【講師】小田原城北工業高校
ケミカルウッドを使った実習では、二人ほど怪我をしたが昨年に比べればマシだ。
(昨年は6名負傷)
カッターナイフを使っての削りは、結構難しい。
本当は彫刻刀でやりたいところなのだが、道具が用意できない。
最近は鉛筆を削る機会もそうない、カッターナイフの使い方も含めケミカルウッドを加工してもらうのが目的だ。
実習が始まると生徒たちは、削るのに夢中だ。
時間を忘れて黙々と手を動かす。
課題は球を作ること。
出来ることなら、球以外の複雑なカタチにもチャレンジして欲しいと伝えた。
ハート、スライム、王将、なにコレ?というものまで色々と出来た。
40分という短い時間で完成とまでは行かなかったが、続きは家での宿題ということで。
良い作品が出来たら先生経由でミナロへ届けてもらうことになってます。
このキャリア教育で伝えたかったことは、モリづくりの面白さと、人と人との繋がりだ。
後半ではミナロが出来て今までやってきた経緯を話した。
リストラや出世払いなど、今はまだ理解できなくても、何年か後のどこかで思い出し役に立ってくれればイイ。
この子達が将来の日本のモノづくりを支えてくれれば本望だ。
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