泣かしてしまった
女性ではなく、野郎ですがね。
このところあんまりにも金利が安いんで、融資を受ける検討をしてした。
そこでまた金融機関への相見積もり。
すこしでも条件の良いほうから借りるということで、いろいろ動いてもらった。
片方の金融機関は支店の次長が窓口で、もう一方は新人営業。
頼む前から勝負は見えていたか・・・
数週間もの間、両行と資料提出や条件合わせのやりとりが続いた。
そして、どちらから融資を受けるか決定する日、新人営業がミナロへやってきた。
「いかがでしょうか、社長」
「もう決めたよ、先方には断りの電話を入れといた」
「えっ?」
「君から借りることにしたんだよ」
結果は、新人営業が前例のない条件を引き出し、融資実行となった。
今回の制度で一年据置は前例が無いほどありえないことらしい。
負けた次長は鼻から「無理でしょう」と言っていた。
新人営業の彼にとって、今回の融資が銀行に勤めて初の融資実行だった。
「社長、おれマジ泣きそうです。。。」
と言いながら泣いていた。
前例のない事は無理。 そう思っていてはなにも進歩しない。
前例が無いからやり甲斐があるんだろう。
若く正義感あふれるその年頃に、大勢の人に会い、多くの問題意識を持つことが、未来の企業を、世間をまっとうに出来る唯一の方法だと思う。
新人営業の彼にとって、初融資は一生忘れられない出来事だ。
それがミナロだったんなら、ミナロもますます発展しなければ、いずれ「そんな会社あったね~」と昔話で終わってしまう。
そうならないよう、ミナロもやる。
共に成長するんだ。
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