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●記憶は遺伝するのか?

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ

DNAに刻み込まれた、遙かな記憶」なんてフレーズを

耳にする事があるのだが

果たして後天的な学習の結果である「記憶」が

DNAを通して親から子へ伝わるなんて事があるのだろうか?

DNAに「記憶」を書き込む部分が存在するのか否か?と言う事なんだが。

もしDNAに個体の記憶を書き込む部分があるとしたら
そしてそれが子供に遺伝するとしたら
色々な経験を積んだ親の子ほど
ポテンシャルが高いと言うことになりはしないだろうか?
親が若いときの子供より
年を重ねた後の子供の方が優秀なのだろうか?
若くても経験が豊かな親の子供の方が
経験の少ない親の子供より優秀なのだろうか?
何を以て優秀と言うかは難しいのだが
まあ、「生物として優秀」とでも言えばいいのか。

以前「扁桃体」の壊れたサルの事を書いたが
サルの脳(扁桃体)には生まれながらに
ヘビ(のようなモノ)を怖がる部分があって
誰に教えられなくても
ヘビを恐れる様に出来ているらしい。
自己防衛本能の一部に組み込まれているらしいのだ。

じゃあ、「ヘビを天敵と認識する事」は
持って生まれた資質=本能であると言う事になるとすると。
何時、どうやって本能に組み込まれたのか?
偶然「ヘビを恐れる資質」を持ったサルが生まれ
自然淘汰の中で生き残ったからなのか?
それとも
仲間がヘビに噛まれ死んだのを目撃した記憶がDNAに書き込まれたからなのか?

「アホウドリ」の脳には
「人間を天敵として認識する」項目が入って無かったので
無警戒のまま人間に捕獲されまくり、危うく絶滅するところだった。
簡単に捕まるから「アホウドリ」と名付けられたくらいだもの。
絶滅しかかったくせに「アホウドリ」は未だに「アホウ」である。
先日TVで見たが未だに人間に対する警戒心は無いらしい。
人間が近寄っても全く逃げるそぶりも見せない。
愛すべき「アホウ」である。
野生動物の中でも人間に対しての
警戒心を持つ種と持たない種があるようだが
その違いは何なのだろう?

そんなこんなで気付いたことがある。

「日本のスズメは人に対する警戒心が強い」

何処の国へ行っても公園などにはハトやスズメがいて
人からエサをもらっている。(自分の知る限り)
奴らの主食はパンやポップコーン、ビスケットなどである。
ベンチに座ってランチなんぞをしているといつの間にか
「人だかり」ならぬ「トリだかり」出来ている。
ローマでもパリでもスズメ(日本のとどう違うのか判らないがスズメに違い無いだろう)
がやって来るのだが
奴らは手から直接パンを食べる。
手の上に乗ってくる奴まで居いる。あまり警戒していないみたいだ。
ニュージーランドのスズメも手から直接パンを食べていた。

日本ではハトは結構図々しい奴が居ても
スズメはいないんじゃないか?
結構近くまでは来ても
手から直接食べる様な奴は見たことがない。

そう、日本は稲作の国なのでスズメは人間の敵なのである。
って事はスズメにとっても人間は敵なのだ。長い因縁がある。
だから日本のスズメは人間に対する警戒心が強い、と考えることが出来る。
もしかしたら日本のスズメのDNAには
「人間は敵」という項目が書き込まれているのだろうか?
都会のスズメは最早、稲作とはあまり関係が無くなっている。
それでもなお、人間に対する警戒心が残っているとすれば
それは「人間は恐い」という何代にもわたる記憶が
遺伝している事の証明になるのでは?

イタリアやフランス、ニュージーランドは農業国であっても
稲作は殆ど行われていない。
だから、人間とスズメの関係は良好なのである。
敵対関係が初めから存在していないかった。
よってスズメに警戒心が無いのではなかろうか?

ここでひとつの仮説が立てられる。

「稲作の国のスズメは人間に対する警戒心が強い。」

と同時にこの仮説が立証されると
「記憶は遺伝する」という仮説が立証出来る可能性が見えてくる。

ちょっと誰か
世界中の「稲作の国」を回って
スズメの警戒心を見てきてくれ!


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コメント

フランス、エッフェル塔周りでは
エサをあげるおばさんがいてるせいか
スズメとは良好関係でしたよ^^;

▲コメント投稿者: masa (Mar 22, 2009 10:44:04 PM)

>「稲作の国のスズメは人間に対する警戒心が強い。」
>と同時にこの仮説が立証されると「記憶は遺伝する」という仮説が立証出来る可能性が見えてくる。

稲作の国のスズメは人間に対する警戒感が薄いものは捕獲されたり、食べられたりしたので、警戒感が強い(神経質な)スズメの系統のみが残存しているという考えもありますね。

▲コメント投稿者: デハボ1000 (Mar 23, 2009 10:06:24 AM)

以前からこの問題に興味がありました。冗談ではなく、過去の経験が情報として、DNAにinputされていると思います。昔から、”血は争えない”と言われていますが、分子生物学的に証明される日が来ると信じています。例えば、中国人と日本人の赤ちゃんをすぐ、アメリカに養子に出して同じように育ても、成人するにつれて中国人と日本人の違いが出ると思います。生まれつきの性格も過去の血筋の遺伝の影響がでると思います。何故か、この人物や景色、物などに無性に惹かれることがあります。自分の無意識からの心の底からの叫びみたいなものです。第六感とかインスピレ-ションもDNAから脳にメッセ-ジを送信している気がします。自己満足な意見ですが私の現在の考えです。

▲コメント投稿者: 平尾 一郎 (Jul 4, 2013 7:32:43 PM)

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