●「ドレスコード」その1
ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ
パーティーや式典などに出席する際に
その場所にふさわしい服装を指示される。
「フォーマルでお越し下さい。」とか
「カジュアルでどうぞ。」とか。
その他諸々、場面毎に事細かに決まっているらしい。
着たきり雀、ましてや「パーティー」なんかに招待
される事のない私にはあまり関係ないけれど。
周りの雰囲気を壊さないようにする為のエチケットであるのだが
私はヨーロッパの貴族社会即ち階級による
「差別」の臭いがプンプンとして嫌いではある。
「私たち支配階級のルールも知らない奴がのこのこと出てくるな。」ってね。
もっとも、ヨーロッパに限った話ではないけれども。
『忠臣蔵』の松の廊下の一件にも出てくるからね。
早い話が、<ある排他的社会>の「約束事」を知っているか否かを
確認する為のものなんだろな。
ある意味、非常に「差別的」。
で、本日の話は一般的な「ドレスコード」の話では無くって
私的「ドレスコード」です。
周りの事なんか知ったこっちゃ無い
自分の為の決め事、服装規定。
私は「ツナギ」であちこち出かけます。
セミナーとかチョットした集まりとか
「ツナギ」のまま参加することが良くあります。
「ツナギ」は私にとってフォーマルなんです。
まあ、油まみれのきったないのは着替えますけど。
軍人さんにとって「軍服」はフォーマルだし
学生さんにとっては「学生服」がフォーマルです。
<軍人にふさわしい服装>、<学生にふさわしい服装>。
式典や葬儀などに出席するのになんの問題も有りません。
細かくいうと「軍服」は式典によって色々決まり事があるそうだけど。
じゃあ、メカニックにとって「ツナギ」がフォーマルで
どこかいけないんでしょうか?
私にとっては「スーツ」の方が自分にふさわしくないんです。
<メカニックにふさわしい服装>は「ツナギ」です。
屁理屈でしょうか?…屁理屈だろうな。
「制服」ってよりは「作業着」だもんな。
と、言っても「ツナギ」で葬儀や結婚式に参列したことは有りませんけれど。
「礼服」もってますから。
基本的には
「周りに迷惑掛けてる訳じゃないんだから、何着ててもいいじゃん。」
ってスタンスです、私。
ビシッとスーツ着てても、やたら「オイニィ」がキツイ奴がいたら
その方が迷惑だよね。周りにとっては。女性の香水の付け過ぎとかね。
以前、アメリカ人の大学教授がなんかがどっかの大学(上智か?…忘れた。)で
「ジーンズは野良着なので、ジーンズで講義を受けるのは罷り成らん。」と
言ったとか言わなかったとかでニュースになっていたけれど
早い話が「自分(=権威?)に対する<敬意>が感じられないから、気に入らん。」って
事でしょ?「つまらん事に拘りやがって。」って感じ。
じゃあ、全身タイツに「ネクタイ」してりゃOKなのか?
学生は「学業」が本分でしょ。基本的に「学業」に服装は関係ない。
だいたい、「ネクタイ」っていう布きれも何の為のものなのか意味が判らないけど。
「ドレスコード」ってのは
以前書いた、「ノンバーバルコミュニケーション」ってやつで
「言葉にしなくても、見た目で判る様に出来るのが便利だな。」ってくらいですかね。
「ちゃんと、一通りのマナーやエチケットを身につけてますよ。」
「<あなたの所属する社会>のルールを心得ていますよ。」って。
まあ、カップラーメン喰ってブランドもん身に付けてる様な奴がいるから
あんまり当てにはならないけれどね。
あっ。私ったら、今は「メカニック」じゃないじゃん。そう言えば。
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