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●想像を超える

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ

「そこには私の想像を超える風景が
 拡がっていた。あまりの惨状に言葉を失った。」

なんてな
一文を
どこかで見たことがあるようなないような
いろんなところで見かけそうなフレーズですね。

どこからか引用したわけではなく
いま私が考えて書いたフレーズですから
どこの誰の文章って事ではなく
ひとつの例文として挙げてみましたが
この手のフレーズに出会う度に
思うことがあります。

もしも
筆者がプロの物書きならば
このフレーズを使った時点で負け
プロ失格ですね。

<筆者の想像力の貧困さ>を指摘したい。

いままで現実に現れたことの無い風景だから
視覚的には全く初めての風景でしょう。

でも人間の想像力って
現実には見たことが無い風景でも
頭の中で組み立てる事が出来る。

その場に居るかのような臨場感を
感じることも可能だ。
映画なんかはCGで
現実にはない風景でも
可視化してくれる。
見たこと無い風景だって
スクリーンに映してくれるでしょ。

「想像を超える」ってことは
自分の想像力の限界を超える」ってこと。

本当に想像を遙かに超える事実なのか?

想像力が貧困ゆえに
想像が事実に追いつかないだけなのか?

どっちのケース?

「想像を超える」って確かに便利なフレーズ
「とにかくスゴイ」ってことだけは伝わる。
便利なだけに安直に使うのは避けたいですね。

想像力の貧困さって
危機管理の甘さに繋がっているんじゃ無いかと
思うんですよ。

危機管理って「最悪の事態」を
想定する事から始まる。
これ以上の事態は想像出来ないから「」悪。

なのに
想像出来る範囲が小っさくて狭いから
いとも簡単に現実が想像を超えてしまう

あっさりと「想定外」の出来事が起きてしまう。

「いやあ、まさかこんな事になるなんて
      全く想像してませんでした。ははっ。」

さんのいってこともあるが
「空が落ちてくる場面」を想像出来るって
有る意味スゴイと思う。

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