頭がよい人は親指が太い
木村剛氏の「頭がよい人は親指が太い」を読んだ。
タイトルの本当の意味は、「頭が良い」と言うのは「親指が太い」と同義で経営に関しなんの役にも立たない、と言うことだ。
ネタバレから書いてしまったが(ごめんなさい)、この本に書かれてることは今まで誰も教えてくれなかった経営の本質が書かれている。
経営に必要なのは頭の良さではなく、頭の強さが重要ということ。
経営者になることは簡単であっても、続けることはとても難しい。
どれだけ理想のビジネスモデルを考えられたとしても、うまくいくことはまず無い。
現在なんとか踏ん張っている中小零細企業の経営者達は誰に教えられることもなく、経験から学んでいるのだろう。
以下は本書に書かれた中の町工場の現状と今後のあり方を考える上で、特に参考になるタイトルだ。
幅1.5メートルの千尋の谷を跳ぶ。
「製品」と「商品」はとても違うのです。
ビジネスというのは必ず失敗するものである。
お客様が変化するから未来は変わる。
市場調査の予測が的中することはない。
失敗を乗り越えるための3つの資質。
お金儲けのために経営なんて出来ない!
経営者には不満はないが不安がある。
経営者はワーキングプアである。
努力しても報われないのは当たり前。
部下はお金だけでは動きません。
学校がわたしたちに教えなかったこと。
成功するビジネスリーダーをめざすために。
ミナロを立ち上げて約5年。
誰に経営を教わることもなくやってきたが、この本に書かれていることすべてに納得できる。
もしも起業以前にこの本を読んでいたら、起業を躊躇したかもしれない。
それほど経営は辛く苦しいものだと書かれている。
しかし経営者としてハラを括れる覚悟がある人にはサブタイトルの通り「経営学の教科書」となるだろう。
そして現在経営者としてがんばっている人や、経営に感心がある人にとっては、もやもやとしていた部分が活字となり明確となることだろう。
会社というモノは興した10年後に95%が死んでしまう。
残りの5%になるため、イヤ、5%の確立を10%や50%にするために、老若男女が経営の本質を勉強する機会が増えることを期待する。
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