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■「つくる」 のエンジン、言動力(3)

ライター:ワイ・ツー・エンジン

Monodukuri_nen4

チーム ヘンタイ

「25番目のピース」(第5回~7回)

戦う人は、考動の人だった。
メジャーリーグ時代の田口選手のスポーツ脳。
考える眼と耳と口…カラダ。

仕事や私生活も、なんにでも言える話ですが、
人が、人とが在ることで、それぞれの役割をどうつくるのか。
「機会」を、個人がどうとらえるのか。

田口選手のように役割を見つけ、自らの内外に発しながら、
弱みを強さへとシフトしていける人もいる。
存在への葛藤と希求心を感じますが、個人の考動力の問題だけではなく、
周囲や社会全体の問題として考えていかなければいけないものもあります。

人を率いたり、ジャッジしたりする立場にある人が、
どんな目線を周りに向けているのか。
一面でも、組織の映し鏡にもなるでしょう。
マイ・ライフワードで、「障健混在」と言っていますが、
社会接点においてハンデを感じている側から、支える側から、
ひと・こと・ものに向き合っていく在り方につながることもあります。

ワンピース」(アニメ)の意味は、「ひとつながり」だったですよね。
「人つながり」と掛け言葉にしてもいいかな。そんなことを思い出しもしました。


あ、「ヘンタイ」は、「変態」と「編隊」。
組織や団体行動、物事の流れの中で、自分の在り様を思考し、
闊達に変化させながら、隊形を構成していく、その一つを担う。

チーム=編隊のカブリですが、「チーム ヘンタイ」。
ヘンのタイの心持ちが、なんか♪


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●経理

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ

中国語では「社長」のことを

「経理」と書くそうな。

日本語と中国語では
同じ漢字を使っていると云っても
それぞれの文字の意味するところが
違うだろうから
日本語で云うところの「経理」とは別なのかなと思うし
国語辞典で「経理」を調べてみると
『 治めととのえること。』
といった意味もある様なので
こちらの意味で使われている感じはあるのだが。

まあ、私の認識では
「経理」が「金の勘定をする仕事」を意味すると
思っているけれど
「経理」をそういった使い方にするようになった
「経緯」が判らないから
「経理」=「金勘定」てのが
コトバとして正解なのかどうか?
中国で「経理」を「社長」として使うようになった
「経緯」も判らないので
あくまで
個人的な想像でしかないんだけれど。

日本と中国で大きく違うのは
中国は「共産主義国家」だって事。

共産社会にあって「社長」とは
「金勘定」が主な仕事ってことなんですかね?

「経営」は国家(共産党)の仕事だから
「社長」は「金勘定」だけしていればよろしい、と。
「入れ物」は用意するから兎に角「動かして金をつくれ」と。
事業は全て国営が基本だからね。
だから「経理」が「社長」を意味する様になった。
なんてとこかな?

そうなると中国語に於いても
「経理」は「金勘定」と同じ意味って事なのか?

最近の事だもんね「私企業」ってのが出来たのは?
詳しくは判らないけれど。

でも「経理」ってコトバの誕生が
中華人民共和国誕生以前ならば
上に書いた事は当てはまらない気もするしね。

「会社」ってのは共産社会ではどういう概念?
中国語だと「会社」は「公司」って書くしなぁ。
共産社会らしいコトバの気もするが。

日本語でも
元はカンパニーの翻訳で出来たコトバだから
歴史的にそれほど古いワケでもないだろう。

「社」の意味するところは会社だけじゃ無いし
単に「社」の「長」って云う意味の熟語なら
「神社」の「長」だって「社長」って
云っても良さそうだし。
そうなると「社長」よりも「経理」の方が
より実体を表しているのか?

大体「経営」って概念も日本とおんなじ?
って疑問も。
共産社会に於いて「経営」ってコトバはどういう概念?

なんて事を

堂々巡りしながら
行きつ戻りつ
つらつら書きつつ

「金勘定」しか出来ない「経理」ってのもどうかと思うが
「金勘定」がお粗末な「経理」もどうかと思う

きょうこの頃。

お金って大切だよね。

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●リーダーシップ

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ


えらい誰かさんの
リーダーシップが問われている。

リーダーシップは日本語にすると
なんて云うんだ?と思い
辞書で引いたら<統率力>なんて出てきた。

統率力なんていうと
多くの手下を自分の思うとおりに動かす力。
私の頭ん中には
軍師みたいのが浮かぶんだけれど

諸葛孔明みたいな?
カレ、統率力ありそうだよね?

でも
孔明はリーダーじゃないもんねぇ。
やっぱ劉備がリーダーだよな。

「手下に自分の云うことをきかせる能力」なのか?
それとも
「手下に自分の云うことをきいて貰える能力」なのか?

手下が云うことをきく<理由>が何なのかってのが
色々とあるわな。
具体的なトコはあえて書くまでもないから
書かんが。

それによって
「きかせる」のか
「きいて貰える」のか
が分かれると。

統率力ってコトバだと
私が思うには
「きかせる」に近いニュアンスだと。

手下が
(殺されちゃうから)
仕方なく云うことを「きく」のか
(たとえ死んだとしても)
自分から進んで「きく」のかの違い。

項羽と劉邦や
曹操と劉備みたいな違いっていうの?

現実はどうだったのかは
さておいて
殆どの物語上はハッキリと
対称的に描かれていて
劉邦や劉備みたいな方が
「どちらかといえば良いんじゃな~い。」ってな
評価の方が優勢になってますがね。

私も
劉邦や劉備の方が好きだけれど
それって物語に影響されているっちゅ~か
作者の意図にまんまと、って事ね。
だってそう思える様に
書いてるんだもの。

現実は
覇王・項羽の方が
色々な面で優れていたと
私は想像する。

歴史上「四面楚歌」になっちゃったのは
事実だろうから
滅ぼした劉邦の方を主役に据えれば
物語を面白くするには
必然的に脇役、敵役になっちゃうからね。

イヤなやつみたいに書かれちゃうよね
そりゃあ。

歴史の中でみれば
どの国も今は滅びてしまっているが
項羽や曹操の国のほうが
豊かで大きかった様な気がする。

何百年と時代が違うのを
一緒くたにしちゃってるけどね。

云い方をかえれば
その時点での市民レベルで
他国と比較すれば
暮らしやすかったんじゃないかなと想像する。
政治家や軍人はさておき。

その時点ってのが
どの時点なのか説明が足らん気がするが
「国が大きくて、豊かだったその時」ね。
だから暮らしやすいんだろ、ってなるが。

漢も高祖・劉邦の時点では
まだまだだったんじゃないかな?

ここで言うその時点は
国が出来たばっかりのあたりね。

昔の中国の話に偏っているので
判らない人には???
だろうけど
日本の戦国とか幕末あたりだと
ピンと来る人が浮かばないもんで
云いたいことが分かり難いのは
勘弁してね。

プロの物書きじゃないもんで。

自分がもしもその時に
その国で職人とかやって
暮らしていたら
どうだろうって想像してみた、って話ね。
無名の小市民にとっては
政治と生活が直結しているってのは判っていても
やっぱ
天下百年の計を語るより
今日明日の食い扶持の方が大切だもんね。
それだけ切実だ。

リーダーにはリーダーなりの
言分があるんだろうが
そもそも
リーダーシップが発揮できないんじゃ
それなりのだってこと。


極東の島国は今暮らしやすい時なのかい?
迷走中に見えるリーダーさんよ?

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チーム無駄遣い10%in東大阪

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6月11日夜、(株)アオキさんのあとは、人数がさらに増えて大阪梅田でチーム無駄遣い10%の本領発揮だ。

写真は幸福の神様とされる店に飾ってあったビリケンさん。

足下には、withrabi(ウィズラビ)も出張中。

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関東組を迎え入れる的場くんの仲間達。

総勢16名で始まった宴会は、製造業ならではの話で夢を語る。

板金でガンダムを作ったアラキさん、これぞ関西人というノリで場を盛り上げてくれた。
ガンダムもすごいんだけど、完璧に自身のキャラの方が勝ってましたから。(笑)
この鉄工所から見える景色


「今度は横浜へ行きます!」と言ってくれた方も何人も居た。

是非実現して、交流を深めて行こう。

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全国には似たような者達が沢山居る。

この人達と出会って話して、町工場のこれからってのを自分たちで見つけよう。

もう人任せ、運任せは懲り懲りだろう。


日本は中小企業で動いている。

この現実を直視し、これから進むべき方角を決めていこう。


宴会の最後には、新聞記者にして元東大応援団からのエール!

凄い集まりだぜこれは。


撮影:心技隊事務局長 MSP伊藤

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株式会社アオキ工場見学

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6月11日の夕方、宝塚組と(株)東大阪技研組とが合流して、(株)アオキさんの工場へとやってきた。

みどりかわにとっては、ようやく東大阪に来られたって感じ。

昨年の産業Navi大賞の時に青木さんと名刺を交換して以来、一年近く経ってしまったからだ。

当時頂いたメールに、また再会できることを楽しみにしております。待ってまっせ~ と書いもらったのに、まさかの骨折事故で勢いが削がれてしまった。

それ以外にも震災があったりドタバタしていた。


だが、はやり一度はちゃんと伺って話をしたいと、震災後のチーム無駄遣い10%活動にも丁度良いと判断し決行した。

今回は、先の記事で取り上げた(株)東大阪技研の的場くんと青木さんに出会って頂くこと。
朝日新聞の中小企業専門記者の方に、日本の町工場の代表格に会って頂くことの二つが主題だ。

もちろん青木さんの笑顔とダミ声を聞きたいためでもあったが。(笑)

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講演も聴き、本も読んでいるため(株)アオキさんのことはよく知っているつもりでいたのだが、驚いたのは工場見学の案内役に入社間もない女性(いや、女の子って感じの若さだ)が出てきたこと。

しかも今年四月入社の彼女が社内のことすべてを掌握していたから驚きなのだ。

マシニングセンター縦型横型の違い、NC機、汎用機の違い、作業工程の説明まですべて一人でやってのける。

青木社長曰く「彼女は将来うちの四番バッターになってもらう!」と言っていたが、まんざら冗談ではないだろう。


その賢い女性の名は松本さん。

入社動機を聞いてみた。

学生の時に青木社長の講演を聴いて感銘を受け、工学部を卒業して真っ先に(株)アオキさんへ就職希望を出したんだとか。


なともうらやましいではないか。

さすが青木社長!


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みどりかわも、そんな青木社長からうれしい事を言われた。

年間五千枚も名刺交換をすると大体忘れてしまうんや。
けど、みどりかわさんの事は印象に残っているんや。

恐縮です。
とても嬉しいです。


しかし有名人だけに悩みもあるらしい。

それはミナロも少しだけ共通することなのだが、工場見学の来客が多すぎること。

まさか有料で工場見学をするわけもいかんし、そんなことしたら天狗と呼ばれてしまうわって。

そして近所のおばさんにつけられたあだ名が「ボンド青木」。

決してジェームズボンドやないで、接着剤のボンドやでって。(笑)


周りからみてもそうだし、青木社長自身も思っている、ボンド青木は最高のあだ名だ。


(株)アオキさんはこれから、息子さんの専務が主となり自社の航空機開発に注力していくという。

まいど1号で成功も失敗も経験された青木さんが、これからの町工場に夢と希望と、そして接着剤を与えて続けてくれるのを期待しています。


ありがとうございました。

参加して頂いたみなさんにも感謝です。

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999「マジでイケてる製造業を目指すで」

6月11日午後、おかしらが宝塚大劇場に行っている間に、別行動で東大阪のある町工場を取材していた記者がいる。

その記者の名は始末屋メーテル、全国の製造業、町工場に刀を振りかざし、あらゆるモノを999に乗せてしまう。

twitterやFacebookで宣言していた通り、魂のままに書かれている。

今回ミナログ初登場の記事がこれだ!


株式会社東大阪技研。
継ぐわけでもなんでもなく、リーマンショック後にゼロから1人で製造業を起業。
2011年8月で3期目。
東大阪技研会社HP
的場社長ブログ

●追記(2011年6月14日) 

記事を公開して2日。いろいろなところからいろいろな感想をいただく記事となり、ほんとうに心から感謝しております。ありがとうございます。

記事は、的場さんの「攻め」で「前向き」なところを、斜め前からきりとっています。

ほんとうは、まだまだ控えめで、迷いもあって、あったかくて、ちょっとドキドキしながら心配しいな、的場さんの素顔。

そこにあえて触れていません。申し訳ない、的場さん。

若く初々しい「強さ」を、いまだからこそ、ガッツリ残しておきたい。

もしも、「生意気」というイメージだけが残ってしまう読者さんがいらっしゃったら・・・

・・・それは、「ここを書かないで、いま、どうする?!」という、ライターであるわたし自身が挑戦したいことなのです。何卒お許しください。

いままさに、日本の若者に時代が求めていること、これからも求めるであろうこと。

迷いながらもそれを持った若者が現実にいることを、つたえないでどうする?

誇りに思わずにどうする?

このままの掲載をOKしてくれて、的場さん、ほんとうにありがとう。 

でも、なにかあったら、いつでも、なんでも、言ってきてね。

999で、待っているから...。(始末屋メーテル記)

06111_4 社長 的場一馬さん25歳(右)・ 工場長 高居堅治さん27歳(左)

サラリーマン、6社くらい経験。
若いから
(いまも若いKARA)
仕事が長つづきせんかった。


すぐちょっとのことががまんできん、思たら、やめてまう。
でも、共通してたんは、「削る」仕事だったってこと。
鉄やら樹脂やらあらゆる材料を、
「削って」
航空部品やら生活家電の試作品やらあらゆる製品に。

それがよかったんかなあ。

リーマンショックの直後に起業。
2代目でもなく、なんにもない、製造業で、自分で、起業。

起業前に全国行脚していろいろなひとから話をきく。
みどりかわさんからも一言。
「おまえ、バカだわ」
「今がどんな時期か、ユー、わかってんの?ボーイ?」的な(笑)。

(神戸から1時間半かけて通勤ちうの工場長とは、サラリーマン時代の見本市や展示会で顔をあわせるうち、意気投合。2期目スタートの頃から2人体制に。)

2人の分担?んー・・・やれることを2人でやってるだけ。
ルールもなにも決めんと(笑)。

いままでの日本の製造業で、足をひっぱってしまってるんは、
「人をおさえつけること」やないかと思う。

それは、こうやって金を稼げ、こうやって仕事せい、というやり方をそのまま
通して待ってれば富がもたらされてた時代の話。
それはもう、いま、ちがうやろ。

起業して、自分が甘かったこと。
「お金」のこと。

もう、ほんと、「お金」のことを、甘く考えてた。
努力していれば、勝手にもうかっていく、と思ってた。
ちょうど、時代が、それを許さなくなってたのに。

だから、失敗はすごい、してます。

でも、その失敗をパワーにしたらええ。
失ったものの3倍得るもんがあれば、大きい。

モノづくりって、時間もお金もすごくかかる。
たとえ失敗してもそこにかけた「考える時間」と「お金」は、失って
でも、得るもんがある。

工場長「考え方次第やと思う。失敗のなかに、なにかを見出そうという
意識があるか、ないかや、と」

(どうしてそんなふうにパワーでる?取材中、一瞬たりともわたしから目をそらさない
的場さん。こんな取材相手は、正直、はじめてだ。フツウ、目をそらす。)

モノづくりが好きで、この仕事で生きていきたいから。
もう、モノをつくって、ごはんも食べられるっていう。

ごはんが食べたいからモノをつくってるんじゃないんで。

プラスチックのぺらっぺらの仮面を買ってきて、図面のないところからこんなんも
マシニングセンタで切削加工でできまっせ、ウチ・・・
って持ち歩く営業ツールにつくってみたり。
製品はお客様のものなんで、見せられないんでね。

06114_3  営業ツールぢゃい!

うーん。ただね、これ見て、「こういう仕事ばっかなの」と見えちゃってふつうの
かんたんな仕事がこなかったり(笑)。
ややこしいのばっかり、きてまう(笑)。
ほんまやったら、かんたんなのもしたいのに(笑)。

(ここ、書くのやめよっか。と言ったら)

書いてください、こここそ!(笑)

工場長「かんたんなモノを、やすく、はやくつくる、これも難しいんすよ」

(かんたんなモノをやすくはやく、これ中国など海外と同じ土俵になってしまうのでは・・?)

いや、時間やお金の、なにかを捨ててまで同じ土俵にのることはしてない。
やすくはやくつくって、そんなおおきくはないけど、利益もある状態。

なぜそのバランスがとれるか?

失うことを、人より怖く思てないから。
ちょっとの工夫で、考えて、失敗を恐れずやってみる。

そうすればできる。

逆に、リーマンショック前まで、どんだけみんなもうけてたん?
て思う。
いまが適正とちゃうか・・・て。

頭しぼって、考えたら、できる。
失敗したときは、もちろん人間やから、泣きそうになるくらい、つらい。
でもそれがすべて、ムダになってない。
瞬間苦しくても、あきらめずやっとったら、失敗したときに考えたこと、
買っちゃった工具や機械が、あとで、必ず、生きてくる。

(具体例をひとつ、頼む。ここ読んでただの精神論かい、と思う人いたらむかつくから、わたしが。)

今年の2月ころのこと。
安い仕事を、ムチャしてうけてた。3~4日、家にも帰らないで仕事。
頭じゃなく体をつかって、まさに中国など海外と同じ土俵のやり方をつづけてた。
ムチャですわ。
ウトウトして仕事つづけてて・・・

機械こわした。

その瞬間、その機械でやるはずやった納期の厳しいすべての仕事ができなくな
った。夜中に、お客さんに電話して、事情話して謝った。断った。
「機械直るまで待つわ」と言ってくれたお客さんもいた。

詰めてた仕事、なくなった。
それで時間ができた。
考える時間が。

苦しかった。
1ヶ月葛藤した。

人が仕事をするのでなく、機械に仕事を任そう。
そして、体が楽になった分、俺ら、考えればいい。

あのときのお客さんにはほんとうに迷惑をかけてしまったけれど、
機械を壊してなかったら、
この考え方にはたどりつけなかったと思う。

そのときつくったのが、「タカイ1号」。それと、買った工具が、いまや、大活躍。
06115_3 タカイ1号と買った工具

ブログはね、気分。(決してご自身の中で、無理はせず、自然体で、という意味で)

ツイッターとか?やり方いまひとつわからないんで、まだ放置。
つながりが増えそうでいいなと思うけど、ツールのひとつだと思っていて。
つながりはあせることない、ゆったり増えていけば、と。
人に感化されすぎると、それもつらくなるかと。

生きるって、やぱ、つらいこと多い。
だったら、人に感化されすぎることなく、自分の信念で生きていきたい。

信念。
モノをつくりたい。

自分達だけが富・利益もつためじゃなくって、次の世代にわたせる
モノづくりができなければやる意味がない。


工場長「そんなしんどそうなこと、はたからみてて、『俺もやりたい』て子供が思うかぁぁ?、
て見えててはいかん。モノづくりの職人見て、『カッコええ』てあこがれられるようにならんと」

よく、若者の製造業ばなれ、とか言われるけど、
製造業だけじゃない。
働くこと自体から、仕事自体からはなれてるんとちがうか

いま、変わらんと。


俺らみたいな、0から1人で起業した町工場、護るもんなんてひとつもない。
進んでいくしかない。
やってみないとわからんでしょ?

(バカだわ、と言われて起業して8月で3期目。誇りだ。)

いまあの頃の俺に会ったら、俺も、バカって言う。やめとけや。て(笑)

工場長「でも、聞かへんやろ(笑)」

そして、同じ東大阪の株式会社アオキをはじめて見学。
工場見学では、子供のようにはしゃぐ2人。
「アオキさんでも、ウチと同じここの機械つかっとるんや~」
(カワユス)
「この機械苦手やわ~」
(コドモかっ)

同社の取材されたTV番組のビデオ30分視聴後、念願の青木社長ご本人からお話を伺う。

ビデオとその日の生青木社長より・・・
「かわらんと」
「やってみないとわからん」
「失敗をおそれて自分の手でさわれない人が多い、さわってみ」
「やったことは、必ず、プラスになる」
「誇りをもて」
「下の世代にわたさんと」
「しんどいときこそチャレンジ」
「成功例を若者に見せるで」
「日本の中小企業をバカにしたらあかんで」

(取材内容とあまりにかぶってて鳥肌がたったね、的場さん。つながりはゆったりって言ってたけど、彼の一声で東大阪だけでなく、四日市や八尾などから続々製造業メンバーがあつまったその夜の懇親会。幹事で汗かく彼から、最後にもらった、一言。)

「はい。もう。青木さんのお話、めっちゃかぶってて・・・
・・・・・・ちょっと、おセンチになっちゃいました、俺

06119_3 おセンチにもなるで・・・


ライター、始末屋メーテルの記事はタイトルの999が目印です。

評判が良ければこれからもミナログに登場する予定。
しかしロクな評価しかなければ一発屋。

みなさんの感想をお聞かせください。

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宝塚大劇場で観劇

Img_2758

明けて6月11日土曜日の午前中、宝塚大劇場。

最近宝塚にはまってます。

と言ってもまだ2回目の観劇ですが(笑)

以前ある方に、「宝塚観に行ったんですよ~」と話をしたら、なんとその方、現役トップスターの頃の真矢みきを取材した塚ファン。
(宝塚ファンのことを塚ファンと言うらしい)

曰く「一度は宝塚大劇場で大階段を観なさい」と言われ、ハイわかりました!とその場でチケットを取ってもらう約束をした。

その約束が叶って、本場宝塚の大劇場に行ってきた。

Rimg0003

宝塚は基本的に、前半が劇で、後半はダンスショー。


今回の演目は、石田三成。

大河ドラマを観ている人にはぴったしの話だ。

連れは、茶々の子供は秀吉の子じゃないのぉぉと真剣に突っ込んでましたが。

物語ですからねぇ。

そしてお待ちかね、後半のダンスショー。

おかしらは、ラインダンス(ロケットというらしい)が大好きだ。(笑)

実はこのラインダンス、新人の下級生が踊る役割なんだとか。

なんにしろ、もうそれだけでお腹いっぱい。
宝塚に来た甲斐がある。

Rimg0005


しかし、観客の7~8割は女性。

他に着物を着た男なんて誰も居ない。(笑)


次の機会があれば是非ご一緒に行きましょう。

こういう世界もアルのかぁ~とおもうよ、きっと。



そして、時を同じくして別動隊がある町工場の取材をしていた。

その記者は、全国の町工場、製造業界に刀を振りかざし、あらゆるモノを999に乗せてしまうあの人だ…

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マイクロモノづくりストリーミング

先週末は怒濤の勢いで多くの人達に逢ってきた。

まずはその一段目。

6月10日にenmonoさんのマイクロモノづくりストリーミング(MMS)に出させてもらった。Rimg0002


このMMSは、USTREAM上で製造業のがんばっている人々を取り上げている。

今回でもう12回目。

過去の放送を何回か観たが、正直言って全部は観きれなかった。

たぶんそう感じている製造業の方は多いと思う。

今回初めて観たという人もけっこう居る。


このUSTREAM動画以外でも、ITmediaで記事を書かれてるenmonoさんの活動は、製造業界にとって数少ないスマートなやり方で、現場を持った一企業が決して出来ることではない無いと思うが、肝心の製造業に理解されないのは、とてももったいない気がしていた。

特にenmono代表の三木さんとは結構長い付き合いだし、ほっとくわけにわいかない(笑)


そこで、オファーをもらったとき、ミナロの紹介もうれしいけど、enmonさんの紹介をしたいけどどう?と引き受けた。

なので、みどりかわは出来るだけ聞き役、振り役に回ったつもりです。


後半の「enmonoさんの見方が変わりましたか?」という質問に、生放送でご覧頂いていた方々から、「ノ」とか「変わった!」、「理解できた!」と答えをもらいました。


今後このenmonoさんの活動を通して、製造業界が盛り上がることを大いに期待しています。


録画はyoutubeにアップして頂きましたので、ここよりご覧ください。
'11/6/10 第12回MMS放送(ゲスト:株式会社ミナロ 緑川)


録画失敗して、途中から始まりますがそれもenmonoのチャームポイント(笑)
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●量子論

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ

「量子力学の世界では

   今までの常識が通用しない。」

このフレーズを
自分の都合の良いように
拡大解釈して使う人がいたりなんかする。

何でもかんでも
量子力学を引き合いにだして
「今までの常識は通用しないんです!」って。

「トンネル効果」を持ちだして
だから人間だって
「テレポーテーション」が可能だ。
とか
電子の位置は人が観測した時点で決定するんだから
それは人の意志が
電子の位置を決めていることになる
意志の力が物理的な作用をするのだから
それが「テレキネシス」だ、などと。

兎に角
「常識的に考えてもおかしな話だろ?」ってことでも
「今までの常識が通用しない」んだから
なんでもアリの世の中なんですよって。
頭が固いなぁ、考えが古いなぁって。
物理学から飛び出して人生論まで
おんなじレベルで語っちゃう。

仲間内でのチョット面白いこと云う
とんでもキャラとして
語ってる分にはいいけれど

(ココだけの話本当に
  高速で移動すると時間の流れが遅くなるから
   クルマやバイク好きっていつまでも若いんだぜ。) 

本気で
相手構わずそんなこと云っていたら
痛い人と思われますぜ。

ワタシ。か?

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次世代製造業潮流『マイクロモノづくりストリーミング(MMS)』

今週の金曜日6月10日正午にUSTREAMで生放送。20110607



次世代製造業潮流『マイクロモノづくりストリーミング(MMS)』 第12回放送「スプーンから宇宙戦艦まで。町工場のアナハイム計画」 ゲスト:株式会社ミナロ 代表取締役 緑川賢司様

マイクロモノづくりストリーミング 町工場から自社製品を生み出す、「マイクロモノづくり」。

その「マイクロモノづくり」の実践者を毎回およびして対談をする製造業支援番組です。

今回のゲストは、神奈川県横浜市金沢区に本拠地をおく、株式会社ミナロの緑川さまに「スプーンから宇宙戦艦までを生み出す」をコンプトに町工場から非常にユニークな数多くのチャレンジをされている取り組みと、マイクロモノづくりに関して語っていただきます。


と言うことで、みどりかわ@ミナロが出させて頂きます。


一見、おかたい番組ですが今回はなんと着流し対談(笑)

メインパーソナリティの三木さんとみどりかわが着物で登場、三木さんは武闘家で本当にサムライなんですけどね。

実はこの三木さんとの出会いは古く、2004にミナロへ来られたことがある。
その時の記事。
http://minaro.cocolog-nifty.com/mog/2004/10/post_7.html

なつかしいねぇ(笑)


それからしばらくして独立され、今は宇都宮さんと共に立ち上げた株式会社enmonoの代表取締役だ。
このストリーミング企画もenmonoさんのアイデア。

ミナロの話よりそっちの方が気になるひとも多いはず。

当日の、ミナロの説明やアナハイム計画の解説と、番組進行表をもらったが、はたしてその通りに進むだろうか・・・


ま、出るほうも観るほうも、お互い楽しい時間となればうれしいです。

USTREAMにコメント書いて頂ければ出来るだけ答えますんで!


6月10日正午から一時間、是非お付き合いください。
マイクロモノづくりストリーミング


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☆常夏の町工場 つづき

ライター:れおん@ミナロ

白状すると

誰でも知ってるひまわりだから咲いたってたいして気にしてなかった

でも本当はひまわりについて知らない事ばかりだった

たとえばタネの並び方

ボクは生まれて8年、↓こんな風に同心円上に配列されているとばかり思っていた

Uzu_2

 

グルグル

 

だけど実際には↓こんな感じ、プロペラのよう・・・

Rasen

 

 

 驚

せっかくだから花をカットしてみた

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すごい数!

さて。その後このひまわりは 脇芽がぐんぐん成長し

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たくさんの花が咲きましたとさ!

スプレー咲きって言うんだって!  へぇぇ~

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●ツバメ返し

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ

ツバメってどうしてあんな飛び方なんだろう?

シトシトと雨が降る中
ツバメが飛ぶ姿を眺めていた。

天気の悪い時に
ツバメが低く飛ぶのは
餌になるムシが
上昇気流が起きない為に
地上近くを飛んでいるからなんだと
教わった記憶がある。

じゃあ
ツバメがあんなに
ひっきりなしに<切り返す>のは
餌を捕る為なんだろうか?
餌を捕らない時には
真っ直ぐに飛んだりするんだろうか?

そう思い眺めていたのだが
私の見ている限り
上空に昇ったりしても
相変わらず切り返しているみたいだ。
ひと目でツバメだと判る飛び方をする。

でもツバメは渡り鳥
遠くから飛んでくるのだから
長距離を飛び続ける能力がある。
渡りの時にはどんな飛び方をするのだろう?

効率を考えると
雁や鶴みたいに
隊列を組んで真っ直ぐに飛ぶ方が良さそうだが
ツバメも同じ様な飛び方で
<渡り>をするのだろうか?
でもツバメが隊列を組んで飛ぶ姿や画像を
見た記憶が無い。
毎年いつの間にか軒先を飛んでいる。

ツバメを眺めながらそんな事を考えていたら
ツバメと自分の様な単車乗りの姿が重なった。

自分の様な、がどの様なのを指しているのか
  判らないと思うけれど。単車乗りにも
     色々タイプがあるのよ。私の中では。)

!!あいつら
あの飛び方が楽しいからしているんじゃないか?
効率を考えたら
真っ直ぐに直線距離を飛ぶ方が
良いに決まっている。

あいつらは
効率なんて事を考えるよりも
飛ぶ事を楽しむような飛び方が
好きなんじゃないのかな?

ひらりひらりと
右に左に(上に下に)向きを変えて
飛ぶ事を楽しんでいる。
本当のところは
彼らに訊かなきゃ判らないけれど
楽しんでいる様に見えてきた

って事は
きっと渡りの時は
単独かごく少数で
目立たぬ様に一気に
真っ直ぐ飛んでいるんだろう。

だって
自分がそうだから。

何だか
急に
一方的に
ツバメがいとおしくなった。
(これが感情移入ってヤツだな。)

向こうはそんな事
知ったこっちゃないだろうけどさ。


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