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●O.J.T.

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ
『時間は1ラウンド3分、相手を殴り倒せば勝ちだ!』

ボクシングなんてテレビで見たことあるだけで
全くやったこと無いのに
たったこれだけのアドバイスで試合のリングに上げられた。

『ジャブ!ジャブ!』

「えっ?ジャブ?<打つべし!>ってやつ?」
「構えも教わっていないのに~。手はジョーを見たから
         何となく判るけど、足はどうなってたっけ?」

『ワン、ツーだ!』

「ワン、ツー?ワンはジャブでいいんだよな?
       じゃあ、ツーはなに?左右のジャブって事?」
「だいたい俺ってサウスポーじゃなかったっけ?
        構えはこれでいいのか?ジャブは右?左?」

『ガードを下げるなっ!』

「ガードが気になると、手が出せなくなるじゃん。」
「っていうか、相手が打ってくるもんだから
             さっきからガードだけじゃん。」
「いつ、打ち返せば良いのよ?」

『足を使え、足を!』

「だから~、立ち方がよくわかんないだよね。
    ベタ足はいけないって事は何となくわかるけどさ。」
「んっ?、<蹴れ>って事か?んなわけないよなぁ。」
「これってボクシングだったよな?ムエタイじゃないよな?
           打たれすぎてぼーっとしてきた。」

『クリンチ、クリンチ!』

「クランチ?チョコ?抱きつけばいいの?でも殴ってくるよ。」

<カーンッ!>

「あっ、ゴングだ。1ラウンド終わったのか?
           あれっ?次のラウンドの開始ゴング?」
「いま、なんラウンドだ?」


O.J.T.(オンザジョブトレーニング)ってこんな感じ?



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コメント

> O.J.T.(オンザジョブトレーニング)ってこんな感じ?

自分も、まったくそのような感じだと思います。
 O 教えてもらわず おっかなびっくり、
 J 自分なりに考えて やむを得ず実行、
 T とんでもない結果でトホホ。

 なんといいますか、言葉で説明できない上司の雲隠れ的ご都合キーワードにも思えますが。
 一般的な傾向として、言葉で説明できない人って、途中経過抜きでいきなり結論に短絡して勝手にキレる傾向ってありますよねー。 若い人はマニュアル育ちなので(=ある意味オートマですが、、、、)それじゃうまくいきませんよねぇ、、。 いまだに「技を見て盗め」とか(笑止) 「“説明責任”って単語知ってる?」とか言いたくもなります。
 そういうことを考える秋の夕暮れでございます。
 

▲コメント投稿者: 寺崎@フォト担当 (Nov 15, 2007, 6:35:48 PM)

「言葉で説明できない」とは

「伝えたい事が言葉では伝わらない内容だから」なのか
「伝える人間に言葉で伝える能力が無いから」なのか。

はたまた、「教わる人間に理解力が無いから」なのか。

p.s.
寺崎さん、写真ありがとうございました。
遅ればせながら、この場を借りて。

「焼き豚」楽しみにしてます。


▲コメント投稿者: ダース=トリオムーン@ミナロ (Nov 16, 2007, 9:45:09 AM)

おはようございます。 今朝は寒かったですねー。ぶるぶる。

> ~ 伝える能力が無いから」なのか。

 一般的なこととして思うのは、「伝える努力がない」傾向はあるように思います。
 それと、ある程度の年齢を過ぎたら、仕事の「努力する」って、「工夫する」とほとんど同義だと思うんですよね。
 教わる人間の「理解力」についても、《やっぱ「努力」かなぁ、、》と思います。 日々続ける反復練習。

 それと、教えるほう/教わるほうともに(主に教えるほう?)、さっさと諦めてレッテル貼る人もいますよね。 楽なんですけど、自分と自分の周囲を高めていくこととか、それによって環境がよくなったり生産性が上がったりする可能性の芽はつぶされ、ひとまず現状維持は楽だなぁ、、という感じでしょうか。
 

▲コメント投稿者: 寺崎@フォト担当 (Nov 17, 2007, 8:34:28 AM)