●それ、いくら?
ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ
価値観は人それぞれ。
あるモノがこちらの人には「ものすご~く良い」もので何が何でも欲しい!モノなのに同じモノがあちらの人には「単なるゴミ」にしか見えない。なんて事は世の中いくらでもある。
そんなバラバラの価値観を比較するのに便利なのが『¥』という単位。
金額に換算するという「モノサシ」だ。
「俺はこのモノには100万円位は払える。」と言った話を聞き
「私にとって100万円だとこれ位のモノだと払えるから…。これ位なんだな。」
と相手の持つそのモノに対する価値観が大体見当つけられる。
社会生活を営むにはとても便利な共通の「モノサシ」である。
ところがこの「モノサシ」めちゃくちゃ便利(人の命の価値さえ計れる。)なのだが世の中使うはずの道具に使われてしまう人が後を絶たない。便利な道具ほど。
どんな道具も使う為にあって主体は自分のはずなのだが。
妖刀のごとく道具が人をあやつり血をすする。
自分自身の価値観が『¥』という単位の「モノサシ」そのものになってしまい他の「モノサシ」が使えない。いや、他の「モノサシ」の存在すら頭に無くなってしまう。
世の中のすべてを『¥』に換算しないと価値が計れず、その価値こそが絶対だと思いこむ。
いわゆる拝金主義と言うやつなんだろうけど神様のいないこの国では他に「拝む」ものが無いのだから「拝まれ」易いのかもね。
「それ、いくら?」
ってよく口にしていませんか?他にも「モノサシ」はありますよ。
私?私は大丈夫です。「モノサシ」は『¥』のほかにも『ドル』や『ユーロ』や『ペソ』や『ウォン』や『クローネ』とかいろいろ持ってますから。
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コメント
最近オチが読めるよw
▲コメント投稿者: かんばんや (Jun 14, 2006, 8:19:05 PM)
オチから本文考えてるからね~。
▲コメント投稿者: ダース=トリオムーン@ミナロ (Jun 14, 2006, 10:18:58 PM)
私も専門外なんですが、「それ、いくらかかるの」という疑問は、結果的にマルクス-レーニン経済学で労働の対価であるという理論付けがおこなわれ、それがソ連崩壊で瓦解してから、まだ結論が作られていないとかいう話を聞きました。
自分の設計コンサル技術に対する対価設定は、一応公的指標をもとにやってますけど、それでいいのかという自問自答がありますね。(かならずサービスしすぎだと第三者に言われるのだ・・・)
▲コメント投稿者: デハボ1000 (Jun 14, 2006, 11:03:58 PM)
いいえ、すじこ。
▲コメント投稿者: D.-Labo (Jun 14, 2006, 11:54:45 PM)
ビジネスをしていく上では、大事な指標かもしれませんね。
使命があって、それを達成するための階段は、¥という積み木でできているのかも。
▲コメント投稿者: タロット占いラーヤ@社長力アップでふくまねき (Jun 15, 2006, 10:04:39 AM)
トラックバックしたけど、うまくいかなかったかもしれません。
今日の記事で緑川社長登場させてしまいました。
▲コメント投稿者: 「社長の成功日記」吉田和彦 (Jun 16, 2006, 9:13:28 AM)