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●「好奇心」はどこから?

ライター:ダース=トリオムーン@ミナロ


「これは何ccですか?」

うしろから突然甲高い声が聞こえた。

私が大学の二回生の時である。

学校の駐輪場に
駐めた愛車のXS650Special
脇にしゃがんでエンジン辺りを
覗き込んでいたら
声を掛けられた。

振り向くとそこには
スーツを着た
私よりも背の高い
やけに姿勢の良い
おじいちゃんが立っていた。

「おれ、この人の事知ってる。」

日本の工業デザイナーの草分けで
ヨタハチの元になった車
デザインした人。
ジャガーのオーナーズクラブの会長で
日本クラッシックカー協会の会長もしていたはずだ。
先輩から聞いて知っていた。
スゴイ人なんだ。

そして三回生になれば
自分の専攻の先生だから
私はこの人の授業を受ける事になる。

佐藤章蔵先生だ。

勿論その時先生は
私が何者であるかなど知るハズもなく
ただ私のオートバイに興味を持ち
その持ち主に
話し掛けただけなのだ。

私は自分の正体を明かすこともなく
たまたま声を掛けられた学生として
しばしオートバイについて立ち話をした。
慌てなくても半年後くらいには
先生の授業を受けることになる。
それから色々と話を聞けばよいのだから。

来年が楽しみだ。

ところが


それから数ヶ月後に
先生は亡くなってしまったのである。

当時先生は既に90歳を超えていた。
眼も悪くなされていた様子だった。
亡くなった時の事は詳しくは知らないのだが
天寿を全うされたといっても構わないと思う。


授業を受ける、話を聞くチャンスは永遠に失われた。

しかし
直接授業を受ける事は叶わなかったが
ほんの短い時間の立ち話で
先生からは
すごく大切な事を教わった気がする。

「いつまでも好奇心を失うな。」

90歳を過ぎてなお
自分の知らないオートバイを見かければ
その排気量が気になる。
気になれば
自分から声を掛けてその話に耳を傾ける。

失礼な云い方を承知で云えば
「もうじき死んでしまうのに
  今更そんなことを知ってなんになる。」
である。

幾つになっても
「知りたがり」であり続けるのって
自分で意識して出来る事なんだろうか?

「好奇心を持つこと」と
「好奇心を持とうと考えること」は違う。

「意欲」は自分でコントロール出来るのだろうか。

「好奇心」だけは枯れない様に生きたいもんだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんか終盤
文章に対して集中力が切れてしまった。
「意欲」が失われて
なんか適当になってしまった。
まだまだだな~、わたしって。

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