酸化と錆

材料化学のお勉強から覚え書き。

酸化と錆
一般的な金属は錆びる。
この錆びるという現象を「酸化」と言う。

「酸化」の反対語は「還元」。

主に鉄などを鉱石より抽出する場合、人工的に「還元」されて材料となる。

つまり、一般的な金属は自然界では「酸化」された状態が最も安定しているため、人工的に「還元」された物は「酸化」された状態に戻ろうとする。


酸化還元反応
酸化とは物質が電子を放出する反応、
還元とは物質が電子を受け取る反応。

酸化と還元は常に同時に起こる。

酸化還元反応が起きやすい順に並べた尺度を「イオン化傾向」と言う。


イオン化傾向
(代表的な元素、下に行くほどイオン化しにくい)
リチウム (Li)
カルシウム (Ca)
ナトリウム (Na)
マグネシウム (Mg)
アルミニウム (Al)
亜鉛 (Zn)
鉄 (Fe)
鉛 (Pb)
銅 (Cu)     ↑卑金属
銀 (Ag)     ↓貴金属
白金 (Pt)
金 (Au)

銀より下は大気中で酸化還元反応が起きない。
つまり錆びない。

これらの金属を「貴金属」と呼ぶ。

反対に大気中で酸化還元反応する物を「卑金属」と呼ぶ。


と言うふうに理解したが、どなたか間違ってたら教えてください。
人気ブログランキングへ

| | コメント (3) | トラックバック (0)

テレポーテーションに成功

またDr浜田の興味深い記事を頂いた。
今度はテレポーテーションの実験に成功、実用化のメドがついた と言うのだ。


○人気ブログランキング。

概要



SF映画でおなじみのテレポーテーション(瞬間移動)に実用化のメドがたってきた。
オーストラリア国立大学の研究チームが2004年5月「量子物理学における奇跡」といわれるレーザー光線を駆使したテレポーテーションに成功したと大々的に発表したのである。

量子レベルでの物質の特性を把握することで。別の場所に同じ特性の物質を三次元で再生するという理論がベースになっている。

今のところ瞬間移動の実験に成功したのは「物質に関する情報」の段階にとどまっているが、人間の瞬間移動について聞かれたオーストラリアのラム博士は「人間の身体は数百兆の原子で構成されている。これを逐一解析し、同じ特性のものを再構築するのは容易ではない。結論として、人の瞬間移動はまだまだ先」と答えている。
この言葉の裏を返せば、将来的には決して不可能ではないということ。

量子テレポーテーションがすごいのは、情報にせよ物質にせよ、出発地点と到着地点の空間を移動することなく、瞬時に到着地点に現れるということにある。電子、イオン、原子などの量子粒子がまったく同じ特性を持っていれば、それは本質的に同じものといえる。

IBMのチャールズ・ベネット研究員は「テレポーテーション装置はファックスのようなものになる。違いは二次元の文章だけではなく三次元の物体も転送できることだ。しかもほぼそっりくという代物ではなく完全に同じコピーができあがるのである。ただ、元の物体はスキャンする過程で壊してしまうことになるだろう」という。


いかがだろう。
今はまだ量子レベルの話だが将来人間サイズの瞬間移動が可能となったら、どれだけ生活が変わるのか想像するだけでも大変だ。

日常のことであれば、通勤通学の混雑、渋滞に巻き込まれなくてすむようになり、宇宙スケールの事であれば、130億光年先の宇宙の果てが見られるかもしれない。

確実にその時は近づいている。

↓クリックして下さい励みになります。


| | コメント (3) | トラックバック (1)

タイムマシンが売っていた?

先日の記事タイムトラベラー逮捕!?が2chでもスレッドが立つほどよく読まれているので続編を書いてみる。

○人気ブログランキング。

前回、タイムマシンで2256年からやって来たアンドリュー・カールシンの記事を紹介したが、その記事には他の興味深い話も載っている、それはなんと4年前に日本でタイムマシンが売られていたというのだ

概略



4年前に日本で「タイムマシン騒動」があった。
当時流行始めたネットオークションに「タイムマシン」が出展されていたのである。
最初は誰も相手にしなかったが、興味本位の問い合わせに発明者が真面目に対応し、性能、価格、体験談などが紹介され、じわじわと噂が広がり最終的には「100兆円」もの値が付いた。
結局はサイト運営者の判断で「出展取り消し」となり今では「幻のタイムマシン」と呼ばれている。

出展した日本人の発明者は「過去や未来に7回行ってみた。移動時間は数十秒のはずだが、肉体的には3年間もじっと動けぬまま固定された感覚だ」と言っていた。

世界初のタイムマシンは日本で発明されていたのか、にわかに信じがたいが期待したい気持ちもある。



この記事を書かれたのは Dr浜田(浜田和幸)教授。
きっと物理、科学、SFが大好きな方だろう、本気で考えて、あり得ないけれども否定も出来ないと思ったに違いない、是非一度会って話をさせて頂きたいと思う。


そして、この記事の元となった当時のオークションサイトのログが残っていた。
そこには商品の情報、入札履歴、Q&Aが見られる、下記はそのQ&Aの一部だ。

【質問】
マシンごと時間軸移動を行なうのですか。それとも搭乗者だけですか。時間軸移動後、出現位置で異物や大気との原子核衝突を起こす心配はありませんか。
【答え】
移行はマシンごと行われます。マシンの作動原理などはここでは公表できません。今まで大きな事故はありません。


さらにこちらがTakashi's world管理人のやぢまんさんのサイトにあるタイムマシン(本物)がオークションに出されたときのモノ。

商品の情報 入札履歴 Q&A

Takashi's worldのやぢまんさんから快くリンクの許可をいただけた事に感謝します。


はたして、ワームホールを使ったタイムマシン、理論では可能となったが、現実に乗れる日は来るのだろうか。

過去へのタイムトラベルをしてみませんか?さらに続編過去へ行ってみた


  ←よかったらクリックしていって下さい、励みになります。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

タイムトラベラー逮捕!?

興味深いメールをいただいた、タイムトラベラーが逮捕されたというのだ。

○人気ブログランキング。

いただいた記事には、「ウィークリー・ワールド・ニュースの報道によると、ニューヨークの証券取引所がタイムトラベラーを逮捕した」と書いてある。

概略


その男の名はアンドリュー・カールシン44歳、容疑はインサイダー取引だ、 彼が買った株は例外なく異常な値上がりを示したからだ。

ところが、彼曰く「私はタイムマシンに乗って2256年からやってきた。2003年にどんなことが起こるかは歴史で知っていた。どの企業とどの企業が合併するのか、どんな新商品や技術が開発されるのかをすべて調べてきた。株式市場が大きく揺れる年なので、底値で買い取れば大儲けできることが分かっていた」と、取り調べにあたった側も狐につままれた様子だったが、現に126回の株取引は未来が読めなければ出来ない仕業だ。

さらに彼は「そんなに信じられないなら、ウサマ・ビンラディンの潜伏場所、AIDSの治療方法、2004年の大統領選挙の結果を教える」と司法取引を持ち出している。

そしてタイムマシンの隠し場所は「儲けた金と身の安全を保障してくれない限り明らかに出来ない」そうだ。


いかがだろうタイムマシンとタイムトラベラー。
本当にあって欲しい気持ちはあるが、未来から現在にきてやることが株取引とはあまりにも夢が無い。ドラえもんに怒られそうだ。


続編「タイムマシンが売っていた?」こちらから。

| | コメント (2) | トラックバック (2)

技術者と科学者

みどりかわが目指すモノはなにか?
技術者+科学者=経営者 かな。

7/23(金)
前日に続いて、コンソーシアムの専門部会が合った、
こちらは聞き手として参加した。

本題は「磁石」についてだ。
なかなか磁石の世界も奥が深い、そして製造法には日本人の功績があってこその技術らしい。昔の技術者はすごい。


そして懇親会へ
講師の中村先生を囲んでの焼き肉となった。

みどりかわの周りには、少なく見積もっても20歳は年が離れていると思われる大先輩ばかり、頑固じじぃ(失礼)ばっかりだ、言ってることはものすごく固い、言葉の端々に威厳がある。

ミナロ以前のみどりかわだったら、近寄るのもイヤだった。

だが今は経営者、しかも、この先輩方はそれぞれ経営者でありながら、技術者だ、しかも科学と物理を知らなければならない技術だ。
みどりかわの目標とするところに居る人たちだ。


そしてその日、自分でも驚いたのは、その中で平然と会話をし、質問をし、冗談を言っている事だ。20歳以上も下の若造を一人の技術者または経営者として対等に扱ってくれている大先輩達が居る事だ。

なにがそうさせるのかはよくわからない。
酒が入っているせいもあるだろう、若手と話す機会が少ないせいもあるだろう、だが、みどりかわが2年前より成長し、それなりの影響力を身につけてきたのではないかと期待している。

頑固じじぃ(再び失礼)達と話して、こんなに楽しい思いをしたのは初めてだ。


記事がおもしろかったらココをクリックしてください。→人気blogランキング

| | コメント (0) | トラックバック (0)