 ジンギスカン 4
28 パイロット人形 4
29 emiemi 4
30 ポルコ 4
31 仙台 4
32 5s 4
33 №1ダック 4
34 年収 4
35 No.1ダック 4
36 ダック 4
37 金型 4
38 "ガイアの夜明け" 4
39 社長 4
40 桑田まき 4
41 飛行機 4
42 駐輪スタンド 4
43 実写 4
44 販売 4
45 感想 4
46 見積書 4
47 熊崎友久 3
48 ジオン 3
49 動画 3
50 講義 3
51 北村浩子 3
52 機械設計 3
53 ライノセロス 3
54 ナンバー 3
55 フォルテコ 3
56 治具 3
57 図面 3
58 テクニカルショウヨコハマ2005 3
59 ライトセイバー 3
60 AFLAC 3

先週ミナログへ訪問されたワード一位は「製造業」
Googleで1ページ目、Yahoo!でも2ページ目にミナログが出る。

2位の「企業買収 」と合わせて「製造業 企業買収」とするとトップと2番目。
これから始まる(と感じている)中小零細製造業のM&Aに一番目立つ位置に立っている。

この武器をどう使うかが「経営戦略」なのだろうか。


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emiemi社長登場

emiemi_1先日の告知通り「緊急オフ!今話題のemiemi女社長を囲んで」というコトで11月12日(土)にemiemiさんが来社された。

ひとまずオフの前にミナロに寄ってもらってマッタリしてもらう。

しかしミナロのある金沢産業団地は似たような工場ばっかり、なかなかたどり着けなかったらしい、遭難しかけたemiemiさんを運良く見つけ車でピックアップした時にはグッタリしていた。

前もって教えてもらった携帯番号が間違ってますから!
こちらから連絡つけられませんて!!


作業着の打合せ、前日のヒルズの事や、経営者としての考え等、聞きたい事がいっぱいあったのだが、おっとり系でフラウ・ボウ似のemiemiさんは初対面につき緊張しながらもマイペースで会話している。

そんな時、あろう事かアニキの頭を触りだした。
未だミナロで誰もさわったことのないアニキの頭を、初対面でいきなり触ったのはemiemiさんが初めてだ。
しかも「気持ちいいですよ~」とか言っている。

なんという事だ、日頃セカセカと仕事をしている自分にとって久しぶりにマッタリしたひとときだった。


130-3035_IMG
オフ会はヨコハマMM21地区、みなとみらいの居酒屋で行った。

そこにはAkeming(アケミンと読むそうだ)社長も来てくれた。
emiemiさん以外初対面のメンツばかりだというのに参加していただけてとてもうれしい。

ブログ等で顔写真は見ていたが、実物はもっと若い。
とても大学生の子持ちとは思えない。

その若さの秘訣もサプリメントにあるのだろうか、次回はゆっくりそこら辺を聞いてみたい。

詳細はAkemingさんのブログにも書いてあるので、読んで欲しい。
ここでもアニキの頭が大人気だった・・・ orz

↑写真は、なるせ@コスモテックさんemiemiさんAkemingさん のスリーショット。


130-3041_IMG
その後、二次会、三次会へと移動する。

日付が変わった頃から始まった三次会は、関内にあるリトルダーリンへ。
50'sのオールディーズの生演奏が聴ける店だ。

ノリノリのロックにいたたまれず踊り出す人も居た。

130-3045_IMG
リトルダーリンでは、誕生日の人へ祝福の演奏がある。
この日はすぎもと@ミナロの#%&回目の誕生日。

くりやま@KTDさんの機転で誕生日を祝ってもらう事にした。

バンドメンバーに囲まれて、客席からは拍手で誕生日のお祝いを照れながら受けていた。


今回のオフ会は、ミナロスタッフの歓迎会と誕生会を合同でやらせていただいた。
こちらのワガママに付き合っていただけてとても感謝である。

予想通りemiemi萌えになりそうな香具師もやっぱり居た。

みなさんお疲れ様でした。


また次回もやりましょう

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誰がための戦略か

先日の記事、経営戦略とはに、小さな会社の経営革新 いいやまさん よりすばらしい解釈を頂いた。
ありがとうございます。

そこでもう一度、ミナロの経営の現場で感じた実情を書いてみる。

戦略とは言うが、まずは戦う相手が誰なのか?
敵とは、お客さんの事なのか、ライバル会社の事なのか。

ミナロではすべて味方だととらえている。
まだ見ぬ人も含めて。
同盟とか友軍と言ってもいいかも。

こう書くと「戦略的」なモノの言い方に合っているが、実際は長期的な展望は先の記事の通り、たちえません。


いいやまさんのおっしゃる、
>何をするか(何をしないか)を選択して・・・
この部分も相手次第で大きく変わってくる。

人が増えるのも、設備が増えるのも、仕事を受ける受けないも、その瞬間の判断だ。

この瞬間の判断の連続が、中小零細外注先企業の本質。

これでは全体を見る戦略というより個別の戦術に近い。
(経営に戦うと言う言葉が付くのがイマイチ馴染めないところがあるのですが・・・)


>「何で覚えられたいのか」
これです、肝心なのは。
人に伝わるように書こうとすると、会社案内の表紙をめくったら書いてあるだれも気にもとめない「会社方針」と同じになってしまう。

かといって専門特化した経営戦略を書けるほど、業界全体の動向を把握するアンテナが中小零細製造業では張れていない。

必ずどこかに察知できない事象があり、ある意味目をつぶって、耳をふさいで手探りで進んでいる。

この見えない部分、予測できない部分をなるべく少なくする。
または万が一でもダメージ少なくすることが安定経営に繋がるのでは無いだろうか。

業界全体を把握することを「経営戦略」と言えない事も無いだろうが、闘争ではないので諜報活動とでも言った方が良い。

「経営戦略」を考える前に、状況を知る事、相手にされる場所に立つ事が先だ。


経営戦略が必要なのは誰のため?
安定経営を目指すその企業のため?
イヤ、実は金融機関や行政への報告のためだ。

お金を借りるため、助成金をもらうためにもっともらしい展望を書く。
しかし何の約束もされていない、期待値でしかない数字だ。

帳面より顔面を見た方がその企業の信用度がわかると思う。

もう一度言う。
中小零細製造業は、状況を知る事、相手にされる場所に立つ事が先だ。

*いいやまさんにはミナログが戦略的だと見えましたか。
 そこまで計算高く無いですよ(笑

 今回頂いたコメントでもう一度自分の頭が整理できた大変感謝です。


改めてブログって良いね


いいやまさんのこの記事は製造業の方に是非見て頂きたい。

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コロコロからくり?

130-3021_IMG
先月より密かに進行していたTVチャンピオン「コロコロからくり選手権」の収録が終わった。

コロコロからくりとは、ピタゴラスイッチのようなカラクリ装置を作り、動きと面白さを競うモノだ。

第2回目の様子はこちら


10月のはじめに、番組制作会社からコロコロからくり選手権第三回目への出演依頼が地域の先輩企業に来た、その繋がりでミナロも呼ばれていた。

そこから約ひと月半で、民家を使ったからくり装置を作り上げなければならなかった。
(今思うとひと月半もあったのかと感じるのだが・・・理由はこの先で判ります)
番組制作側は、なるべく大袈裟で、大がかりで、最後はものすごく単純な結末。
なんでこんなコトを大がかりな装置でやるの? と言うシュールさを求めているらしい。


まずは計画書を書き、書類審査、面談。
しかしこの時期ミナロはめちゃくちゃ忙しかった、とても仕事以外のモノを受けられる状態ではなかった。

この時点では50%のヤル気度。


それでもつき合いがある以上出来る限りはやろうと決意するも、夜な夜な会議を重ねつつ出来た計画書を送るがあっけなくダメだし。

会場になる民家の選定も出来ていない。
なにをどこで作るか決まらないうちに、すでに一週間以上が経ってしまった。

なのに監督は出演を断る事は考えていない。
これから始まる地獄が見えないようだ。

もうこの時点ではヤル気度10%


制作会社からのダメだしを解消し、出来た計画書はまるっきり最初のモノとは変わっていた。
全然面白そうではない装置になっていた。

すると制作会社からは「最初の案に戻してもイイです、というか戻してください」という雰囲気になっていた。
この時点で残り2週間、今更最初の案でからくり装置を作り上げることは不可能だった。
それでも文句を言いつつ監督は出演を断る事はしない。

こちらのヤル気度は1%未満になっていた。


がしかし、監督の悪運は強かった。

ミナロが会社としては協力出来ないが、見るに見かねた職長なかむらとアニキが仕事が終わった後と休日に装置を作る。
D-Laboさんも一度やると決めたからにはとことん付き合うと、夜遅くまで作業を行う。夜を明かしたこともあった。
最初はそっぽ向かれていた監督の社員の中にも協力する人が出てきた。

そして作り上げた装置の審査本番が先日10日に収録だったのである。


その結果は次回に書く(と思う)

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●技術と道具

ライターはダース=トリオムーン@ミナロです。

 実は数年前までメカニックをしていた時期がある。
WRCのニュージーランドラリーにサービススタッフとして参加したこともある。当然国家資格もある。
ランチアデルタのタイミングベルト交換やインプレッサのショック交換などはあっという間にこなせていた。
(いまはどうか怪しいけど)

 メカニックを何年か続けていると手持ちの工具が増えてくる。プロのメカならば道具は自分の物を持つのが当然のこと。会社から支給を受けたりするのは新米か指定工具があるディーラーのケース位だろう。
そんな中、整備内容にあわせてあれやこれやと工具を買い足していくとツールボックスはあっという間にいっぱいに。
数年に一度使うかどうかといったかなり特殊な物もかなり入っている。当然すべて自前だ。
自分はあまり経済的に恵まれていなかったのでT社の車Cが買える位しか手持ちはないが人によってはT社のCが買える程の品揃えだ。大物(リフトやガレージジャッキなど)を足せば即独立が可能な位に。

 「滅多に使わない工具などは会社の金で買えば良い。」などとプロのメカは考えない。
工具は己の技術の一部なのだ。工具なしでは単なる「知識」があるだけでネジ一つ回やしせない。
「メカニックだ。」と話すと「旅行先で車が壊れても平気ですね。」と言う人がいる。
確かに何が起きたのかが判っていれば不安が無くなる事はあるだろうが、部品や工具が無ければ全然平気ではない。唯の人と変わりない。携帯電話が一番役に立つ。

 整備工場などで仕事をしていると「工具を貸してくれ。」と言って来る客がたまにいる。
無礼な無神経な素人の客が。メカ同士ならばお互いに融通しあったり、良く知った仲の客には快く貸す。
自分は別に偏屈ではない。普通のやりとりだ。しかし無礼な無神経な素人にはこういう。
「お客様にお貸しできる工具は無いんですよね。申し訳ありません。」と、ツールボックスの前で。

 工具はメカニックの貴重な財産だ。素人などに貸せるものか。

 「絶対に○ませないから彼女(奥さん)を貸してくれ。」と言われてあなた貸します?
自分は偏屈ではないので、メカ同士や良く知った仲の友人には快く…


貸す訳ないだろ!

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ドリームバトン

「社長の成功日記」吉田和彦さんから回ってきたので答えてみる。

●小さい時何になりたかったですか?

小さい頃自分はサイボーグだと思っていました。
なので人間になりたかったです。


●その夢は叶いましたか?

一応。


●現在の夢は?

ニュータイプに覚醒。


●最近みた恐い夢は?

重力が無くなる夢。
しばらは空飛んでるのよ、見事に。
でもいずれ落ちるの。(どちらかというと楽しい夢かも)


●ドリームバトンを回す夢見る人を5人

ミナロスタッフ全員へ。


現在の夢は、フォースを習得でもおっけ

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経営戦略とは

今日は改めて考えさせられる事があった。

経営戦略という言葉があるが、これが我々のような零細製造業にも使えるのか?と言うコトだ。

将来の目標を掲げ、そこにたどり着くためになにをすればいいかを紙に書く。
こんな所から経営戦略の儀式は始まる。

しかし基本的に受注生産である零細製造業が、来年の受注量と種類を決められるだろうか?
来週の仕事量も読めないところが大多数だろう。

仮にフォームに書き込んだ経営戦略が出来上がったとしても、自分本位以外の何者でもない。

戦略とは長期的・全体的展望に立った闘争の準備・計画・運用の方法。

言いかえれば、割のいい仕事だけ選んでいくという考えから経営戦略という言葉を使うようになったと思うのだが、大切な相手の事は考えていない。

大衆を相手にするメーカーであれば戦略も成り立つだろう。
ターゲットにしたい相手以外は省略できる。

しかし我々のような外注先の場合、ターゲット以外を省略することなんて出来るのだろうか?
仕事の割が良いのか悪いのか、その判断は狭い範囲の中からなにを基準にするのだろうか?
代金の割が悪いからと言って、断れる人付き合いだったのか?

戦略を考える前に、相手にしてもらえる所へ出ないと話にならない。
中小零細製造業のすべてが経営戦略なんて言い出したら、なにも作れなくなる。


ミナロがもし起業時に戦略を考えていたら今の様にはなっていなかっただろう。
長期的・全体的展望なんて景気の良し悪しでも今月の売上によってもあっという間に変わる。
当時の状況で戦略を考えていたとしたら、「3年目で黒字になればいいや、それから人も増やそう」とか言っていたのではなかろうか。

ところが戦略を持たないことで、初年度から黒字、毎年増収増益、人員も倍になった。
状況に応じた無形の経営だったからこそ、風を捉えられた。

営業の仕方、経営の仕方と言った短期的な戦術は実践をやりながら覚えた。
中小零細製造業には、お金の繋がりより人の繋がりを重視する営業経営戦術のほうが、よっぽど重要だと感じている。


戦略が必要なのはガンダムが出来てからかな?

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●作る、造る、創る

ライターはダース=トリオムーン@ミナロです。

「モノ」にも色々あるが「つくる」にも色々ある。
「つくる」の仮名に当てはまる漢字には「作る」と「造る」と「創る」がある。

 製造業には「造る」の文字を使っている。
 それぞれの意味は

造る は 「大規模な建造物や、酒・みそをこしらえる。」
作る は 「さまざまなものをこしらえる。」
創る は 「新しいものをこしらえる。」
なんだとか。

 自分は「ものづくり」を仕事にしている。そして「モノ」を「つくる」ことが大好きである。
「モノ」も「作る」ことも「造る」ことも「創る」ことも。(あ”ーーっ!変換がめんどくせー。)

 製造業に就いている人は皆「モノ」を「つくる」ことが好きみたいだが、どうも人それぞれの好きな「モノ」と「つくる」が違っているらしい。そりゃもちろん「モノ」が「家」だったり「自動車部品」だったり「フィギュア」だったり「農作物」だったりと違うのは当たり前だ。そんな意味ではない。

「つくる」ことが好きなのも、「つくる」ことそのものが好きなのか、それとも「モノ」が好きなのでそれを「つくる」ことが好きなのかで微妙に違う。「つくる」こと(プロセス)よりその結果の「出来上がり」(達成感)が好きな人も居るだろう。


 そんな中で「ものづくり」の意味する範囲が非常に狭い人がいる。
「それはウチの分野じゃない。」とか「図面が無いと作れない。」とか「抽象的過ぎる。」とか言って<頭の中で「創る」こと>をしない人だ。

 その人にとって「モノ」は手で触れることの出来る「物」であり、「つくる」こととは「作る」だけでありそれは限りなく「加工」に近い。別に批判をするつもりはない。ひとそれぞれにそれぞれの考えがあることを理解出来ぬほど心の狭い人間ではないつもりだ。大人である。

でも非常にもったいない事だと思う。可能性を自分で潰してしまっている様に感じる。


 自分は「モノ」とは「森羅万象」を意味し、「つくる」とは「創る」ことが重要ととらえている。
すべての「ものづくり」に興味がある。自分に出来ることと考えるともちろん範囲は限られてくるけど頭の中では予算や技術の限界は存在しない。なんでも創れる。

人間は想像出来ないモノは作れないらしい。でも想像できるモノはいつかは具体化出来るらしい。
ガン○ムだってそのうちつくれるさ。


こと「こづくり」に関してはプロセスだけが好きだけど。

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週間検索ワード

先週:検索ワードランキング( 3件以上のみ)
対象日: 2005年10月31日(月)~ 2005年11月06日(日)
合計数:628

順位 検索ワード 件数
1 製造業 24
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34 北村浩子 3
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36 めざせモスクワ 3
37 夢見るアンディさん 3
38 就職 3
39 ブランディングとは? 3
40 ガンダムショットバー 3


1位は製造業。
2位はガンダム。

最近Z(ゼータ)ガンダムのTV版をネット配信で見ている。
今までファーストガンダムしか眼中になかったのだが、ホントにいまさらではあるがZガンダムも面白い。

一番興味を引かれたのが、ZガンダムではなくガンダムMk-Ⅱのデザイン。
特に関節や外装の作られ方。

モビルスーツが本当に作られるとしたら、きっと現実に一番近いカタチになるのではないだろうか。

また数あるモビルスーツの中でガンダム顔を引き継いだファーストのファンも馴染めるデザインだ。


ニュータイプ研究所が東京にもやってくる。
上野の森にガンダム降り立つ

これまた行きたいぞ。

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ブログの値段


My blog is worth $56,454.00.
How much is your blog worth?

これは益田さんのブログでも紹介されていたブログの値段を査定するサイトの結果だ。

$56,454.00は日本円(\117)で\6,605,118-
ミナログの価値は約660万円だった。

ブログを売ってレクサスSCでも買おうか。(笑

どういう査定方法かは判らないが面白い。


しかしミナログの場合、年間で数倍の売上を稼いでくれる。
なのでもったいなくて売れない。

ゼロの数が1つ増えたら考えよう。


誰が買うかは知らないけどさ

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emiemi社長とオフ会告知

「緊急オフ!今話題のemiemi女社長を囲んで」というコトで11月12日(土)にオフ会を開きます。
・・・ホントにこのタイトルで良いのか?

最近なにかに開眼したしたemiemi社長が、ついに行動を起こしました。
前日の11日にも六本木ヒルズでパーティーだそうで、オフ会の連チャンです。

当日は、ミナロで作業着の打合せ?のあと、ヨコハマみなとみらい(MM21)地区で食事会。
そこでemiemi社長のありがたい決意を伺う予定。

どんなオフ会になるのか今から楽しみである。

予定日時 11月12日(土) 午後7時~
   場所 桜木町周辺MM21地区(ランドマークタワーじゃ無いけど)
   会費 5000円程、飲み放題 (お金はかかりますけど)
   服装 セミノーマル(作業着可とする)

オフ会に参加して頂ける方は11月8日までにコメントまたはメール下さい。
具体的な時間と場所は予約が取れ次第お知らせします。


*まことに勝手ながら、当日はミナロスタッフの誕生パーティーと歓迎会を合同でやらせて頂きます。

と、書いていたらemiemi社長から電話が来た!
一晩の宿を貸してくださいの事だった。
その声はおっとりしたお嬢様系。
期待大だ!

emiemi萌え萌え~の香具師続出の予感。


なにが期待大なんだ?

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うなぎ屋プチオフ

jimin_02自民党懇談会のあと、うなぎ屋プチオフに参加。

参加者は写真左より
社長の成功日記 吉田社長
内田拓男のビジネスノウハウ大学 内田社長
普通のサラリーマンがこうして4億円企業を創った 俣野社長

一番右が、みどりかわだ。

そしてもうひとり、知識をチカラに! の小林社長が居たのだが顔出し写真はダメと言うコトでビールだけが5人分写っている。


自民党でのお堅い話から一転、ぶっちゃけ話が続出だ。

吉田社長ブログの素早いレスの秘密が分かった、携帯へメールを飛ばしていたのだ。
ブログでも書かれている会社を引き継いだ時の厳しい経験が、今を作っているんだと言うコトがよく分かった。


内田社長のメルマガ60誌発行には驚いた。
ノウハウCDの売上枚数は毎月最低100枚以上は売れるという、さすが色々考えておられる。
mixiユーザーだそうだ、早速マイミクもお願いした。


この日やっと俣野社長の4億円ってなに?がやっと聞けた。
聞けばなるほど、そういう事か~と納得。
ブログから会社にリンクされていない理由も分かった。
しかも全国に拠点があるという、やっぱすごい。


小林社長のSEO技術は凄いモノがある。
素人が聞いても全部は分からないが、Googleでの検索上位には実績があるという。
頼まれると断れない人の良さが現れていた。
小林社長もmixiをやっておられる。


その他、とてもブログでは(ミナログでも)書けないトークも出た。
**社長はチョメチョメだ、
+++長は仕事してるんかい??
&&さんてホニャララだよな~等々。

とても書けない。(汗

楽しい時間だったが、みどりかわは電車の都合で残念ながら途中で帰宅。
少しだけ置いてきたお金で、割り勘分に足りたかが心配だ。

またオフ会を開きましょうという話もあがっていたので、足りなかったらその時払います。


また、このうなぎ屋のオヤジが凄かった。
悪気はないのだろうが、人の話は聞いてない、何度断っても売り込んでくる。
しかしニコニコ笑顔で上の写真を取ってくれたのもこのオヤジなのだ。

うなぎ屋プチオフが、自民党懇談会の名物になりそうな予感がする。

途中で泉ぁぃさんと別れてしまったのは残念、次回は合流しましょう。


みんながんばっている人ばかりだ

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Y'イノベーションに参加

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11月2日に行われたY'イノベーションに参加するためBankART NYK に行ってきた。

仕事を片づけ、途中からの参加だったが、クリスピンジョーンズ氏の講演には間に合った。

パネル討論では「ITになぜデザインが必要なのか」と言う事について、その道で一流のデザイナー達の話を聞けた。

すべてのモノにデザインを重視する事はない、しかし同価格であればデザインされたモノのほうが良い。
機能美がこそがデザインだ。
100人のうちひとりだけが、ぞっこん惚れ込むデザインをすればいい。

この様な言葉が印象に残った。

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しかしお客さんの入りはイマイチ。

200人定員を予定としていたが半分も集まらなかった。
原因は告知の不十分さだろう。

これからのモノづくりに必要とされるデザインの重要性がまだまだ理解されないのは残念だ。


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フォーラムの後、BankARTツアーをして頂いた。
BankARTの本店、BankART1929へと向かう。
以下はそこの展示空間で取った写真。

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優しい光がふわふわ漂うような床。

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人が近づくとムクムクっと動く毛玉

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自動的に5分間隔で整理してしまう机。

先日ミナロで材料を切断したコンベアー付きのテーブルだ。

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クリスピンジョーンズ氏が持っているのが、次期タブレットPCのモックアップ。

これもクリスピン氏のイラストレーターを元に、ミナロで3次元化され加工されたモノである。

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参加者の方達が興味津々で説明を聞いていた。


その後、BankART NYK へ戻り、色々とだべった後、主催者岡田氏、クリスピン氏ら合計6人で夕食へと向かった。

129-2945_IMG
これはクリスピン氏がお礼にくれたお土産。
だいぶミナロを気に入ってくれたようだった。

今週には一度帰国し、来年2月にまた来日するという。

また仕事を持ってきてくれるかな?

その前に英会話を勉強すっか。


謎多き岡田さんのひととなりが少しだけ分かった気がする・・・

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2回目の自民党懇談会

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昨日は自民党「第2回メルマガ・ブログ作者との懇談会」に参加してきた。

1回目から続けて参加の方は半分程。
今回は41名の方が集まった。

自民党からは、
政務調査会長 中川秀直氏
広報本部長 根本 匠氏
広報本部長代理 世耕弘成氏

与謝野馨氏は前日に入閣を果たしたため欠席だった。


懇談会の進み方は1回目とそうたいして変わらないが、すでに2回目につき厳しい要求も出た。

テーマが広すぎるため、的を絞った討論が出来ていない。
懇談会で集まった意見がどう活かされるのか。等々。

世耕氏も言われていたが、まだまだ手探り状態なのだ、これは仕方ない部分だろう。
いくら切れ者世耕氏とはいえ、2回目で理想的で完璧な懇談会にしろというのは手厳しい。

両論あると思うが、個人的には今のままの懇談会形式で良いと思う。
的を絞った討論をやるのであれば、一般ブロガーより有識者を集めた方が良いだろう。

今はまだ、メルマガ・ブログ作者との懇談会なのだから。

今後は的を絞ったテーマを先に掲げてから、メルマガ・ブログ作者を募集するというのもアリだとは思うが。


みどりかわが質問した内容はこんな感じ。
(時間を気にして質問文をはしょりすぎてしまったのだが・・・)

憲法九条改正後、防衛のための武器を国内で(今までより多く)作る様になるのか?
郵貯簡保合わせた約340兆円の投資先がどこか?
また、そのお金が国内の軍需産業に使われる可能性は無いのか?

それに対し世耕氏は、すでに武器は国内でも作っている、しかし輸出が出来ない事は変わらない、340兆円の使い方は政府系金融機関が的確に判断をしていくだろう、国内の軍需産業に使われる事は無いのではないか。

という感じの返答だった。
(詳細は泉ぁぃさんのテープ起こしを待って修正します)

確かに自衛隊で使用する武器は、**重工とか~~重機械とかで作っている、ミナロへも輸送機の1/8モデルを作れないかと電話をもらった事がある。
商工中金とのつき合いもある。
こちらの質問が悪かったのだが、国内製造業が軍需産業に関わる機会が増えるのかどうかを知りたかった。

他の方の質問も詰まっていたので、追加で質問する事はさけたが上記の回答と末端の現場を踏まえ、みどりかわの考えをまとめると。
憲法九条改正後すぐに軍需産業が拡大するわけではないが、中小零細製造業でも関わる可能性が全くない事は無い。
輸出はしないので大量生産は無い、コストは高いまま。
340兆円のお金が直接武器の製造開発に使われる事はないが、投資先が軍需産業に関係している場合もある。
こういう解釈をした。

ホントは戦艦大和(今ならホワイトべースかな)をもう一度作らせろ~、税金も約束手形で受けろ~と言いたかったが、さすがにそれは言っちゃイカンと判断した。(汗
(でもあの技術を残したい気持ちは製造業ならあると思う)

約2時間の懇談会だった、他の質問は例によって、泉ぁぃさんのGrip Blogにお任せ。(いつもありがとう)

その後プチオフが自民党の隣のうなぎ屋であった。
その模様は別記事で。


3回目もあるそうですぜ

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Y'イノベーション

200yo
先日から来日しているクリスピン・ジョーンズ氏デザインのタブレットPCのモックアップが出来上がった。
(一応モザイク処理をしとく)

このモックアップは、BankART Life “Evolution Lounge"で展示されている。

詳細は下記の通り。

BankART Life “Evolution Lounge" 「横浜知財ITクラスター形成・支援プロジェクト」における「Y'イノベーションプロジェクト」の一環として行われ る「新商品・新サービス実験実証事業」が、横浜トリエンナーレにあわせて開催される展覧会「BankART Life 24時間のホスピタリティー ~展覧会場で泊まれるか?~」の会場で展開される“Evolution Lounge"において 体験展示されます。この展覧会は、現代芸術家・建築家30組以上が、実際に滞在が出来る宿泊空間を製作 するライフスタイル提示型の展覧会。その中において、21世紀の新たなライフスタイルを彩るラウンジ(居間も しくはSOHO)空間をITの切り口でデザイン・アートするのが“EvolutionLounge"です。この「ラウンジ」におい て、ベンチャー・ITものづくり企業とデザイナー・インタラクティブアーティストによって作られ、デザインされ る、新たな機器やサービスを手にし、かたちにすることが出来ます。

会 場□BankART 1929 Yokohama
期 間□10月28日より12月16日
“Evolution Lounge"ホームページ
http://innovation.creativecluster.jp/


この中で11月2日に「ITになぜデザインが必要なのか」と言うタイトルで第1回「Y‘イノベーション」フォーラムが開催される。

様々な肩書きを持った方が講演を行う。
ヨコハマから発するデザイン、クリエイティブ、アーティスト、この辺りのキーワードが気になる方は要チェックだ。


面白そうじゃないの

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