« 週間検索ワード | トップページ | 講義の感想-Ⅴ »

●ルールの確認

ライターはダース=トリオムーン@ミナロです。

 図面を書くときには必ずXYZの方向と基準位置(原点)を決める。

 しかし基準の取り方は設計者やモノによって様々にある。
同じモノでもメーカーや設計者の違いによって、また図面の使用目的によっても
原点が変えられる。このときのルールが違っているとお互いの話が通じなくなる。

 たとえば自動車の原点の位置と軸方向の決め方(呼び方、正負方向など)は
メーカーごとの基準があるだけで業界統一のルールがあるわけではないらしい。

 あるメーカーの場合は左右の前輪の中心を結んだ線の中央に原点がくる。
そして乗車状態からみて前後方向をX軸と呼び、後に向かって正方向となる。
Y軸は左右方向で右が正方向、上下がZ軸で上が正方向となる。
 しかし他のメーカーでは軸の呼び方が違ったり、X軸とY軸が逆だったり正負方向が
逆だったりする事があるらしい。(さすがにZ軸は上が正方向なのは共通らしいけど、でも呼び方が違ったりする。)

 こうなると話し手が「前後」の話をしているつもりでも、聞き手は「左右」の話
と受け取っていたりしてとんだトラブルになる可能性がある。
事実(?)「メートル」と「インチ」の間違いが原因でスペースシャトルが…。(ウラがとれてないので。)

 自分の身の回りでもこの手のミスは結構ある。某フランス車のシリンダーの番号の振り方が
国産車と逆で、プラグコードを付け替えたらエンジンが掛からなかったとか、日付の書き方が
日/月/年(とある自動車メーカーの社内文書)になっていて日にちを間違えたとか。

 もちろん、すべてに於いて統一のルールを決めてしまうのが、この手のミスを防ぐ最良の方法である
と思うが現実には難しいだろう。自社が業界基準になろうと頑張ってる人が居たり(今だと次世代ディスクかな)
対抗意識から敢えてライバルの逆を選択したりする人がいるから。(個人的にはそういった選択をする人が好きだけど。
ハーレーvsインディアンとかコルトvsS&Wとか。)ユーザーにとっては迷惑な話だけど仕方がない事。

 話が少しそれた様な気もするけど、要するにルールの確認が大切だって事。
いつの間にか自分が基準になっていて(いるような気がして)独りよがりになっていないかを
時々確認した方がいいんじゃないかと。


社長ブログランキング

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/40436/6963152

この記事へのトラックバック一覧です: ●ルールの確認:

コメント

自己防衛の為にも確認が必要です。
お客さんに「オマエらの基準とウチの基準は違うんだ」とは言えませんので。
まあ、世の中には言っちゃう人もいるけど。

▲コメント投稿者: 通りすがりの看板屋 (Nov 17, 2005 6:09:01 PM)

こんにちは!

>独りよがりになっていないかを時々確認した方がいいんじゃないかと。

同感です。
そうなんですよねぇ~。
それ、しないと大変なコトになりそう。

人に優しいモノづくりも、一定のルールが必要なのですが、規制ばかり厳しくても新しいモノを生むのは難しい。

痛し痒しといったところでしょうか。

▲コメント投稿者: 益田@聞こえないけど、それなりに・・・ (Nov 17, 2005 8:06:52 PM)

図面の書き方。
日本は3角法ですが、海外には1角法がフツーのところも。
日本でも、図面を書き慣れない担当者が、混乱してポンチ絵を書くと、1角法になってることも…。
気をつけないと、勝手反対のモノが出来上がる。で、100%使い物になりません。

▲コメント投稿者: なるせ@コスモテック (Nov 17, 2005 8:38:36 PM)

コメントを書く




*スパム、無責任、言い逃げ、騙りコメントを防止するためメールアドレスは必須としています。
架空アドレスの場合削除する事があります。
お手数ですがご協力下さい。
なお、URLがある場合、そちらが優先で表示されます、サイトをお持ちの方は是非入力してください、お礼に伺います。