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999 魂の東北2日間:7月2日 荒浜地区の、いま。

ライター:始末屋メーテル

Img_1799

これは、震災から既に4ヶ月弱経っての、現場だ。

仙台市若林区の荒浜地区。海水浴場として市民から愛されてきた場所だという。

倒木は全て、海岸道路沿いに隙間なく立っていた松並木が津波で折れて流されてきたものだそうだ。

Img_6510 言葉を失うメンバーのなか、わたしは、ああ、そうなのだ・・とさっきの女性陣の笑顔を重ねていた。

そう、ほんの20分ほど前に、箱塚桜団地で会ったあの笑顔、たくさんの積極的な声かけ、つくってほしいモノを考えてくださったみなさんは、サイズを測ってこの日を待っていてくださったみなさんは、この現状のなか、生きてきて、生きていくのだ。

この現状のなか、生きて、家族と笑って、時に共に泣いて、子供を育てていくのだ。

仙台市立荒浜小学校

迷うことも憂うことも、察することなど不可能なほどなのは間違いない。

それなのに、今度のわたしたちの動きを、喜んでくださった。

Img_2319 神奈川・東京・静岡から、モノをつくれるひとたちがきた、と、これを作ってもらおう、と、考えて待っていてくださった。

この現状のなか、毎日を生きていくこと。Img_2192
生き続けていくこと。

そこに小さな迷いも悩みもあれど、生きていく強さが必要だと、笑顔でいる強さが必要だと、女性はなおさらのこと、無意識に腹をくくり日常を大事にするのだろう。

そんな女性に癒され、小さな迷いを「そんなこと・・」と笑いながら護り、男性も生きていく活力が湧くのだろう。

自然には抗えず、でも、人間は支えあって愛しあって、生きていく。

懸案は山ほどある。

資金、実際の製作、製作範囲、輸送、設置、設置時期・・・そして、仮設住宅は1ヶ所ではない。

だが、もし、迷って動かないでいたら。

わからなかった現状を、目で耳で確かめて、モノづくりの中小町工場ならではの生の支援の形があることに気づかなかったわけだ。

迷って考えていいから、動いて正解。

むくむく沸いてきている各地の中小町工場の動き。
それがつながって、助け合って、モノをつくることで、仮設住宅の問題を、ひとつひとつは小さくても生の毎日の日常の問題を、解決できるのでは

各地の仲間達、一緒に、やろう。
思いっきり迷って、悩んで、考えて、動こうか。

・・・と、このあたりは、みどりかわ社長の発声を待つとしよう。

わたし自身は、書き終えても、

まだ、迷ったまま。

でも、自分への傷なら怖れることなく、動きは加速すると決めた。

いつか、また、ここでみなさんと再会できる日がくることを願いつつ・・・

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コメント

仙台に行くと聞いた時、正直何しに行くの?と、疑問になりました。でも、仮設住宅の生活で必要な物を作る。と聞いてなるほど‼と思いました。現実はみんなそれぞれに自分の生活が有って心では何かしたいと思っても動けないでいる。それを実際やろうとしている皆さんに感動してます。ほとんど毎日テレビで放送される被災地の様子。一向に進まないと思える復興。進まない復興なら伝えなくても良いのでは?とさえ感じる。(進まないからこそ伝えなければいけないのかも知れませんが…)そんな中で今回の皆さんの行動は多分実行されるだろうと期待しています。海まで続く果てしない風景を見る度にこみあげてくるものがあります。でも、生かされた以上生き続けなければいけない。亡くなった人の分まで強く‼何か出来る皆さんが素晴らしい。そう思います。思ったままを書いてしまいました。失礼が有りましたらご連絡下さい(>人<;)これからも頑張ってください‼

▲コメント投稿者: イズミ61 (Jul 5, 2011 10:21:06 PM)

こんにちわ
ブログを読んで、つくづく思う。ものをつくれるって素晴らしい、羨ましい。なぁんていうと「なにお気楽なこと言ってるんだ、子どもじゃあるまいし」といわれてしまうかもしれませんが。私はサービス業です。サービスという形にならないものを売ってお金を頂く稼業です。形になるものは何も作れない、人の作ったもののお世話になるばかりなのだと震災の時思いました。ものづくりのできるイケメンズが来てくれたら私なら嬉しいです。イケメン?もちろん!ものがつくれるというのは魅力だよ。
心配していても、応援していても、声に出さなければ相手には伝わらない。声をかけ、こちらにきてくれたら、なお嬉しい。迷っても迷いながら動くことに私は賛成です。製造業ではないのに、このブログを読むようになったのは、緑川さんが載った朝日新聞の記事を読んだからです。記事も面白かったけど、あの写真の楽しそうな笑顔が最高でした。それがここをのぞいたきっかけです。ものつくるのが好きなんだなぁと思いました。好きでやっている人には、誰もかなわない。異業種乱入ですが、これからも愛読させて頂きます。ブログ、いろんなライターさんの味があって楽しいです。思ったままに書けばよいと思います。賛成も反対も意見も、興味がなかったら最初から読まないし

▲コメント投稿者: あき (Jul 6, 2011 9:13:47 PM)

イズミ61さん
ホント、行く前までは「なにしに来たの?」と言われることを覚悟してた。
でもいざ着いたらすごい歓迎されて、最後は拍手だもの。
人って拍手をされると勘違いしちゃうね(笑)


あきさん
そう言ってもらえれると嬉しい。
こんだけライターが居る町工場ブログってのもアリでしょ。
意外と反対派も居るのだけど、聞いてたら普通のブログになっちゃうしね。
イケメンズは居ないけど(笑)

▲コメント投稿者: みどりかわ@ミナロ (Jul 7, 2011 3:00:47 PM)

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