« August 2012 | トップページ | October 2012 »

●日本語は議論に向かない言語?

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ

「議論」とは互いの「論理」を戦わせて
論理的に正しい結論に近づくための方法なのだ
と私は思うのだが。

「日本語は議論に向いていない。」と誰かが云っていた。

「日本語とはどんな特徴がある言葉?」との問いに
良く云われる事のひとつが

「表現が細やかで多彩
  あるひとつの事柄を表現するのにも
     幾通りの単語があり語彙が豊富。」

なんてのがある。
どっかのCMで見た様な記憶があるのだが
「雨」に関する単語だけでも
「霧雨」「小雨」「時雨」「俄雨」「涙雨」など
何種類もある、ってな事を云っていた。

似たような例は幾らでも出てくるだろう。

また「敬語」という厄介なのがあるし
「男言葉」「女言葉」なんてのまである。

「単語」の種類だけでなく
お互いの立場、関係性で
使うコトバが
何通りもあったりする。

そう、日本語はとても複雑で「情緒的」なのだ。

裏返すと
日本語は「論理的」じゃないのである。

「情緒的」の対義語としては
「論理的」がふさわしいと思うが如何だろう?
正確なところは学者さんではないので判らないけれども。

日本語は「コトバ選びが大変」なのだ。

この辺りを指して
「日本語は議論に向いかない」と
云っているのではないだろうか?

勿論、「議論」ではなく
「説得」「交渉」では
「感情」という要素を取り入れる必要があるし
それがテクニックでもあるのだが
本来「議論」に於いては「感情」は不要なもの
あくまでロジカルに結論を導き出すのが目的だ。

日本語には二人称は幾つあるのだろうか?
「あなた」「きみ」「お前」「貴様」
「あんた」「てめぇ」「おめぇ」

私は日本人だし
外国語に詳しいわけではないが
英語なら「あなた」に対する単語は
”YOU”だけだろう
中国語でも
「ニイ」(漢字が出ない)と
「ニン」(尊敬の気持ちが込められている)
くらいしか無いそうだ。

どちらも
基本的にはコトバに男女の区別はない。
外国語にも
<男的な言い回し>や<女的な言い回し>など
立場や場面によっての
使い分けはあるだろうが
多分日本語ほどややこしくは無いだろう。

<語尾>だってたくさんある。
「~です。」「~だ。」「~でしょう。」「~だろ。」
「~ですか。」「~なの。」「~よ。」「~である。」
「~じゃん。」「~だぜぇ。」


 「お前の云うことはおかしい!なぜなら~、」

 『チョット待て、社長に向かって<お前>とはなんだっ!けしからん!』

なんて事になって
一度「感情的」になってしまうと
もう
冷静に「議論」する事なんて出来なくなる。
本来の「議論」とは全く関係のないことで「議論」が止まってしまう。
本筋を見失うのである。

そんなことにならないように気を付けながら
コトバを選んだり、言い回しを考えながら
「議論」をしなければならないのが日本語である。


なっ、日本語ってめんどくせぇ、って
おめぇもおもうだろ?

| | コメント (5) | トラックバック (0)

【お知らせ】ナッちゃんフィギア

ミナロの記念撮影でおなじみのナッちゃんフィギアは、埼玉県立歴史と民俗の博物館に嫁入り中です。

平成24年10月6日(土)~11月18日(日)に行われる、特別展「職人のわざとカタ -商品の誕生-」でお披露目です。

10月28日(日)には、たなか じゅんさんの講演もあります。

ナッちゃんの胸を触りたい、いや、写真を撮りたいかたは埼玉県立歴史と民俗の博物館へどうぞ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【掲載】MONOist

ITmedia MONOist に掲載されました。

中小企業経営者・技術者たちの熱い夏

中小企業が、目立って集まって、国を動かす!
長野県内の中小企業に在籍する3次元CADを操る設計者が集うコミュニティー「SWCN」のイベントに、製造業社長ブロガーであるミナロの緑川賢司氏が登場! いま話題の全日本製造業コマ大戦についても語った。

続きを読む
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1209/21/news018.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

●「メッセージ」

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ


”Godspeed you.”

「あなたに幸運がありますように。」

良いコトバがないものか?

なんのことやら?ですが。

何か良いコトバはないものか?

文章の最後や
会話の最後のシメのひと言に
使える丁度良いコトバを探している。
いや
別にシメのコトバで無くても
挨拶代わりに使えるひと言でもいいのだが。

たとえば

”God bless you.”
[「神の祝福がありますように。」

とかって最後にひと言
添えるとなんかカッコよくない?
くしゃみした人にも云うけれど。


私はクリスチャンでは無いので
使いませんがね。

私が探しているのは
「モノづくり」業界で使うコトバ。

仕事の打合せの最後に
「よい品物が出来ますように。」
という気持ちを込めて
お互いに握手をしながら
「じゃあ、ホニャララ。」「ええ、ホニャララ。」

メールの最後に
良い品物を期待して
ホニャララでシメる。

「よい品物が出来ますように。」でも
構わないんだけど
そのまんまだし
なんか面白くないもんね。

「モノづくりの女神さまに愛されて。」
なんてのは長いし
う~~~~~~~~~~ん、いまいちかな。

なんかないかなぁ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

九州大阪珍道中

20120921_01


九州と大阪で出会った人々が魅力満載だった話です。

9月17日(月) 台風のさなか九州へと飛び立ったが。。。

果たして福岡空港に降りられるのだろうか?
JALのサイトには、天候により行き先が変更、または羽田まで引き返す場合がある、と書いてあった。

そんな理由で九州に行けるかどうか、いつ着くのかどうかが判らなかったため、全くのノープランで挑むしかなかった。


今回九州上陸の目的は、コマ大戦九州・沖縄予選博多場所の参加チームを集めること、ミナログ発足以来ネットで繋がっていた人達と、リアルに対面するためだ。

コマ大戦博多場所は日程会場は決まっているのに正式にエントリーが1チームだけ。。。

なんとか参加チームを集めなければと、心技隊メンバーで大分出身のケイテック栗山さんに同行してもらい、九州在住のネット仲間へ会いに向かった。


羽田を飛びたった飛行機は意外と順調に福岡空港上空まで来た。

しかし、台風の影響で近隣の空港に降りられない飛行機が福岡空港に回ってきているようで、滑走路が渋滞していると。

20~30分ほど上空で待機させられた後、着陸態勢にはいる。
さっきまでと違って結構揺れる。

ワイヤーの切れたエレベーターに乗っている感覚が数回あったが無事30分遅れで着陸した。

荷物を受け取り空港の外へ出てみると、風がビュービュー吹いている。

こんな強風の中で着陸したのか~!!とびっくり、同時に機長に感謝した。



もうひとつびっくり、ノープランだったにもかかわらず、空港にはお迎えが来ていたのだ。

Dsc_0049

株式会社マルミツテクノ の 花園 智康 さんだ。


栗山さんが飛ぶ前にメッセージしておいたらしく、忙しい中わざわざ出迎えに来てくれた。


手にしているのは、溶接、接着無しで作った、枠の中に球がある不思議な作品。
加工方法を聞けば目から鱗だ。


工場にはでかい5軸加工機があり、難削材加工、試作加工、加工研究をしている。


花園さんが以前、マシニングセンターを使った表面硬化法を論文に書いたため、それを採用したい企業からあずかった実験待ちの材料もあった。


工場見学ののち、昼飯にとんこつラーメンをご馳走になり、博多駅まで送ってもらった。


花園さんありがとう!



続いて博多駅で迎えてくれたのが、 ホリタシステム有限会社 の 堀田 正彦 さん。

こちらもアポ無しメッセージで懇願。


堀田さんと知り合ったきっかけは約10年前、堀田さんの書く、「鍛冶屋の息子の敗者復活戦」というメルマガの出会いから。
もう伝説と言ってもいいほどの歴史だ。

その頃はミナロも真似してメルマガを発行していた。

同名の楽天ブログ「鍛冶屋の息子の敗者復活戦」はいまでも更新されている。

本職は電気機械器具製造業で制御盤製作工事をされているので、コマ大戦には関われそうにないなぁと言いながら、昔話に花が咲く。


そして一緒に向かった先は、原 剛史 さんのショップ兼工房 セブンドリームス

Dsc_0051


左から、原さん堀田さん栗山さん。

原さんも同じく古くからのブログ繋がりだ。
福岡で自社ブランドのジュエリーショップを経営されていることから、モノづくり系のブロガーとして交流があった。
しかし会うのはこれが初めて。

見せていただいた工房にはジュエリーを加工するための卓上旋盤やら工具やらが所狭しと並んでいる。
モノづくり大好きな人にはたまらない工房だ。

そこで指輪彫刻機なるものを初めて見た。
それを使い、指輪を購入した人が自ら名入れをするサービスがウケていたんだとか。

ほんの少しでも自分でカスタマイズ出来る喜びが味わえるからだろう。

残念ながら今は、素人が手を出すと時間がかかりすぎるため(笑)やっていない。


と、そこへ原さんの奧さんが帰ってきた。

この奧さんがまたただ者じゃない!
誕生宝石学を使い人生を数値化、その人にあった生き方を導くという術の持ち主。

初対面のガテン系モノづくり経営者に対し、しゃべるしゃべる。。。
最後はみなすっかり奧さんのとりこになってました。

そんな奧さんのブログはこちら、人と石の出逢いをプロデュース 

職人の旦那と営業の奧さんと、原夫妻は良いコンビだわ~


次に目指すは久留米の工場。

知る人ぞ知るナッちゃん東京編のモデルとなった工場、フラターテックへ。

Dsc_0053

池上 晃さんは、今はワケあって外に勤めているのだが、自宅工場に秘密基地を持っている(笑)

この写真の後ろに写っているのが、その秘密基地たる理由。
個人でこれだけの電気部品持ってる人はそうはいない。
電気専門の堀田さんも驚いていた程だ。


そんな池上さんは、3年ほど前にミナロに来てもらった事がある。
さらにもっと前には、世にブログが登場した当時、フラ風呂とミナログで製造業ブログのハシリをやって来た。

まだブログ知らない製造業仲間にすすめたり、学研「最新人気ブログランキング200」で共に受賞したりと、自分で言うのもナンだけど、結構町工場の情報発信について貢献してきた。


ナッちゃん仕事という言葉を流行らした池上さんが、またフラターテックで仕事を始めるのが楽しみだ。



そして次に向かったのは、栗山さんの実家がある大分県日田市。

Dsc_0055

そこにはすでに、エイチ・エス・ケー の 丸山 浩二さんと、 株式会社陽和 の 福田 勝さんが待っていた。

左から、丸山さん池上さん福田さん栗山さん。

ここでは今回の主たる目的である、全日本製造業コマ大戦九州・沖縄予選 博多場所の打合せだ。

参加チームがぜんぜん集まらず、開催が危ぶまれる。
もはや九州の人々に直接会ってすがるしかないというワケでやって来た。

いや来て頂いたと言った方が正しいか。
だって福岡と大分の中間地点の日田市に来るのだってそれぞれ一時間以上掛かるのだから。。。
九州広すぎ。

各人に経緯と状況を話し、コマ大戦九州・沖縄予選をなんとか成功させましょうと意思統一できた。


ミーティング終わって、晩ご飯は栗山家のご馳走。
どれもおいしいが、特に日田梨のうまさはクセになる。
うまいものを食べながら色々と話せた。

夜には栗山さんの同級生がやっているイタリア料理の店へと栗山さんの弟も合流して出かけた。


9月18日(火) 明けて翌日、すっかり台風の影響も無くなっていた。

朝、栗山さんの思いつきで、母校である大分県立日田林工高等学校に行く事になる。
そこで高校の先生にコマ大戦のPRをしようと考えたのだ。

アポなしで校内へ侵入。
授業中の先生をとっつかまえて、職員室の場所を聞く。
これまた授業中だった主任先生を呼び出してコマ大戦の告知をした。

すると、その主任先生がなんとコマ大戦を知っていたのだ!
NHK「サキどり」を観ていて、これは面白いと思っていたと。
それなら話は早い。

大戦は平日で期日も近いのでこの場では決められないが、前向きに協議にかけると言ってくれた。

栗山さんは母校にケイテックのスタッフ候補が沢山いるのがうれしそうだった。

ぜひ東北予選のときの様に、関係者の母校から参加して欲しいぞ。


ここからは栗山さんとは別行動となるので、日田駅のバスターミナルまで送ってもらいながら、昨日今日とすべてが順調すぎて気持ち悪いわ!としゃべっていた。 

その後になにが起こるかも知らないで。。。


Dsc_0056

バス移動中に撮った福岡マリンメッセ。


今回は日刊工業新聞社さんのお陰で、コマ大戦九州・沖縄予選 博多場所が福岡マリンメッセで開催出来る。

まずは会場を下見して、中州にある西部支社で打合せ。
イベントブースの設備品、設営もすべてお任せできる安心感はなによりも心強い。

大変お世話になります。


そろそろ帰社を考えないといけない時間となってきた。


487455_411388582255675_1042467936_n


帰りは飛行機にしようか新幹線にしようか迷ったが、強風だった昨日のこともあるし、てつだし、新幹線に決定!ということで博多駅に向かった。


のぞみ50号、21時過ぎに新横浜着か~ 会社には顔出せるかな~ なんて思いながら乗り込んだ。。。




車内の電光掲示板に赤い文字で、岐阜羽島が大雨で運行に支障が出てると流れてる。

状況によって行き先の変更になる列車があります、と書いてある。 あれ昨日も見たぞ、でも何事もなかったし、この列車も大丈夫~ なんてタカをくくってウトウトしてた。

岡山だったか新神戸だったか、停車中にトイレに行った時にホームから聞こえるアナウンスが、この列車は新大阪行きですとか言っている。

あん?

東京行きに乗ったはずなのにまさか。。。

しばらく走ってから車内アナウンスでも、行き先が変更になりました、この列車は新大阪までとなります、とあわただしく言っている。。。

ありゃりゃ~ ここまで超がつくほど順調だった九州行脚でまさかの一回休みか~


新大阪で強制下車される、新幹線ホームは人人人でいっぱい。
アナウンスでは復旧の見込みは無いと言っている。

ダメならダメで次の行動を素早く決めるのが、みどりかわ流だ(笑)

早速駅を出て、宿泊先を決め、近くに居る人をfacebookで呼んでみた。


「新大阪で強制下車だと。。。近くにだれかおらへん?」


225797_361305500614989_2009362836_n


と集まってくれたのがこの方達!

左手前が、3年前に24歳という若さで町工場で起業した 
東大阪技研 の 的場一馬 くん。

奥が、何かと最近よく一緒になりお世話かけてる 
株式会社鈴木製作所 の 鈴木 健史 さん。

右手前が、のぞみ50号を念力で新大阪で止め、みどりかわの素通りを阻んだ(笑) 
コラボレックス株式会社 の 岸野 浩通さん。

その奥が、ミナロ10周年祭の社史DVDを制作してくれた 
アストロサーブ株式会社 の 奥谷 茂 さんだ。


なにこれ(笑)


なにやってんのみんな?(笑)


トラブルがきっかけで急遽集まってくれたみんなと、日付が変わるまで話し、良いことも沢山聞けた。
思いがけずトラブルがまさかこんな有意義な時間になるとは。


結局は2泊3日になってしまった九州大阪行脚では、ほとんどアポ無しでここまで人に会えてお世話になって、沢山のことが進んで、トラブルがトラブルじゃなくなって、また会いたいと思う仲間が出来て、もうなんて御礼を言っていいか判らないほどうれしいわ。


こういう前向きで判断早くて義理人情にあつい人々の繋がりで世の中なりたっていくんだとおもう。
それがもっと強くて太ければ、世間を変える力になるとおもう。


お世話になったみなさん、留守を守ったミナロスタッフも、みんなありがとう!


人気ブログランキングへ
このブログは「製造業ブログランキング」に参加しています、
面白いと思ったらクリックお願いします。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

【放映】NHKサキどり

20120916_01
9月16日(日)のNHK総合のサキどりで全日本製造業コマ大戦が取り上げられた。

この番組の平均視聴率は8%。
てことは最大約800万人にコマ大戦を見てもらう事が出来たのだ。
(この回が放送史上最高視聴率を達成した模様)

早速いろいろな効果が起きているようだ。

プラモール精工さんの変形ゴマを、ハイスピードカメラでとらえた映像が流れたときの、2ch実況スレの盛り上がりはすごかったw
土俵の上にはプラモール精工さんの商品名「ガストール」がず~っと映っていたし。
対戦は1回戦負けだっただか、宣伝広告費に換算したら「数万円のじゃ安い」と社長自ら言っていた。


実は放送前日に、NHKのプロデューサーに謝られたことがある。

丸一日かけて取材したミナロとみどりかわさんの映像は使えなくなりましたと。

理由はコマ大戦に参加する人をクローズアップしたいから。
視聴者にはそのほうがウケがよいという上司の判断だ。

しかし、プロデューサーのSさんは放送が終わってからもまた電話くれて、「みどりかわさんから聞いたコマ大戦の目的である、製造業を盛り上げるにはこの構成が一番だと思ったんです」と。
そして熱っぽく、「これからも私にコマ大戦を取材させてください、NHKじゃなくて私に撮らせてください」って。

それを聞いたときに製造と報道の現場が繋がったおもいがした。


それで良いんです。それを望んでいるんです。
いくらコマ大戦の発起人だとしても、特別扱いは要らぬ感情を招く。

コマ大戦の目的である、
日本製造業に活気を与え、経済的成長を目指します。
製造業者達のモチベーション向上、学生及び子供達の製造業への就職、 参加者の情報発信力の増強、日本国内及び世界への技術アピール、 BtoC の販路確立、市場の創造と拡大。

を参加者みんながやるんだ!というおもいがちゃんと伝わっていたのがうれしいのさ。


地味~だけど、熱い思いと希望が詰まっているコマ大戦。

製造も報道も観客もすべての方々へ、これからもよりいっそうよろしくお願いいたします!


公式サイトにも履歴が載っています。 NHKサキどり


人気ブログランキングへ
このブログは「製造業ブログランキング」に参加しています、
面白いと思ったらクリックお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

●言語と思考と

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ


何か物事を考えるって時には

コトバが無いとそれが出来ない。

「ひらめき」って奴は言語ではなく、視覚なんかからやって来たりするけどやっぱりコトバに置き換えないと理解出来ない。言語ってのが無いと思考が出来ないものなのか、コトバを使わないで物事を考えるのって可能かと考え、そしてそれを他人に伝えるのには言語を使うけれど他の伝え方、たとえば絵とかを用いる事が可能なのか?でも結局は共通の経験があってこそ、絵でもジェスチャーでも通じる訳で、やはり概念は言語化されて記憶している。しかし受け取る他人は言語に翻訳して理解しようとするだろうからやはり言語無しにはコミュニケーションは成立し得ないのか、などと考えてみるがコミュニケーションは言語のみで行われる事は無いので成立すると考えられなくもないが結局の所は言語を用いて理解をするのが判ると云う事ならば、言語の役割は外せない。コトバにしないと何ひとつできやしない気がするけどどうなのか?論理的にって云うコトバは言語を使うことが前提になっているわけでコトバに出来なかったり、論理的に文章が組み立てられないのは結局は思考が出来ていないのと同じ意味なのかっていうのは果たして正しい事なのかそれともアウトプットの問題であって他人に伝える語彙が不足しているから、であって伝わらないのか否か。伝える語彙が不足しているって事は思考に用いる語彙も不足しているって事だから、だからやはり思考が足りないのか。1万語で思考する場合と10語で思考する場合ではでは内容に差が出るのか、はたまた、言語以外の思考方法を用いているのか?ではそれは何なのか?は相手の頭の中に入ってみないと自分には理解できないだろう。論理的な文章は論理的な思考から生まれるが論理的な思考からは必ずしも論理的な文章が生まれるとは限らないのか。そもそも他人に伝えられない思考は思考と呼べるのであろうか?言語を用いない人類は存在出来るのか、いや、言語を用いたからこそ人類に成ったのだろう。悟りを得てもそれを他人に伝えることが出来なければ、アウトプット出来なければ当人だけで完結してしまう。それもまた良しとするなら完全な自己満足であり他人を必要としない人生を送ってヒトと云えるのか疑問が残る。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【お知らせ】TV放送

20120911_nhk_2

以下のスケジュールで、コマ大戦に関する放送があります。

9月16日(日) NHK総合 サキどり 8:25~8:57
 http://www.nhk.or.jp/sakidori/

9月22日(土) BS11 山口義行の中小企業新聞 15:00~16:00
 http://www.bs11.jp/news/1821/

9月25日(火) J:COM 夕なび 湘南~横浜 17:00~
 http://blog.zaq.ne.jp/yunavihtwe/


全日本製造業コマ大戦とはなんぞや?という方は、是非ご覧ください!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

●ブタもおだてりゃ…

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ

「ブタもおだてりゃ木に登る。」

なんだかブタを見下しているのが
ブタに親近感を感じてる私には
気に入らないのだが
此処で云うブタは
あくまで象徴としてのブタであって
ブタの事を指しているのでは無いって事で。

そりゃあ、
ブタだって
木ぐらいは登れるかも知れません。
木は地べたから生えてるんだからさ。
ネコみたいに上手には登れないでしょうが
ブタにだって頑張れば出来そうだ

でね
頑張って、頑張って
やっと木に登れたとするじゃない。
低い枝の上とかだとしても。

すると
今度は「空を飛べる」とか
自分から云いだしちゃうんですよ。
ブタがいきなり。

「木に登れたんだからブタだって空を飛べるはずだ!」とか
無責任に煽る奴が現れたりして。

ブタは図に乗ってしまう

それは根本的に無理なの。
いくらおだてたって、死ぬほど頑張ったって
空は飛べないの。
ブタは飛べるようには出来ていないの
地面を歩くのが本来のブタなんだから。
「思いの外身軽なブタ」にはなれても
「空飛ぶブタ」にはなれないのよ。

でもねそこら辺が判らないのだな
ブタには。

ブタだからね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)