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●「守備範囲」

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ

「ものづくり」について思うこと。

「ものづくり」の「守備範囲」って普段どこまで考えてます?

「ものづくり」が社長さんたち(製造業者限定)の集まりなどで
話題に上ると、「ロボット産業」だとか「航空宇宙産業」なんかの
いわゆる「最先端」「ハイテク産業」に目が行き勝ちのような気がするんですよね。
少し前だと「ハイテク産業」といえばIT関連がもてはやされてた感じだったし。

その辺の話題を口にしていれば「おおっ。勉強熱心だなぁ。」ってなることも判りますよ。未来に目を向けると、そして産業としての方向性を考えるとそうなるのはある意味仕方の無いことだと。

そうでなければ自分たちが直接今関わっている産業についての話題。

実際のところ、身の回りで作られているのは自動車部品だったり家電部品だったりその周辺の会社が多いんだから。市場規模の差だよね。

これも仕方の無いこと。そりゃ、自分が今かかわっている仕事の内容や取引先などのことを考えると余りにかけ離れた(延長線上に無い)話題じゃ
「なにねぼけたこといってるのさ。そんなことよりちゃんと足元みろよ。」
って思われちゃうだろうから。
「そんなことで会社は大丈夫か?」って心配されちゃうかもね。
「ちゃんと自社をアピールしなきゃ。」と成りますわな。普通は。

でも逆に言えばこれらの話題って「無難」。政治家の答弁みたい。
せっかく時間を作って会っている(集まっている)のに
そんな「無難」な話題ばかりじゃねぇ。全部を否定する気は無いですが。
大人の集まりなんだから「無難」である事が「たしなみ」ではあるんだろうけど。
「場」を考えればそうなるわなぁ。(TPOって奴ですか。)

もっと「ヨタ話」「ほら話」をしたほうがいいじゃないかと思うのですけど。個人的には。
もう、仕事の話は一切禁止くらいの勢いで。(やりすぎだろ、そりゃ。)
だって仕事の事なんか皆さんちゃんと考えてますよ。それなりにやって来ている人達なんだから。
社長さん達が集まって「経営」や「技術」の話ばかりじゃつまらないでしょ。
かといって「趣味」の話をしても「ゴルフ」とか「無難」な話題になっちゃうし。
最近は世代の違いか、「ゴルフ」もそれほど盛んじゃない様子だけれど一昔前はもう「ゴルフ」一辺倒だったような気がする。

なんか話がそれてきたかな?でもご安心を。ここまでは前フリ。(なっげー)
で、タイトルに書いた「守備範囲」なんだけれども。

「ものづくり」の「守備範囲」ってどこまで考えてます?
自社の持つ技術、設備の延長で考えていることの方が多いんじゃないかな。
すなわち自社で賄えそうな「品物」まで。

でもって、「もの」って考えたときに自分の周りをみると「自分自身の体」以外は全部「もの」じゃありませんか?

じゃあ、「もの」の中でも人によって「つくられたもの」は?
本当に自然、天然の「もの」、人の手が一切加えられていない「もの」以外。

殆どが「ものづくり」が生んだ「もの」じゃあないですか?

「もの」ってそのもの自体で存在している訳じゃないんです。
持つ人、使う人との関わりのなかではじめて存在意義があるんです。
そのために「もの」が生まれてきたんです。

「ものづくり」って「品物」を作っているだけじゃないんです。
その「もの」を使う人の「生活」を創っているんです。
「もの」がそこに存在してる以上その「もの」を創った人、使う人が必ずいるんです。どんな不可思議な、非日常的な「もの」でも。

長々書いてきたけどもうめんどくさくなってしまったので私なりの結論。
「問題提起」って事にしておくので後は各人で考えてください。
(なんか無責任な感じだなぁ、私ってば。)

<「ものづくり」の「守備範囲」は「人の存在」そのもの。>
(『プロジェクトX』的に崇高な命題だなぁ。と自画自賛。)

いつの日か機会があれば個々の「もの」を採り上げてその考察をしてみたいと思っています。
「スケベいす」とか「女王様のムチ」とか「三角木馬」とか。
(ちょっと偏っていないか?)



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コメント

追記

自分で書いた文章なのだけれど
久しぶりに(書きためているので)読んで
「何で、こんな事書いたんだ?」って。???。

記憶を辿ってみたら

これを書いた頃に
「拷問」や「処刑」の道具について書かれた本を
読んでいたことを思い出した。
「ギロチン」とか「鉄の処女」とかが出てくる。

その本を読んでいたら
「人間てこんなモノまで創っていたんだなぁ。」
「これも<ものづくり>なんだよなぁ。」って
妙な感慨があって。

最後の数行にその辺が現れてるね。


▲コメント投稿者: ダース=トリオムーン@ミナロ (Jun 11, 2007, 12:33:57 AM)

はじめまして

「フリーターから社長へ!億万長者への旅!」
というサイトを運営しております大和と申します。
いつも貴ブログを拝見させていただいております。
記事を読ませていただいて非常に勉強になります。
これからも、どんどん素晴らしい情報を配信してくださいね!
できれば、私のブログも見にきてください。
よろしくお願いします。

http://www.yamato-office21.com/

▲コメント投稿者: 大和 (Jun 11, 2007, 2:42:04 PM)

>「拷問」や「処刑」の道具について書かれた本を
読んでいたことを思い出した。

自分も持ってます「拷問史」の本。

挿絵入り(何故かほとんどが裸の女性)なので電車内で読むときに周囲の目が気になった。

▲コメント投稿者: かんばんや (Jun 11, 2007, 3:01:12 PM)

やはり

▲コメント投稿者: ダース=トリオムーン@ミナロ (Jun 11, 2007, 3:57:24 PM)

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