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●「永遠」という幻想

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ

形あるモノは必ず壊れ、命あるモノは必ず死ぬ。

永遠に続くモノなど存在しない。


人々は「永遠」が幻想である事を(意図的に)忘れようとしている。

「永遠」は概念の中にしかなく、限りなく続くモノ事や尽きることのない生命は無い。

もしかしたら明日世の中の全てが突然終わるかもしれない。

なのに「永遠」を信じている。必ず「あした」は来ると。

世界経済は「永遠」に発展を続けるのだろうか?

「アメリカ」「日本」等の先進国の消費を支える事によって
「中国」「インド」の経済発展がめざましいという。
「日本」だって少し前までは「アメリカ」の消費を支える側だった。
「中国」が、「インド」が先進国並に経済発展をしたらその消費は何処が支えるのだろう?

言い方を変えてみよう。
「アメリカ」は「日本」を搾取した。「日本」は搾取される側からする側にまわり
「中国」「インド」を搾取している。そしていずれ両国もされる側からする側にまわるだろう。
「中国」「インド」は何処を搾取するのであろう。

東南アジアかアフリカか?そしてそこが発展をしたら彼らは次は何処を?

誰が考えてもいずれ行き詰まってしまうのは目に見えている。
搾取が、発展が「永遠」に続くものか。資源にだって限りがある。
何処かで終わりが来る。


それがいつなのか?どの様な形で来るのか?
・・
・・・
・・・・
・・・・・

なんて、言われたら私はどうしたら良いのでしょう?
何が出来るんでしょう?

「神」にでも祈りましょうか?


せめて自分が生きている間中は終わりが来ないことを願う。

だって、私まだ発展途上なんですもの。

ここに神はいる?


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