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泣かしてしまった

女性ではなく、野郎ですがね。

このところあんまりにも金利が安いんで、融資を受ける検討をしてした。

そこでまた金融機関への相見積もり。


すこしでも条件の良いほうから借りるということで、いろいろ動いてもらった。
片方の金融機関は支店の次長が窓口で、もう一方は新人営業。
頼む前から勝負は見えていたか・・・

数週間もの間、両行と資料提出や条件合わせのやりとりが続いた。


そして、どちらから融資を受けるか決定する日、新人営業がミナロへやってきた。

「いかがでしょうか、社長」
「もう決めたよ、先方には断りの電話を入れといた」
「えっ?」
「君から借りることにしたんだよ」


結果は、新人営業が前例のない条件を引き出し、融資実行となった。
今回の制度で一年据置は前例が無いほどありえないことらしい。
負けた次長は鼻から「無理でしょう」と言っていた。


新人営業の彼にとって、今回の融資が銀行に勤めて初の融資実行だった。

「社長、おれマジ泣きそうです。。。」

と言いながら泣いていた。


前例のない事は無理。 そう思っていてはなにも進歩しない。
前例が無いからやり甲斐があるんだろう。

若く正義感あふれるその年頃に、大勢の人に会い、多くの問題意識を持つことが、未来の企業を、世間をまっとうに出来る唯一の方法だと思う。

新人営業の彼にとって、初融資は一生忘れられない出来事だ。
それがミナロだったんなら、ミナロもますます発展しなければ、いずれ「そんな会社あったね~」と昔話で終わってしまう。

そうならないよう、ミナロもやる。

共に成長するんだ。


彼が今日からブログを読むと言ったので書いてみたw
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●「モチベーション」

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ

「動機づけ」と訳すらしいが

「動機」なんて言葉

ニュースでの「警察では犯行の動機を調査中。」

ってフレーズか

面接時の「志望の動機は?」ってフレーズ

くらいでしか聞かないなぁ。

早い話が「なぜ、そうした行動をとるのか?」の
「なぜ」の部分の事ですよね。
<「なんとなく」している。>
<「こういう理由で」している。>へと
ハッキリとさせるのが「動機づけ」と言って良いと思う。

でも、普段は
「モチベーション上がるな~。」とかって
「やる気」と同義で使うことが多いのでは無いでしょうかね。

管理職の仕事は「社員のモチベーションを上げる事だ。」とは、良く耳にする話。
社員のモチベーションが上がれば
職場に活気が生まれて自然と業績も上向くもの、なんだそうだ。

世に「モチベーター」なる職業が有るらしい。
お金を戴いて
依頼主の会社の<社員のモチベーションを上げる。>
のがその仕事だとか。
具体的なプログラムの内容は知らないけれど
本当に外部の人間にそんな事が可能なんだろうか?

「自己啓発セミナー」なんてのもそれに類するもの
なんじゃないかと想像するが
「カルト宗教」と同じ胡散臭さを感じてしまう。

一時的にちょこっと「深イイ話」でもって感動して
「生まれ変わったつもりで頑張ります!」とか言って
涙まで流しちゃったりしても
あっという間に元に戻ってしまうんじゃ?
人間なんて忘れっぽいんだから。

「モチベーション」なんて一人ひとり違うだろうし
いつも上がりっぱなし、なんてのは私には考えられない。
常に<ハイ>だなんてクスリかっ?病気かっ?てなもんだ。
常に<熱狂>の中に身を置くなんて状態は
私には異常にしか見えない。
カルト宗教の信者はその<熱狂>の中にいる人達なのだろう。

結局は「モチベーター」の仕事って
「洗脳」のプロセスと同じなんだろうと思う。
<いかに強力な洗脳が出来るか?>
そこが「モチベーター」の腕。
そう言った意味では「企業」も「宗教団体」も同じかもしれない。
主宰者の意図(モチベーション)が違うだけで。


ところで「モチベーター」「モチベーション」って何でしょう?



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●「レッドブルボックスカートレースに出場決定!」

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ
280908cs07
10月11日(日)に

お台場で開催される

「RED BULL BOX CART RACE」に出場が決まりました。

レッドブル・ボックスカートレース公式ページ

Red Bull box Race【YouTube】


エントリーは「心技隊」(シンギタイ)。
テクニカルショウに出展したチームが主体で
プラス「産ナビ」繋がりのメンバーが。

「コロコロ」で懲りているはずなのに
「面白そうじゃん。」って事で
話しは盛り上がり、勢いで出ることになってしまった。
「コロコロ」で懲りているのはミナロだけか…。)

「遊び」って本気でやると結構大変なのよね。
「仕事」と同等以上のエネルギーを必要とする。
まっ、私の場合は「遊び」と「仕事」の境目が
もともと曖昧なんですけど。

「出る。」と決まった以上は頑張るつもりだけれど
正直なところ、気が重い。
再びあの日々が来るのかと思うと…。

「仕事じゃないから金にならない。」→
「勤務時間中の作業は会社に損害を与えているのと一緒。」→
「勤務時間外での作業が絶対。」
ってなると「作業は基本的に夜中。」って事になる。
夏の暑い日なので夜の方が涼しいから
作業には向いてるけれどね~。夜は寝る時間だよね普通。
基本持ち出しだから、フトコロにも非常に痛い
あと、製作と設計(ほぼ現場合わせ)が同時進行だから
頭が休まる暇がないは~~~~~~~~~~~~っ。

「レッドブル」飲んで頑張るしかないみたい。

ってなわけで
これを読んでいる皆さんにお願いが有ります

お金がないチームなので皆さんの協力が必要です。
ご自宅、お知り合いに
「カート製作に使えそうな部品があったら私たちに下さい。」
特に「ホイール」「ブレーキ」「ベアリング」関係の部品。
カートの基本設計は頭の中に有るんだけれど
新品部品だとお金がかかってしまうのです。
どちらかと言えば
「設計に部品を合わせる。」ってより
「部品に設計をあわせる。」方向で考えてますんで
部品が有ると、とっ~てもありがたいんです。
宜しくお願いいたします。

レッドブルボックスカートレース出場のお知らせでした。



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植物工場

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今、ミナロの3Fにはこんな装置がおいてある。

実はこれ、植物を栽培するための装置なのだ。


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下のボックスには水が流れています。


これに種を植えます。

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蒔いた種はチンゲンサイ、小松菜、ガーデンレタス。


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スポンジに爪楊枝で種をつけ、水槽に仕込む。


そして2日後・・・


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小さい芽が出てきました。


生まれたてでかわいいでしょ。

Dscn1843_276

この装置のミソはここ。

天面には赤と青(紫外線)のLEDがびっしり並んでいます。

実は植物に必要な光源は赤色と青色だけなんです!


その技術は1980年代に論文が書かれていました。

1994年には香川大学がLEDによる植物栽培を成功させていますが、すでに15年も経ちます。

意外と古い技術なんです。


しかし、今ひとつ普及していないのは、デメリットとして、
1.LEDが高価なモノだった。
2.収穫できる野菜のりコストが高い。


逆にメリットは
1.無農薬で栽培できる。
2.天候に左右されない。
3.狭いスペースでも栽培できる(段積等)

等々あります。


食品のトレーサビリティーを気にする消費者が増える現在、国内食料自給率をあげるためにも、注目する技術だと思います。


Dscn1893_321

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そして種付けから一週間経った写真。

結構しっかり育ってます。

あと2週間もすれば食べられるかな。


見学希望の方はコメントかメールで
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●「敬語」

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ

>協力要請に御拝聴いただきありがとうございます。

とあるトコロから当社宛の「協力依頼のメール」の中の一文。

如何でしょう?

自分にとっては「違和感バリバリ」っす。

別に「吊し上げよう」ってんじゃ無いけれど
ビジネスシーンでこんなメール出す奴ぁ
「駄目ダメビジネスマン」だよなぁ。
相手が厳しい人だったら、即「取引停止」だね。

ほん~っと「敬語」って難しい
あらたまって文章を書く時とかって
普段使わない様な難しい単語を使おうとすっから
こんな失敗をしでかしちゃうんだよね。

自分も電話とかで
「とんでもございません。」なんて口走っちゃって
「ヤベッ!」とか思う時がある。(これ、間違いだかんね。)
トチ狂って「~でござる。」なんて言っちゃったりすることも。
「ござる、って。拙者はおサムライさん?」
も~毎日が勉強っす。

基本的には相手に対して失礼がなければ
無理して難しい言葉を使う必要はない。
とかって、ビジネス書なんかには書いてあるけど
つい使っちゃうんだよね、カッコつけて
んで、かえって失礼な事になっちまう。

あと、何でもかんでも「お」をつける奴。
「お」覚悟が「お」ありでしょうか?みたいな?
聞き苦しいったらありゃしない。


「敬語」は社会人として
ちゅ~か、人として最低限のスキルでしょ?
<いきなりタメ口>が許されるキャラって
そうそういない。
「な~んか許せちゃう」ってキャラは確かにいるけれどね。

自分の知り合いや周りの人間がタメ口きいてるからって
初対面なのに調子こいてタメ口きいちゃう勘違い野郎とかっているじゃん。
明らかに目上の人に対してでも。
「手前ぇ~にタメ口で話されるおぼえは無ぇ!」ってのが。
「キャラでもねぇ~しよぉ、幼稚園から人生やり直せ!」ってのが。
わたしゃ大人だから
「ほんとはそういう(憎めない)キャラなのかも?」とかって
なるべく好意的に見てあげる様にしてるけどさ。


他人との関わりで成り立ってるのが「社会」なんだから
最低限のマナーは守りたいもんだよな。


さ~て、冒頭の文章の違和感はどこにあるんでしょうかっ?
ヒント=「敬語」には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」がある。
わかんねぇ~奴ぁ、「敬語の本」でも読んで勉強しやがれぇ!


「あっ。」
「申し訳ありません。わたくしこの度は敬語を使うのを失念しておりました。」



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まもなく景気回復

今日だけでヘビーインダストリー系3社を含む大手4社と取引をした。

同業の治具屋にもさばけないほどの仕事が来ているらしい。

景気は間違いなく回復基調だ。


今はまだベタ凪の町工場にも、早かれ遅かれもうすぐ仕事が津波のようにやってくる。

それまでもう少しの辛抱だ。


ミナロはやはり夏休みはないかもしれない。


もう一息!
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●「瓜田に靴を入れず李下に冠を正さず」

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ

中国故事に由来する言葉で

要するに「他人に疑われる様な行動は取るな。」

という戒めである。

スイカの実っている畑で
屈んで靴ひもを直していれば
他人の目にはスイカを盗っている様に見える。
スモモなどの実がなっている木の下で
手を上げて冠を直していれば
他人の目にはスモモを盗っている様にみえる。

いくら本人にその気が無かろうとも
他人に疑いを持たれる様な行いはするべきではない。
ってな話ですな。

公明正大で有ることは当たり前だが
それだけではまだ配慮が足りない、と言う事である。
特に他人の耳目が集まる立場や色々な責任を負っている立場
にいる人間は殊の外、注意が必要である。
他人の目は常に厳しいのである。

ではなぜ疑われるな行動を取る人間は
そんな行動を取ってしまうのか?
なにゆえに配慮が足りない人間なのか?

「自分の行動が人の目にどう見えているか」と言う事に
気が回っていない人間は
早い話「自分の事しか考えられない人間」なわけだ。
「靴ひもを直さないと」という考えだけで
頭が一杯になってしまってそれで即、行動する。
自分の行動が他人からはどう見えて、見た人はどう思うのか
と言う事が考えられない。
「自分を客観的に見る」ことが出来ていない。
そう「メタ認知」っていうやつですな。

脳の機能で言うと
前頭前野の発達、活動が足りない状態。
動物や幼い子供と一緒なわけだな。
「頭隠して尻隠さず」のレベル。

「人を人たらしめているのが前頭前野」と言われている事
から考えると
「人として不完全」と言え無くもなかろう。
ま、「完全な人」は「補完計画」でも実行しない限りは
存在しないだろうから、程度の問題だけれども。

少なくとも人の上に立とうと言う志のある人間ならば
より「完全体」に近い人であって欲しいものである。



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すごいぞ日本の製造業パーティー

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先日【製造業応援ブログ】すごいぞ!日本の製造業!発足式を開催した。

総勢35名もの方々に集まって頂き、大いに盛り上がった。

1次会では、名刺交換や知人の紹介、製造業応援ブログのこれからに期待するも等、中身の濃い時間だった。


続いて2次会もその場所でカラオケ。

普段歌わない、みどりかわも歌わされた。(やめてよ)


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みんな良い顔してます。


ジーズフィールドの山本氏の思いつきで始まった製造業応援ブログが、今ではこれだけの人々に支持をされて、これからますます注目を集めることでしょう。


今回の寄付金もウン万円を越え、活動資金として山本氏に手渡した。

「もったいなくて使えない」と彼は言うけど、みんなが期待して預けてくれたお金だ、使わなければ意味がない。

本業との両立はとても大変だが、手伝えることは何でもしたい。


すごいぞ!日本の製造業!

すごいぞ!ジーズフィールド山本!


【製造業応援ブログ】



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●「メタ認知」

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ

メタ=「より高次な」

メタ認知=「認知を認知する事」

「認知」と言っても
「あの時の子供よ。あなたが父親に間違いないんだから
              ちゃんと認知してよね。」

「ああ。そうだね。(本当にか?)」


…って~のでは無くって
認識する事、<心の作用>の事。

「メタ認知」とは簡単に言っちゃうと
自分を「客観的」に見る事。

何かで怒りまくっている時に
『俺、何でこんなに怒ってるのかなぁ?』とか
めちゃくちゃに悲しい時に
『俺、泣いてるよ。涙もろくなったなぁ。』とか
心のどこかで冷静に<自分の事を他人の様に見ている>事だね。

「怒るときは本気で怒り、泣くときには本気で泣け!」ってな
話しもあるとは思うが
別に演技で怒ったり、泣いたりしてる訳じゃないもんね。
「冷めてる」って言えばその通りなんだけど
<感情に振り回されない、より強い自分の存在>がある
って考えるとなんだか頼もしくない?

「感情にまかせて行動する」って
危なっかしいでしょ? どう考えても。
怒りにまかせてやっちまった事って
大概はろくでもない結果になってる。
これは経験則。

以前書いた「抽象度」に似た話だけど
より高い次元から物事を見たり考えたりするのって
大切なことだと思う。

だって、「自分で自分がコントロール出来ない」って
なんか情けないような気がするから。
「ケモノかよっ!」って。

「自分で自分をコントロール出来ない人」って
「自分は自分で自分をコントロール出来ない人である。」って
事を認識してるのかな?
きっと、認識出来ていないから
「自分で自分をコントロール出来ない人」なのであって
「自分は自分で自分をコントロール出来ない人である。」と
認識していれば
「自分で自分をコントロール出来ない自分」を
コントロール出来るのでは?
そうなると
「自分で自分をコントロール出来ない人」でも
「自分で自分をコントロール出来ない事を判っている自分」を
コントロール出来るのならば
結局は自分をコントロール出来るのか?

(な~んて、いつものように言葉遊びをして「自分、自分」
と書いていたら、ゲシュタルト崩壊が起きた!
なんだか「自分」って字がへんてこりんな文字に見える。)

遊びはここまでにしておいて、話しを続けましょ。

全てがコントロール出来るとは思わないし
「わかっちゃいるけど、やめられないっ。」ってのは
と~~~っても気持ちがいい、だからだもんね。
「暴走」もたまにはしたほうがいいよな、とは思うものの。

暴走中に『只今、暴走中。』って思ってちゃ
本当の「暴走」じゃないよな。
メタ入ってるもん。

(相変わらず、ワケわかんねぇ事書いてるなぁ、私って。
 これって暴走中?)



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